カテゴリ記事リスト

2007年06月13日

2007年5月アクセス解析(SeeSaa版)

 久しぶりに、このブログのアクセス解析ランキングを公開します。

 いったい前回はいつだっただろうかと調べてみたら、なんと昨年2006年8月分のアクセス解析でした。いくらなんでもそんなじゃないだろうと思ったのですが、気をゆるめると日常の悪魔に飲み込まれてしまいます。とはいえ、この企画はたんなる自己満足みたいなものだし、毎月紹介したところでランキングに大きな変動があるわけではない。しかも公開したことによってランキング上位の記事にさらにアクセスが集中して、順位が不動になってしまう可能性もあります。いっそわりきって半年程度間隔をあけて紹介した方が、自分にとっても読者にとっても面白い内容になりそうです。なによりランキングが入れ替わらないと、コメントする内容がなくなってしまいます。

 ではランキングの紹介に入りますが、今回からブログ内部(SeeSaa)で用意されたアクセス解析の集計結果に戻します。詳しくは末尾に挙げた参考記事に書いてありますが、要するに携帯やRSSリーダーからのアクセスは、Access Analyzerのような外部ツールではカウント対象外だからです。しかし、再び内部ツールのカウンターの脆弱さを取り沙汰しなければならないかもしれません。それはランキングのところでコメントします。

1 心の積ん読リスト追加(2006年4月)
2 笹塚日記 目黒考二
3 2006年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」
4 日本語は天才である 柳瀬尚紀
5 真鶴 川上弘美
6 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
7 電車にハマる我が子はテツになるのか?
8 セブンイレブンのバリスターズ・カフェ
9 「シューティング・スター」「ペイバック」(1999年5月24日(日))
10 会社最寄り駅前の古本屋さん
11 読書感想文「夏目漱石 こころ」
12 リュはルパンのリュ 〜翻訳を読むということ〜(その3)
13 あわや大惨事!
14 『ナツイチ2005』VS.『ナツイチ2006』

1 心の積ん読リスト追加(2006年4月)
 「心の積ん読」とは要するに書店やテレビ・雑誌などで見つけた〈読みたい本〉のリストだ。買うに買えないので、心に積んでおくのだ。記事がやたらと古いのは、携帯にそのつど本のタイトルをメモっても記事に吐き出す機会がなかなかないからだ。

 それにしても、いきなりこの記事が1位になっている理由がどうしてもわからなかった。ちょっと前からこの記事にアクセスが集中する。なぜだろう。取り立てて気のきいた本を紹介しているわけじゃないのになぁ。と思ったらようやく分かりました。どこかのアダルトサイトが毎日のようにアタックをかけているみたいです。〈リンク別〉のカウンターにURLの履歴が残っていました。考えるにトラック元がたどれないトラップバックを繰り返し実行しようとしたのではないかと思います。

 さいわいSeeSaaのスパムフィルタ機能が強化されたので、たどれないトラックバックは拒否できます。ただアクセス解析のカウントから除外できないのはちょっと困り者です。これが続くようなら、また外部ツールを採用するかもしれません。とりあえずは、この記事自体を次回からランキング対象外にします。

2 笹塚日記 目黒考二
 おお!我が愛する〈笹塚日記〉が、本のタイトルとしては実質1位だ。記事にした当初はそれほど目立った反応がないので少しさびしい気がしたのだが、やっぱり隠れファンは大勢いるんだな。安心したよ。4冊出版されて近頃完結したので、ぜひぜひ完読したいシリーズだ。

3 2006年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」
14 『ナツイチ2005』VS.『ナツイチ2006』
 フライングのような気もしますが、本好きのみなさんは待ちきれず〈夏の文庫キャンペーン〉を話題にしはじめたようですね。内容よりもイメージキャラクターは誰なのかとか、ノベルティは何を貰えるのかという予想かもしれません。特にナツイチは蒼井優が引き続き登場するのか代わるのか、僕も関心があります。だってそれってナツイチのコンセプトが、また代わるって事かもしれないでしょ。興味津々です。

4 日本語は天才である 柳瀬尚紀
 「日本語は天才である」なんて臆面もなく言えるのは、よっぽどの恥知らずか、本当に日本語の闇と光を見てきたか、いずれかに違いない。もちろん著者・柳瀬尚紀さんが後者であることは言うまでもない。確かに読者を挑発するタイトルである。しかし、日本語が〈天才〉であり〈悪魔〉でもあることを十分に知りつつも、あえてこう言い放つ著者の言葉に、「それでも地球は回っている」とつぶやいたガリレオと共通する孤高の才能を読み取るべきだろう。

5 真鶴 川上弘美
 「センセイの鞄」「古道具中野商店」などのほんわか路線を読んできたので、少し川上弘美という作家を甘くみてたかもしれない。そもそもがあの「神様」を書いた川上弘美だったという事を忘れていたんだな、僕は。現実が異界とつながっていて、それがなんの違和感もない作品が川上弘美の原点だったわけだ。僕はもうちょっと彼女の作品にディープな部分にはまりこんでみたくなった。

6 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
 現実を直視する事は往々にして辛いものだ。特に〈純愛〉などとみかけだけ美しいラッピングにくるまれた現実は、小説やドラマで見かける脳天気な主人公たちの〈無償の愛〉などではなく、お互いのエゴを時にむきだしにする〈醜く残酷な愛〉で充満している。この本は純愛ブームに引き寄せられた脳天気な読者が涙して読む本ではない。そう読んだ読者が多かったとしても、それは何かの間違いだ。この本を読んだ後では〈純愛〉という言葉は永遠に葬り去られたのだと感じる事が、この本の正しい読み方だと思う。

7 電車にハマる我が子はテツになるのか?
 「笹塚日記」にならって、我が〈電車でカフェ気分〉も「立川南口日記」として生まれ変わろうと思う。読書ジャンキーとしては、相も変わらず行き帰りの電車の中で珈琲をかたわらにして読書三昧する日々は続ける所存だ。しかし〈通勤〉〈図書館〉〈立川〉とキーワードをもうけて日常を切り分けても、カテゴリ分けされない日常のあれやこれやは手元に残ってしまう。それよりは、今の僕にとって大きなテーマである〈育児〉も含めて、なんでもかんでも好きな事を好きなだけ書いた方が面白いものが書けそうだ。

 すると、当分は我が子のテッチャンぶりが、このブログで紹介される事と思う。

8 セブンイレブンのバリスターズ・カフェ
 まずい。気になる珈琲として紹介しておきながら、まだ一回も試していない。この記事を書いてからというもの、なんとか試してみたいと気にとめてはいるのだが、なかなか実行は難しい事に思い当たった。

 なぜなら、朝の電車に持ち込むためには、早い時間に余裕をもって駅に向かわなくてはならない。でも今のところそれが滅多に叶えられない。しかも余裕があったところで、多少の金額を上乗せすればドトールやカフェ・ベローチェといったカフェの珈琲が道行きで手に入る。わざわざセルフ・サービスのマシンを使う事もない。

 では平日ではなくて土日はどうか。土日のように心も体もゆとりがあるのならば、UCCプラザやスタバ・エクセルシオールのようなカフェでゆったりとしながら珈琲を飲みたい。

 では一体いつ飲めばいいのか、バリスターズ・カフェよ。
 
9 「シューティング・スター」「ペイバック」(1999年5月24日(日))
 う〜ん。どちらもあまり思い入れのない映画だ。「ペイバック」はメル・ギブソン主演で、原作が確かリチャード・スタークの〈悪党パーカー〉シリーズの一つ。調べたら第一作「The Hunter」だそうだ。このシリーズは全16冊(公開当時)も出版されている人気ミステリーらしいが、残念ながら一冊も読んでない。映画からは原作の良さはなかなか伝わってこないが、あのデンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー主演の「ボーン・コレクター」が原作とは段違いの体たらくだったことを思えば、「ペイバック」の原作も期待していいのかもしれない。

10 会社最寄り駅前の古本屋さん
 つい先週も出社前に2冊ほど買ってしまいました。

  エラリー・クイーン「レーン最後の事件」(創元推理文庫)
  姉小路祐・他「密室」(角川文庫)


 クイーンの方は、奥付けを見ると1959年初版で1975年39版とある。僕がどっぷりとクイーンにハマっていた時期の懐かしい文庫だ。たしか僕はこのドルリー・レーン3部作の最後を創元推理文庫で読んでいないはずだ。タイトルが気に入らなかったのだと思う。〈悲劇3部作〉とも呼ばれたこのシリーズなのに、なぜか最後だけ〈事件〉だった。当時、角川文庫だけが「最後の悲劇」というタイトルなっていて、わざわざこちらを買って読んだ。思えばつまらないことをしたものだ。訳が問題だったのか、それとも本の体裁のせいだったのか、あまりいい印象はなくて、あとあとまで読み返す事が少ない作品だった。

11 読書感想文「夏目漱石 こころ」
 久しぶりのランキング公開で、ここまで落ちましたか。いつもいつも1位2位を独占してたのに。でもこれからが本番。夏休みや年末年始、春休みに人気が急上昇する定番記事であることは言うまでもありません。

12 リュはルパンのリュ 〜翻訳を読むということ〜(その3)
 翻訳論といった大げさな内容ではありませんが、海外ミステリーの翻訳の罪深いところを取り上げています。その1では、ある一定の年月を経て古びた翻訳が新訳によって生まれ変わった事例を挙げました。その2では、やはり古びて誤りが多い翻訳なのに、出版社の事情もあって今なお変わる事がない事例をとりあげています。その3では、逆に新訳になったからといって、必ずしも良い訳になるとは限らないという事例をとりあげています。

(参考)
アクセス解析について思うこと(1)
アクセス解析について思うこと(2)
アクセス解析について思うこと(3)

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2006年10月11日

2006年8月アクセス解析(AccessAnalyzer版)

 またしても先々月のアクセス解析を掲載します。一見してわかるとおり夏休みを反映したランキングになっています。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 「読書感想文」で検索しないで
3 2006年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」
4 2006年読了リスト
5 2005年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」
6 『ナツイチ2005』VS.『ナツイチ2006』
7 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
8 書名(カ〜コ)
9 この夏、観たい映画観たくない映画(2006年夏)
10 2005年読了リスト
11 立川通信その8「南口方面にケーキ屋ができます!」
12 ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版 ダン・ブラウン
13 『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』
14 僕の心の積ん読リスト(逐次更新)
15 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
16 2005年9月アクセス解析
17 書名(ハ〜ホ)
18 文豪ナビ川端康成 新潮文庫編
19 戸田恵梨香、あるいはコンタクトが似合う女の子
20 〜2003年読了リスト

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 「読書感想文」で検索しないで

 今年の夏も相変わらず読書感想文の宿題が出され、小中高の生徒たちの憂鬱が8月末が近づくにつれて高まり、新学期が始まる翌日の深夜までウェブ上を高校生(中学生も?)が奔走する姿が見られた。いや冗談ではなく、僕には見えるのだ。漱石「こころ」の記事のアクセス数を通して。

 8月だけで3800人のアクセスがあり、2位の『「読書感想文」で検索しないで』と併せると延べ6千人近くの人が僕のブログを訪れた事になる。

 僕の記事がどう役に立ったのかあるいは立たなかったのか知るよしもないが、今年も一人だけ奇特な生徒が痕跡を残してくれた。ありがとう、とまとさん。「こころ」限定で感想文を書く宿題が出るなんて驚きでした。なんと不自由な課題だろうか。

3 2006年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」
5 2005年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」

 昨年からひっそりと始めたこの企画。一年前はなんの反応もなく埋もれたのに、今年は他のブログで取り上げられたりして、多少なりとも好評だったのでウレシイ限りです。ただ本当は各出版社ごとのキャンペーンの比較記事がメインで、3社の比較は蛇足のつもりでした。こちらの方に関心が集まるとは少々意外でした。あぁ、そうか。それぞれの検索が重なるんだな。

 今回気づいたのは僕のようなトリビアな比較をやってる暇人は少なくて、皆さんの関心はオマケのノベルティの方みたいでしたね。

6 『ナツイチ2005』VS.『ナツイチ2006』
13 『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』

 今年のキャンペーンは「ナツイチ」の一人勝ちだと思っていたのですが、なるほどこの新潮とのランキング差が物語っていますね。女性向けに大変身した企画は大成功だったようです。

7 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子

9 この夏、観たい映画観たくない映画(2006年夏)

 こちらも昨年に引き続き恒例にしようかと思ってる企画です。夏休みの期間に特にいろんな映画が上映されますが、本当に面白い映画は一握りであとは駄作、とは言い過ぎですが、なかなか是非見たいと思わせる映画は少ない。

 この「是非」というところがポイントで、どうせ見られても一本か二本なんだから、自分好みの映画を厳選しよう。さらに言えば見なかった事を後悔しないように見ないで大半の好みじゃない映画をこけおろそうという訳です。

11 立川通信その8「南口方面にケーキ屋ができます!」

 夫婦そろって甘党でお茶好き。互いにお茶受けを買ってくるので、この連休はお茶するのに困らない品揃えでした。南口のラ・フレーズ・シュクレで相方が買ってきてくれたティラミスとパイシューは、中々メリハリの効いた取り合わせ。定番のパイシューは次に取っておいて、先に小さめだけど値段もお安いティラミスを紅茶でいただきました。ちなみに僕が翌々日買ってきたのは、タイヤキですがこの話はまた別の機会にしましょう。

12 ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版 ダン・ブラウン

 夏、とある土曜の昼下がりにかなりご無沙汰しているチャットルームにオジャマしたら、なんとお馴染みさんが勢ぞろいしてる。真夜中しか会えないと思ってたのでびっくり。って僕も同じだけど、要は仕事や勉強、家事の合間にリフレッシュしに集まったらしい。

 話題はダ・ヴィンチ・コード。みんな読書好きだから読んでる人ばかり。大抵はぬるいストーリー作りをあげつらってて、なかでもマ〇セ〇さんが急先鋒。あの程度の内容でベストセラーとは何としたこと、蘊蓄も底が浅い、黄金分割の議論もなっちゃないとご立腹。

 みんな同感だったんだけど、楽しめたかという話になってマ〇セ〇さん以外はみんな「うん」。あれはあれでいいんじゃないって。「えっ!みんなそうなの?」と驚いたのはマ〇セ〇さんらしい反応だった。確かにマ〇セ〇さん好みじゃないだろうな。でも、楽しみ方は本によって違うんですよ。自分で決めた楽しみ方は本を選ぶが、委ねる楽しみ方は本を選ばない。そうエラリーは思います。

14 僕の心の積ん読リスト(逐次更新)

 こちらの企画もここ数ヶ月サボってしまった。書店で物色するたびに気になるタイトルはメモッてあるので溜まってます。そろそろ更新せねば!

 買わずとも心の中に積んどくことはできる。それが「心の積ん読」のココロです。

15 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ

 この夏に再開されたスペースシャトルのフライト(ってこの場合も言うんでしたっけ?)は、あまり話題にならず地味だったという印象があるんですけど僕だけでしょうか?7月にディスカバリー号、9月にアトランティス号と2回も立て続けに宇宙に飛び立ったんですよね。普通なら話題になるところですが、やはり日本人が搭乗してないと違うということでしょうか?それとも当たり前すぎて通常のミッションだと関心を保てなくなってしまったということでしょうか?こうなったら後は月着陸ですね。

18 文豪ナビ 川端康成 新潮文庫編

 マイブーム、マイブームと転々としているうちにあっという間に川端康成ブーム(もちろんマイブームです)が過ぎ去ってしまって、書棚にはブックオフなどで書い溜めた文庫本が並んでいます。いよいよ読書の秋。書棚一掃とはいきませんが、なんとか積ん読本を中心の読書計画を練っていきたいと思っています。その中にはもちろん川端ブームも含まれます(はず…)。

19 戸田恵梨香、あるいはコンタクトが似合う女の子

 この記事を書いたのが、昨年(2005年)の7月。この頃はまだワンデーアキュビューのCMの女の子だぁなどというのんきな感想だったのですが、一年あまりでアイドルとしては定位置のついたという感じかな。そのせいか、しばらく前からこの記事がアクセス解析の10〜20位ぐらいの常連となっています。テレビでの露出が目立つようになってから、僕の中での不思議度(記事に書いてます)が下がっていき、今でも気に入ったアイドルではあるけれど特に注目するほどではなくなってしまいました。では今は誰だって。誰でしょう?特には思い浮かびません。


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2006年09月02日

2006年7月アクセス解析(AccessAnalyzer版)

 またまた9月に入ってからの先々月のアクセス解析になってしまいました。今回もAccess Analyzer調べで、ユニーク数順に記事を並べています。ユニーク数はIPアドレス別のカウントで、要は同じマシンからのアクセスは一回と数えています。

 いやあ一ヶ月はあっという間だ。小中高のみなさんはとくに最後の一週間はさぞかしそう実感しているのではないでしょうか。

 冬休みと同様、漱石の「こころ」の記事へのアクセスがウナギ登りで、まだ確認してませんがおそらく最終日の昨日は1000人以上の方が見にいらっしゃったと思われます。毎度の事ですがお疲れさまです。この顛末は8月分で書くとしてさっそく始めましょう。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 「読書感想文」で検索しないで
3 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
4 立川通信その8「南口方面にケーキ屋ができます!」
5 『ナツイチ2005』VS.『ナツイチ2006』
6 限りなく透明に近いブルー 村上龍
7 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 武居俊樹
8 2006年読了リスト
9 蛇にピアス 金原ひとみ
10 『2005年新潮文庫の100冊』VS.『2006年新潮文庫の100冊』
11 アクセス解析について思うこと(1)
12 「ねじの回転 デイジー・ミラー」 ヘンリー・ジェイムス
13 『発見。角川文庫2005』VS.『発見。角川文庫2006』
14 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
15 2006年6月アクセス解析
16 いせしょうぞう(伊勢正三) (あ!クマの辞典)
17 『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』
18 2005年読了リスト
19 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
20 『ナツイチ2004』VS.『ナツイチ2005』

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 「読書感想文」で検索しないで
3 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子

 この三つすっかり上位に定着してしまいました。読書感想文ネタの二つは分かるとして、「愛と死を…」が定着するとは正直思ってませんでした。ひょっとして感想文の対象になってるのかな?

 いや、でも夏前からずっとだから例の草なぎ剛と広末涼子主演ドラマ放映以来とぎれることのない人気です。こう考えると人間の嗜好って変わらないんだなあ基本的に。

4 立川通信その8「南口方面にケーキ屋ができます!」

 「ラ・フレーズ シュクレ」ですが、その後すっかり町のケーキ屋さんとして定着しました。我が家でも時々利用して洋菓子がお茶うけになる比率が増えました。パイシューとクッキーシューの両方を試しましたが、断然パイシューがオイシイという結論に至っています。

 なおディスプレイしてあるシューの山はダミーで、注文してから奥でシューにクリームを詰めてくれます。だからディスプレイの山を見てまだあると油断すると「パイシュー残り一つです」とか言われるのでご注目を。僕は涙の呑んでクッキーシューを足しました。

5 『ナツイチ2005』VS.『ナツイチ2006』

 今年に限って言えばナツイチの人気は他の二つのキャンペーンをしのぎます。「ハチクロ」人気?それとも蒼井優?女性向けキャンペーンの勝利?すべてでしょうね。とにかく今年はナツイチの一人勝ちと言えます。

6 限りなく透明に近いブルー 村上龍

 この小説を読書感想文の題材に選ぶ勇気ある高校生はいるのでしょうか?それを正面から受け止めてくれる国語の教師がどれくらいいるのでしょうか?

 そういえば推奨図書はありますが、昔から読書感想文の対象図書を限定された記憶がありません。漫画でなければ可なんでしょうかね。「バカの壁」や「国家の品格」なんてのもあり?

7 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 武居俊樹

 赤塚さんの奥さんが先日亡くなられた。昏睡から復帰しない赤塚さんを残してさきだって逝くのはさぞかし心残りだったろうな。

 そう言えばNHKの「あの歌がきこえる」は懐かしの曲に対するエピソードを募集して有名漫画家がマンガに起こして紹介する番組だが、漫画担当が赤塚不二夫だったのでちょっと驚いた。

 正確には「赤塚不二夫プロ」で、本書にも書かれていたがずいぶん前から赤塚は構想とレイアウトのみで、あとはスタッフが書く体制になっていた。だから今回の「あの歌が…」の漫画もまごうかたなき赤塚タッチだ。赤塚作品が語り継がれるのはウレシイが、やっぱりなんかサビシイなあ。

9 蛇にピアス 金原ひとみ

 そうだ。この度めでたく文庫化されナツイチに入ったんだっけ。例の次ナビでたどると、「人間失格」や「こころ」を読め!となるんだけど、同列の作品かなあ?

10 『2005年新潮文庫の100冊』VS.『2006年新潮文庫の100冊』

 文庫キャンペーンの比較が終わって例の小冊子には書き込みがいっぱい。書店から新品の冊子を1セット貰ってきました。これで来年の比較記事の準備は万端です。ちなみに書き込みがある2004年版の小冊子もうまくすると取ってあるかもしれません。もしそうなら遠大な企画ですが、5年目、10年目の比較の際には、2004年対2009年(2014年)なんて比較ができたら楽しいでしょうね。無理かなあ。

11 アクセス解析について思うこと(1)

 すっかりアクセス解析もSeeSaa自前のから外部のツールAccessAnalyzerに結果を利用する事が定着しました。集計結果に妙に差がある点を書きたいのと、AccessAnalyzerの結果を利用して、どのように僕のブログにランキングデータを貼り付けているかも紹介するつもりで、まだ果たせていません。とりあえずこの記事を読んだ方は期待して待っててください。

12 「ねじの回転 デイジー・ミラー」 ヘンリー・ジェイムス

 映画「アザーズ」を観た方はおわかりかと思いますが、あの世界です。あの、現実世界でありながら森の中に孤立した屋敷に住み、他の人間社会からは隔絶した一家の身にあやしげな出来事が起こる。それが起こると言うほど明瞭な出来事ではなく、少しずつ人為的なものではないのではないかという疑惑が増してくるという多分に心理的な描写に貫かれた作品です。怖いです。

13 『発見。角川文庫2005』VS.『発見。角川文庫2006』

 そういえば昨年と今年と比較記事を書いてるくせに、この夏に何かキャンペーンの対象作品から読んだという事は何故かないですね。そうかそういうおすすめ本を紹介する記事ではないんですね。なんの役にも立ちませんね。
次回からは、僕自身のオススメを取り上げて自分でも読んでみることにしましょう。といっても次回は1年後ですが…。

14 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子

 ジョゼ虎についてはもうあまり書くことがなくなってきました。読んだのもずいぶん前ですから。田辺聖子といえば実家には源氏物語全一巻というのが独身時代に買ったままホコリをかぶっています。短編の妙手だと本書を読んで思ったのですが、彼女の文体と言い回しで源氏物語を読むのはさぞかししびれる体験になりそうです。

16 いせしょうぞう(伊勢正三) (あ!クマの辞典)

 つい最近、記事にアップしましたが、往年のフォークバンド「かぐや姫」のメンバーで、やはりつい最近再結成コンサートを福岡で行いました。今月後半の「つま恋コンサート」はNHK-BSHIで生中継されるという耳寄りな話を聞いて、自宅では観られなくとも観られる環境のつてをなんとか探して観よう、いや聴こうと画策しております。

17 『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』

 さっき出てこなかったっけ?そう思ったあなた。一年前の比較記事ですのでくれぐれもお間違えなきよう。思うに読書感想文をキーワードにしたウェブ検索で引っかかっているのだと思われます。漱石の「こころ」も太宰の「人間失格」も入ってますからね、毎年のことです。

19 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ

 スペースシャトルが打ち上げられるたびにランキング上位にあがってくるのでしょうか?ディスカバリーは無事帰還できてよかったですね。戻ってきたばかりと思っていたのに、今度は6日にアトランティスが打ち上げられるようです。なんかすごい勢いで打ち上げてます。事故による遅れを取り戻そうとしてるのでしょうか?

20 『ナツイチ2004』VS.『ナツイチ2005』

 この二つは「ウォーターボーイVS.海猿」の男の対決でもありました。一昨年は玉木宏がキャンペーンキャラクターで、昨年が佐藤隆太でした。

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2006年08月01日

2006年6月アクセス解析(AccessAnalyzer版)

外部ツールAccessAnalyzerを使ったアクセス解析ランキングです。すでに8月に入ってしまったのですが、SeeSaaの内部ツールを使ったこれまでのアクセス解析ランキングとの比較記事を書く予定なので、少々体裁が悪いのですがアップします。

 ちなみに個々の記事についてのコメントはしませんが、従来のSeeSaaによるアクセス解析の結果とずいぶん違うのに注目してください。解析手法を含めて解析結果に対する情報開示もなければ問い合わせも受け付けない現状では、二つの結果が違うという事しか分かりません。ただし世間の評判ではSeeSaaのアクセス解析はカウントしすぎる傾向があるという事だけは分かっているようです。

 またまたちなみにですが、今回86位までランキングを表示できるのは、AccessAnalyzerの「人気ページ」という情報を使ってアクセスページの情報(私のブログの記事ページのURL)がアクセス回数順に分かるからです。もちろんもっと表示する事も可能ですが、あまり意味がないのでとりあえずランキングをきちんと追えるという証拠にリストアップしておきます。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 2006年読了リスト
3 2005年読了リスト
4 「読書感想文」で検索しないで
5 東京物語 奥田英朗
6 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
7 2004年読了リスト
8 「SADA」「F(エフ)」(1998年4月12日(日))
9 ブレイブ・ストーリー 宮部みゆき(加筆・修正の上、再掲載)
10 戸田恵梨香、あるいはコンタクトが似合う女の子
11 限りなく透明に近いブルー 村上龍
12 ハイゼンベルクの顕微鏡 不確定性原理は超えられるか 石井茂
13 立川通信その8「南口方面にケーキ屋ができます!」
14 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
15 立川図書館 貸出点数10冊に増える!
16 2006年5月アクセス解析
17 あの夏、少年はいたか?(電車でカフェ気分)
18 あじさい(紫陽花) (あ!クマの辞典)
19 「エイリアン4」「上海グランド」(1998年4月26日(日))
20 ブレイブ・ストーリー 宮部みゆき
21 確率とデタラメの世界 偶然の数学はどのように進化したか デボラ・J・ベネット
22 蛇にピアス 金原ひとみ
23 本陣殺人事件/車井戸は軋る/黒猫亭事件 横溝正史
24 幸せな動物園 旭山動物園監修
25 書名(ア〜オ)
26 いまどきの「常識」 香山リカ
27 文豪ナビ 川端康成 新潮文庫編
28 「鉄塔武蔵野線」あるいはもうひとつの「電車男」
29 僕の心の積ん読リスト(逐次更新)
30 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 武居俊樹
31 心の積ん読リスト追加(2006年6月)
32 「ねじの回転 デイジー・ミラー」 ヘンリー・ジェイムス
33 失踪日記 吾妻ひでお
34 007 カジノ・ロワイヤル イアン・フレミング
35 田中久重 明治維新を動かした天才技術者 童門冬二
36 天国にいちばん近い島 地球の先っぽにある土人島での物語 森村桂
37 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
38 ささら さや 加納朋子
39 亀はハリーにいつ追いつく?(図書館のすべて)
40 毎月新聞 佐藤雅彦
41 東京タワー −オカンとボクと、時々、オトン− リリー・フランキー
42 1998年9月15日(火) 「CUBE」
43 鉄人28号論 光プロダクション
44 「発見。角川文庫2004」VS.「発見。角川文庫2005」
45 りはめより100倍恐ろしい 木堂椎
46 古道具屋中野商店 川上弘美
47 しゃばけ 畠中恵
48 ついに出た!「フェルマーの最終定理」(電車でカフェ気分)
49 この本が、世界に存在することに 角田光代
50 『ナツイチ2004』VS.『ナツイチ2005』
51 君たちに明日はない 垣根涼介
52 「夜のピクニック」 恩田陸
53 偶然のラビリンス デイヴィッド・アンブローズ
54 書名(カ〜コ)
55 「アンナ・カレーニナ」「ゲット・オン・ザ・バス」(1998年4月19日(日))
56 クライム・マシン ジャック・リッチー
57 伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 川端康成
58 『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』
59 啄木・ローマ字日記
60 心の積ん読リスト追加(2006年4月)
61 書名(ナ〜ノ)
62 あの「フェルマーの最終定理」が帰ってくる!(電車でカフェ気分)
63 フォレスト・ガンプ ウィンストン・グルーム
64 間違いの悲劇 エラリー・クイーン
65 眠れぬ真珠は終わらない(電車でカフェ気分)
66 しょっぱいドライブ 大道珠貴
67 おかしなおかしな翻訳書(電車でカフェ気分)
68 書名(サ〜ソ)
69 「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」 奥田英朗
70 殺しの仮面 ヴァル・マクダーミド
71 「新潮文庫の100冊」VS.「ナツイチ」VS.「発見。角川文庫」
72 ダヴィンチ、斬首人、そしてクイーン(電車でカフェ気分)
73 東京タワー 江國香織
74 放送禁止歌 森達也
75 装丁ノート 栃折久美子
76 オランダ靴の秘密 エラリイ・クイーン
77 ワープロで私家版づくり 栃折久美子
78 魔王 伊坂幸太郎
79 「ラブ・レター」「D坂の殺人事件」「卓球温泉」(1998年5月30日(土))
80 夫婦茶碗 町田康
81 「ディディエ」「恋愛小説家」(1998年4月25日(土))
82 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦
83 69 村上龍
84 ミステリよりおもしろいベスト・ミステリ論18 小森収 編(その5)
85 〜2003年読了リスト
86 書名(タ〜ト)

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2006年07月31日

2006年6月アクセス解析

 本ブログの先月分のアクセス数(訪問者数)ランキングです。と言っても、もう残すところ今日一日で今月も終わってしまうので気の抜けたサイダーみたいなものかもしれませんが…。

 これまでSeeSaaのアクセス解析を利用してきましたが、このデータを利用するのも今月で最後になります。このブログでも「アクセス解析について思うこと」というタイトルで紹介してきましたが、外部アクセス解析ツールによるデータを利用する手順をこのたび確立したので、来月からはそちらに移行します。どのようにブログに載せるランキングに変換しているかは、別途記事にしますので、関心がある方はそちらを参照してください。

 ではいきましょう。

1 限りなく透明に近いブルー 村上龍
2 読書感想文「夏目漱石 こころ」
3 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
4 東京物語 奥田英朗
5 「エイリアン4」「上海グランド」(1998年4月26日(日))
6 2006年読了リスト
7 幸せな動物園 旭山動物園監修
8 「読書感想文」で検索しないで
9 心の積ん読リスト追加(2006年6月)
10 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
11 ついに出た!「フェルマーの最終定理」(電車でカフェ気分)
12 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
13 失踪日記 吾妻ひでお
14 この本が、世界に存在することに 角田光代

1 限りなく透明に近いブルー 村上龍
2 読書感想文「夏目漱石 こころ」
3 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子

 定番の1〜3位だが、そろそろ「こころ」がジャンプするころだ。楽しい夏休みをおびやかす読書感想文の季節がまた到来。現に最近のアクセス解析では如実に「こころ」の記事のアクセスが増えてきています。

4 東京物語 奥田英朗

 集英社文庫の「ナツイチ」に昨年(2005年)から入って、今年ももちろんラインナップされています。おそらく青春物語の定番として今後も生き残ると思われます。ちなみに「ナツイチ2006」で導入された星の数アイキャッチャーでは、

 切なさ:★★★
 爽快 :★★★★★
 共感 :★★★★★

となっています。

5 「エイリアン4」「上海グランド」(1998年4月26日(日))

 このランキング入りはもちろん「上海グランド」人気だよねぇ。と思って調べたらようやくわかった。6月8日深夜に放映されたようだ。主演がアンディ・ラウと今は亡きレスリー・チャンの2代香港スター。しかし今回の注目点はこの二人ではない。「私の頭の中の消しゴム」で心境著しい韓流スター、チョン・ウソンが出ていたらしい。それでか。
 
7 幸せな動物園 旭山動物園監修

 夏だ。なかなか梅雨が明けないけれど、気温ばかりはぐんぐん上昇してすでに気分は夏一色。避暑に北海道でも行きたいねと相方と話してはいるが、現状では叶わない夢だ。どこへ行きたいと想像を巡らすのは個人の自由。今のところ僕の中の北海道行き先ランキングはすべて旭川市旭山動物園だと言っていい。行きたいなぁ〜。

8 「読書感想文」で検索しないで

 一昨日の南武線の車内で女子高校生3人ぐらいでおきまりの読書感想文の話をしていた。というより漱石の「こころ」の話から何気なく始まったのでつい聞き耳を立ててしまった。感想文書くためにいやいや読んでいるのではと勘ぐったのだが、予想に反して彼女たちの評判はよかった。というより一人だけ「こころ」は好きな小説だと力説するので他の二人もあわせているという感じがしないでもなかった。

 しかし要するに読むのはいいが感想文に書くのはやはり面倒なのだ。読書感想文が無ければこれほど高校生に読まれなかっただろうが、漱石ファンとしては高校生にしがらみなしで「こころ」を読ませてあげたいと思うのだがどうだろう。参考図書として高橋源一郎「日本文学盛衰史」を挙げるのはまだ彼女たちにはちょっと早いか。

9 心の積ん読リスト追加(2006年6月)

 そういえばまだ今月分のリストを追加してなかったが、追加すべきリストにあがった本がどれくらいあったか。あまりめぼしいものの記憶がないなぁ。6月分のうち「漱石の妻」は読了した。予想に違わず興味深い内容だった。漱石の妻を主人公に据えた小説など初めての試みだから。だがそのぶん違和感も多少なりともあった。それについては改めて書評で書きたい。
 
 問題作「メンデレーエフ 元素の謎を解く」も半分ぐらいまで読んだが、こちらも予想に違わずいろいろと興味深い。翻訳の問題だけでなく書かれていない著者のプロフィール探しとか、メンデレーエフの伝記かと思えば化学史だったりして、結構読み応えつっこみごたえ十分な一冊だ。

10 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子

 本作は、「発見。角川文庫」の2006年版には再び入ってきた。今度こそ例の映画とのしがらみが一切なくなった原作の力一本の再ラインナップだ。その証拠に店頭にある文庫に池脇千鶴演じるジョゼの顔写真が入っていない。

11 ついに出た!「フェルマーの最終定理」(電車でカフェ気分)

 文庫は発売早々に購入したのになぁ、まだ未読だ。いやまだ未再読だ。それより著者サイモン・シンの「ビッグバン宇宙論」上下巻を購入していない。これを夏の課題図書にしよう。夏の夜空を仰ぎ見ながら宇宙の事に思いを寄せるのもまた楽しからずや。

12 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ

 実は最近読んだ「月の記憶」で、デイヴィッド・スコットを含む12人のムーン・ウォーカーたちのその後を初めて知った。なによりスコットが月面着陸当時におこした重大なスキャンダルについては全然知らなかった。発覚後に失踪してしまったや、本書でスコットがそのスキャンダルについて一言も言及していない事にちょっとショックを受けてしまった。

13 失踪日記 吾妻ひでお

 漫画でもありエッセイでもありノンフィクションでもある本作は、話題が話題を呼びあっという間に昨年のベストセラーになった。その甲斐あってか平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭のマンガ部門の大賞を受賞した。文化庁メディア芸術祭って何だ?という突っ込みはとりあえず置いといて、浦沢直樹の「PLUTO」をおさえての受賞だからたいしたものだ。

 この受賞作品発表のページに著者・吾妻ひでおの近影が掲載されている。おじさんである。ただのうらぶれたおじさんだ。作品中に描かれる著者は年齢不詳のしかしまだ若い主人公だった。そういう意味では著者コメントにある「(この作品に)嘘、誇張はない」という言葉は額面通りにはとれない。やはりそれなりに漫画の面白さを追い求めた意味でのフィクションはある。そこがただの体験記とこの「失踪日記」の違うところだ。
 
14 この本が、世界に存在することに 角田光代

 角田光代。昨年「対岸の彼女」で直木賞を受賞。いちやく注目される事になった。もともとは多作家なのか作品はいっぱい出ている。しかもいろんな出版社から。「対岸の彼女」自体は文藝春秋からだが、一年たった未だに文庫本にはなっていない。それを反映しているのか、今年の夏の文庫キャンペーンの扱いはちょっと寂しい。一応それぞれのラインナップには入ってはいる。

 新潮文庫「キッドナップ・ツアー」
 集英社文庫「だれかのことを強く思ってみたかった」
 角川文庫「幸福な遊戯」「愛はなんだ」

 しかし「発見。角川文庫」の記事でも書いたが、掲載ページ数は露骨に減らされている。そして今回また気づいてしまった。「新潮文庫の100冊」のサイトでは、書店で配布されるパンフレットにはない著者プロフィールが、それぞれの本の紹介に付加されている。ところがこれに直木賞の記述がない。数々の受賞歴が書かれ、「2000年路傍の石文学賞を受賞」の記述を最後に最新履歴が落ちているのだ。しかも代表作に「対岸の彼女」もない。

 つまりは徹底的に排除しているのだ。いや単にプロフィールが古いのかもしれない。なにしろ昨年まであったプロフィールの掲載が今年のパンフから消えているのだから、サイトのプロフィールは使い回しでまったく書き直す気がなかったのかもしれない。しかしそれにしたって作家によっては使い回しで問題ない(つまりは新作がでない、出たとしても話題にならなかった)場合もあるかもしれないが、なんと言ったって直木賞取ってるんですよ、角田さんは。いくらなんでも配慮のなさすぎではないだろうか、新潮文庫さん。

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2006年06月29日

2006年5月アクセス解析

 本ブログの先月分のアクセス数(訪問者数)ランキングです。

1 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
2 限りなく透明に近いブルー 村上龍
3 読書感想文「夏目漱石 こころ」
4 戸田恵梨香、あるいはコンタクトが似合う女
5 東京物語 奥田英朗
6 りはめより100倍恐ろしい 木堂椎
7 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
8 心の積ん読リスト追加(2006年4月)
9 東京タワー −オカンとボクと、時々、オトン− リリー・フランキー
10 「眠れぬ真珠」最終章始まる!(電車でカフェ気分)
11 ちょいハピな出来事いっぱい!(電車でカフェ気分)
12 ダヴィンチ、斬首人、そしてクイーン(電車でカフェ気分)
13 あの「フェルマーの最終定理」が帰ってくる!(電車でカフェ気分)
14 魔王 伊坂幸太郎

1 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
2 限りなく透明に近いブルー 村上龍
3 読書感想文「夏目漱石 こころ」

 「愛と死をみつめて」がまた一位を奪取するとは思わなかった。ドラマと連動した人気だと思ったのでやがてはランキング外になると思っていた。やはり純愛ものというのは根強い人気があるということか。

 一方で純愛とは真逆の「限りなく透明に近いブルー」もいまだに賛否両論を抱えたままで人気を維持している。しかしちょうど一年前に書いた書評にもかかわらず書いた当時よりもアクセスが多い。最近また若い世代に読まれ出しているのかもしれない。

 しかし「こころ」はまた夏休みがくればダントツ一位の座を取り返す事は予想しやすい。そろそろ夏の文庫キャンペーンの時期が到来するし…。

4 戸田恵梨香、あるいはコンタクトが似合う女

 いまようやく旬を迎えたということか。日本テレビ「ギャルサー」のレギュラー出演もあるし、つい最近放映した「奇跡の動物園 〜旭山動物園物語〜」にも飼育係として出演していた。アクセス急上昇!

5 東京物語 奥田英朗

 伊良部シリーズの最新作「町長選挙」が、しのきちさんの読後感想ではつまらなかったそうでちょっとショックを受けています。伊良部シリーズの面白さは手堅いと思ってたのに…。一方で本書の人気も手堅いです。やはり青春物語であるからでしょうか。

6 りはめより100倍恐ろしい 木堂椎

 まあこれも青春ものには違いありません。非常に今風で皮肉に満ちた語り口ではありますが、それほど嫌みな内容ではないし、心底暗くならなければ若さ故のシニカルさという事になりそうです。

7 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ

 つい最近「月の記憶」というアポロ計画で月面に降り立った宇宙飛行士のその後を追ったノンフィクションを読んだばかりですが、その中でデイヴィッド・スコットは当時大スキャンダルを起こしてキャリアを台無しにして姿を消したと書いてあってびっくりしました。確かに本書でもスコットの野心的な部分は感じられ、かえってレオーノフの誠実さが印象深かったのですが、それにしてもスキャンダル部分は一切書かれていないのはびっくりです。

8 心の積ん読リスト追加(2006年4月)

 そういえば今日帰宅する道すがら考えたのだが、「心の積ん読」だけでなくて実際に僕の少ないながらの本棚のスペースをぎっしりと埋めているリアル積ん読についても一度リストアップしておくべきだろう。やっぱり欲しい本は買いたくなるのだから。

9 東京タワー −オカンとボクと、時々、オトン− リリー・フランキー

 東京タワーといえば、オーナー会社がとんでもない事になっているようです。バブル時代に事業を多角化した際に抱えた借金がふくらみ、東京タワーも借金の担保になっているらしい。デジタル放送への移行で東京タワー自体はますます減収になるそうです。放送会社からの間借りがなくなるから。最近の昭和30年代ブームで東京タワーへの訪問者の数は逆に増えているというのが皮肉な状況です。

10 「眠れぬ真珠」最終章始まる!(電車でカフェ気分)

 最終章終わっちゃいました。読んじゃいました。期待通りの出来かどうかは改めて書評を書いておかねば…。

11 ちょいハピな出来事いっぱい!(電車でカフェ気分)

 「ちょいハピ」はフジテレビの今のアイキャッチャーだった。それでランキングしてるのかな?それより僕の「ちょいハピ」を面白いと思ってくれている人が少しはいるのだろうか?またBLOOD+がレコーダーにたまりつつあります。またちょいハピ状態に陥りたいな。

12 ダヴィンチ、斬首人、そしてクイーン(電車でカフェ気分)

 映画は好調のようです。それにしてもヴィジュアル愛蔵版を図書館で予約したのに一向に待ちリストが減りません。もうすでに一桁なのに遅々として進まず。きっとみんな読み切りまで返却日過ぎてもなんのその。借りっぱなしなんだろうな。気持ちは分かるけどとっとと再読すませて書評でもなんでも書いて終わらせたいんだけどな。

13 あの「フェルマーの最終定理」が帰ってくる!(電車でカフェ気分)

 「フェルマーの最終定理」の文庫を買ったにもかかわらず、まだ読む暇がない。そう言ってたら、サイモン・シンの「ビックバン宇宙論(上・下)」がついに出てしまいました。これも当然ながら購入予定だけど、借りてる本を読まないとと思ったらなかなか買えません。あー、いっそのこと借りてる本はこの際全部返して、こちらの方に集中しようかしら?ダメだ、今日もまた5冊返して3冊借りてしまった。

14 魔王 伊坂幸太郎

 伊坂幸太郎はますますミステリーから遠のく作品を書いてる。もしくはミステリーなんだけど、従来のミステリーとは違った一風変わったミステリーにどんどん偏っていくようだ。もちろん良い意味で言ってるのだけど。

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2006年05月24日

2006年4月アクセス解析

 すでに今月も押し迫ってきましたが、本ブログの先月分のアクセス数(訪問者数)ランキングです。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
3 限りなく透明に近いブルー 村上龍
4 「読書感想文」で検索しないで
5 田中久重 明治維新を動かした天才技術者 童門冬二
6 2006年3月アクセス解析
7 東京物語 奥田英朗
8 りはめより100倍恐ろしい 木堂椎
9 東京タワー 江國香織
10 探偵小説と二〇世紀精神 ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか? 笠井潔
11 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
12 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
13 ダヴィンチ、斬首人、そしてクイーン(電車でカフェ気分)
14 「シューティング・フィッシュ」「てなもんや商社」(1998年5月16日(土))

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
3 限りなく透明に近いブルー 村上龍
4 「読書感想文」で検索しないで

 「愛と死をみつめて」フィーバーがおさまって、ほぼ上位が定位置に戻りました。相変わらず「こころ」が一位ですね。最近漱石ネタは立て続けに書いているので、そろそろ何か読みたいです。このブログでも本格的に漱石本を紹介した事がないし、なにか特集を組もうかな〜。ってそんな暇ないか、今は。

5 田中久重 明治維新を動かした天才技術者 童門冬二

 先月12位よりもランクアップしました。

7 東京物語 奥田英朗

 最近また伊良部シリーズの「町長選挙」が出て話題になっていますが、80年代のノスタルジー溢れる青春物語としてこちらもオススメです。
 
8 りはめより100倍恐ろしい 木堂椎

 高校生作家・木堂椎。というか雑誌「野性時代」の懸賞小説の大賞になっただけで、本人は作家を志しているわけではないのかもしれない。次回作が果たしてあるのかないのか、それほど関心があるわけではないが、もしあったとするとまた携帯で書くんだろうか。携帯で書けちゃうところが凄いね。若さだね。ところで全然関係ないけど綿矢りさは「蹴りたい背中」から次回作は書かないのだろうかね。
 
9 東京タワー 江國香織

 最近同名のリリー・フランキーの小説を読んだばかり。それでも江國香織の作品の方が取り上げられるのは、映画が地上波初放映されたから?それとも文庫化したから?まあいいや。それより同じ江國さんなら「間宮兄弟」の映画の方が気になる。もちろん「東京タワー」はけなしたけど「間宮兄弟」は江國作品で初めて気に入ったのだ。それを森田芳光監督が映画化したんだから楽しくないわけがない。見たいね。映画館で。無理だろうなぁ。

10 探偵小説と二〇世紀精神 ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか? 笠井潔

 巻末に笠井潔と法月綸太郎の対談が載っている。というのもクイーンの作品のメタミステリー問題を本文で取り上げているための同じクイーン論者の法月と同じ土俵で話を戦わしている。法月の「初期クイーン論」で言及された内容に関する話がある。ところで「初期クイーン論」はすでに読み終わった。早めに書くべき事は書いておく方がいい。とにかく問題ありな論文なのだ。

11 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子

 再再再ランキングだ。また映画でも放映したか?そろそろ田辺聖子の2冊目を読むべきだろうな。

12 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ

 宇宙計画はいまなお僕の心の躍らせるロマンの塊だ。宇宙そのものもロマンに溢れているが、同時に宇宙への夢をひたすら追い求めた人間たちのドラマにもすごく関心がある。「月の記憶」(上下) という月面に降り立った人々のその後を追ったノンフィクションが読みたいのも同じ関心からだ。それがようやく借りられたので、楽しみに読みたい。

13 ダヴィンチ、斬首人、そしてクイーン(電車でカフェ気分)

 いよいよ映画公開。特に映画を観たいわけではないが、レオナルド・ダヴィンチを初めとする絵画・彫刻などを見るのは楽しい。だからこそもう一度「ヴィジュアル愛蔵版」を図書館で予約して映画公開前にはとっくに読み終わっているはずだったのだが、いまだ予約待ちだ。おかしいなぁ、とっくに入手しているはずだったのだよ。

 それというのも誰かさんが4月から一ヶ月間以上も借りていたからだ。立川図書館の蔵書3冊のうちの1冊だよ。なんてやつだ、早く返しなさい。と念じたのが効いたのかようやく先頃返却してくれたせいで少しだけ予約待ち人数が減ってきた。

 ところで記事タイトル中の「斬首人の復讐」だけど、結局あんなに繰り返し借り直したのにまだ読破してないや。また借りますか。いやだから無理だって、今は。

14 「シューティング・フィッシュ」「てなもんや商社」(1998年5月16日
(土))


 なんだろう?「てなもんや商社」だよね、このランクインは。さてはテレビで放映したかな。小林聡美主演の映画「かもめ食堂」公開を記念して、同じく彼女主演のこの映画を放映したとも考えられる。いやはやもう一度見たいなぁ。面白いんだよなぁ、この映画。

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2006年04月04日

2006年3月アクセス解析

 本ブログの先月分のアクセス数(訪問者数)ランキングです。

1 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
2 読書感想文「夏目漱石 こころ」
3 2006年1月アクセス解析
4 2006年2月アクセス解析
5 演出家・久世光彦さん逝く
6 「読書感想文」で検索しないで
7 2006年読了リスト
8 限りなく透明に近いブルー 村上龍
9 隠蔽捜査 今野敏
10 「ウルトラマン」の脚本家、佐々木守さん死去
11 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
12 田中久重 明治維新を動かした天才技術者 童門冬二
13 眠れぬ真珠は終わらない(電車でカフェ気分)
14 失踪日記 吾妻ひでお
15 映画の原作本をお弔い読書に…(図書館のすべて)

1 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子

 テレビ朝日のドラマの放映が近づくにつれてこの書評のアクセス数がうなぎのぼり。もう訳が分からないほどのアクセスがありました。土曜日に放映された番宣の番組から異常な事態になり、放映当日は一日で2000人程度の訪問者がありました。結果的にこの月の総訪問者は6450人を数えました。最近ようやくウェブ検索の最初のページからはずれてきたのと、ドラマの余波が収まってきたのとで、アクセス数も他の記事並みになって正直ホッとしています。

2 読書感想文「夏目漱石 こころ」

 ちなみに冬休みの読書感想文フィーバーで今年の1月分では2000人の訪問者があったこの記事ですが、いまは400件と落ち着いています。

5 演出家・久世光彦さん逝く
10 「ウルトラマン」の脚本家、佐々木守さん死去

 最近、映画「三丁目の夕日」の大ヒットに象徴されるように、昭和30年〜40年の日本がブームですが、僕の子供の頃に、まさに「昭和」の匂いが色濃く反映したドラマを作り出して僕らを楽しませてくれた二人が亡くなられて本当に残念です。あらためてご冥福をお祈りします。

8 限りなく透明に近いブルー 村上龍


 いまやランキングの常連となりました。まあ冷静に考えれば村上龍の出世作なので当たり前と言えば当たり前と考えるのはさにあらず。今の若い世代は「半島を出よ」「13歳のハローワーク」などでおなじみの流行作家だとは知っていても、「限りなく透明に近いブルー」「コインロッカー・ベイビーズ」などの極めて毒に満ちた作品は知らないかもしれません。

 ましてや、「はてな検索」でこの記事が取り上げられた文脈では、「限りなく…」のドラッグとセックスに溺れる主人公たちの描写にただただ嫌悪しか感じないという意見があって、これを健全とみなせばいいのか呑気な意見とみなせばいいのか理解に苦しむところです。

 余談ですが、この記事のアクセスの何割かは、不法ドラッグを販売するサイト経営者からのもののようです。いまでもひんぱんにコメントを残していくので、そのたびに削除しています。本当に困りものです。

9 隠蔽捜査 今野敏

 この作品はドラマ化しやすそうです。横山秀夫の警察小説と通底していますが、親子や家族がテーマのひとつでもあるのでテレビ向きだと思います。ちなみに本書は北上次郎さんのオススメで、そこいらの事情は、

 週刊ブックレビューズはペナント優勝を狙えるか?

に書きました。さらには読んだとたんに文学賞を受賞したタイミングの良さについては、

 第27回吉川英治文学新人賞に今野敏「隠蔽捜査」!

に書いてますので、よろしければ合わせてお読み下さい。

12 田中久重 明治維新を動かした天才技術者 童門冬二


 そういえば3月に入ってからなぜかぼちぼちアクセス数を稼いでるのが、この記事です。「からくり儀右衛門」こと田中久重は、幕末から明治維新にかけて活躍したいわば日本のエジソンとも言える人物です。日本における技術者のパイオニアと言ってもいいでしょう。田中久重の発明・創作について知りたい人向きの技術紹介本ではありませんが、彼のドラマチックな生涯を知る上ではオススメです。

13 眠れぬ真珠は終わらない(電車でカフェ気分)

 この「眠れぬ真珠」石田衣良が携帯サイト「新潮ケータイ文庫」向けに書いている連載のタイトルです。この3月に第十三章まで連載されました。新潮の単行本の出版予定に「眠れる真珠」4月出版予定と書いてあったので、てっきり第十三章で終わるものだとばかり思って真剣に読んでいたら終わらず、またしても肩すかしをくってしまいました。

15 映画の原作本をお弔い読書に…(図書館のすべて)

 お弔い読書としてはなんどか亡くなられた作家と本のタイトルを挙げているのだが、借りたきりで結局読まない事が多い。それじゃお弔いにならんじゃないか、と自分で自分を叱咤するのだが、今回も結局借りたまま読まなかった。もうしわけありません、ピーター・ベンチリーさん。みなさんにご紹介もうしあげます。ベンチリーさんは、かの有名な「ジョーズ」の原作を書いた方です。僕の代わりにお弔い読書してもいいという方がいればありがたいです。もちろん、いずれ読みますけどね、僕も。

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2006年03月02日

2006年2月アクセス解析

 本ブログの先月分のアクセス数(訪問者数)ランキングです。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
3 「読書感想文」で検索しないで
4 間違いの悲劇 エラリー・クイーン
5 限りなく透明に近いブルー 村上龍
6 2006年1月アクセス解析
7 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
8 失踪日記 吾妻ひでお
9 あの夏、少年はいたか?(電車でカフェ気分)
10 2006年読了リスト
11 雪崩で本も遭難するか!?(図書館のすべて)
12 東京物語 奥田英朗
13 ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ 高橋源一郎
14 オランダ靴の秘密 エラリイ・クイーン
15 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
3 「読書感想文」で検索しないで

 ベスト3は先月から動かず。ただし「愛と死をみつめて」が3位から2位へと躍進。そもそも1位の「こころ」はぶっちぎりの1位なので動きようがないのだが、「愛と死…」もぶっちぎりの2位になりつつある。先日コンビニにドラマ化を機に刊行された文庫が置いてあったし、当のドラマはテレビ朝日で3/18,19と二夜連続で放映されるようだ。

 正直本書を読んでしまったのでドラマの方はどうでもいいのだが、草なぎ扮する河野さんが記者会見らしきもので記者から糾弾されるシーンが予告編で流れると、僕が書評で書いた彼の思想への疑問符に何らかの形で応えたストーリーになっているのかなとちょっとそそられる。

4 間違いの悲劇 エラリー・クイーン

 やはりクイーン人気は健在だ。久々に新刊が出て、それも幻の長編(の便概)だともなると本格ミステリーファンの触手が動かないわけがない。堂々の4位だと思う。そう言えばCSのミステリーチャンネルで放映していた海外ドラマ「エラリー・クイーン」だが、録画をお願いしていた友人の友人さんからようやく現物が届いた。全15話。あれ?パーフェクトガイドで書かれていた本数より少ないね。どうやら放映されなかった回があるようだ。僕のいつぞや書いた「祝 エラリー・クイーン放映!」の記事に載せた70年代に放映された際の第一回(「蛍の光の冒険」)は入っていなかった。ぼちぼち見てはここに感想をアップしたいのだが、期末の忙しさでちょっと今は無理かも。残念だ〜。

9 あの夏、少年はいたか?(電車でカフェ気分)

 川口汐子 岩佐寿弥「あの夏、少年はいた」は、「愛と死…」とは同じくある男女の書簡から成り立っている。でもその趣は全然違う。かつて戦中に教師(教生)と教え子の関係であった二人は、偶然の再会を果たす。それは教え子の岩佐さんがNHKの終戦記念のドキュメンタリー番組の中に、懐かしい面影を見つけたからである。そこからぶしつけながらと断って、かつての教え子である初老の男は50年ぶりに手紙を送る。その、だれにもかつてあったはずの美しく懐かしく少し気恥ずかしい少年の頃の体験が甦ってくる。

11 雪崩で本も遭難するか!?(図書館のすべて)

 「本が崩れる」という新書が気になっている。書店で見かけてメモをとっておいて、先日アップした「心の積ん読」にもリストアップした。確かに独身の頃に書店で軽い気持ちで読みたいと思った本を金に飽かせて買いまくっていた頃は、自分の部屋の書棚から溢れた本がそここそで平積みされ、ボックス本箱の上にもうずたかく積まれた本は、いまにも崩れそうでやばかった。いまや僕の「心の本棚」や「図書館予約待ち棚」も春の訪れで緩んで表層雪崩を起こしそうだ。

14 オランダ靴の秘密 エラリイ・クイーン

 ようやくエラリークイーンの国名シリーズの再読(解読)を始める事ができた。この本はずいぶん前に読んでちょこちょこメモだけ書き出しておいた。それを書評にまとめるまでに時間をおきすぎて、解読の文章を書くためにまた本書を走り読みしたりした。やはり書きたいものはすぐに書かないとダメということだな。予告ですが次の国名シリーズは「アメリカ銃」の予定です。まだ再読始めてないけどね。

15 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦

 9月だったか10月だったか新作ノベルスが出るという案内が書店に出てたと思ったら、あれは講談社の先走りだと事情通から教えてもらった。ということは、やはり唯一未読の「おんもらき」を読まないければ。古本屋で先日見つけたのだが、500円。さてもうちょっと待つかどうか。

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2006年02月13日

2006年1月アクセス解析

 本ブログの先月のアクセスランキングです。
年が変わったせいか、ちょっと傾向が変わって新たな常連がでてきました。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 「読書感想文」で検索しないで
3 愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子
4 僕が選んだ2005年ベスト30、そしてワースト本6冊
5 限りなく透明に近いブルー 村上龍
6 「ねじの回転 デイジー・ミラー」 ヘンリー・ジェイムス
7 2005年読了リスト
8 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
9 失踪日記 吾妻ひでお
10 古道具屋中野商店 川上弘美
11 ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ 高橋源一郎
12 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
13 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦
14 立川図書館 貸出点数10冊に増える!

 社会人にとっては年末年始だけど、学生にとっては冬休みという位置づけだと改めて思い知った。前回12月のアクセス解析でも書いたが、冬休みには当然というべきか意外にというべきか宿題がでるらしい。そして驚くべき事に読書感想文の宿題があるらしいという事がわかった。

 そのせいか、今回のランキングでは1位がダントツでなんと千人近くの訪問者があったのだ。これは1位の記事を投稿した夏の時点でもなかったくらいの集中の高さだった。まあ確かに夏の暑い時期にページ数の多さにうんざりするよりは、冬の夜長に淡々と読んでいく方がふさわしい作品ではある。しかし年末年始はあまりにも誘惑が多すぎる。日頃本など読まない学生が落ち着いて感想文用の読書などしないのは火を見るより明らかだ。その結果が今回の訪問者数につながっているようだ。

 さて3位は新顔。例のテレビ朝日のリメイクの放送が近づいている影響だろう。まあほとんどの人がこの二人の純愛に浸りたいと思っているのだから、僕の辛口の書評は期待を裏切ってしまうだろう。いや、以前書いた江國香織「東京タワー」の書評同様、憤る人(女性)が多いと予想している。それでも本になったからにはたとえノンフィクションであれ、そこに描かれる著者(この場合は河野実さん)の思想は批評されるべきだと思う。

 それにしてもほかのブログを読むと「広末にはみこは似合わない」「広末なら見ない」などというやたら口さがない意見が多いのは驚いた。ドラマうんぬんよりまずノンフィクションがどう描かれるかに関心があるべきだと思うのだが…。ドラマの批評は見てからにしたらどうだろう。

 6位の「ねじの回転」はなぜ最近になってランキングされたのか?恩田陸の同名の小説が最近文庫化されたからかもしれない。もちろん恩田陸の作品とこのヘンリー・ジェイムスの作品とでは内容に直接関係はないようだ。ただし恩田陸がこのタイトルを選んだのはジェイムスの作品を知った上であることは間違いないので、無関係というわけではなさそうだ。それは置いておくにしても「ねじの回転」の意外なランキングの原因をたどるうちに(結局原因は分からなかったのだが)、松岡正剛の「千夜千冊」に取り上げられている事がわかり楽しく読ませてもらった。

 10位の川上弘美「古道具屋中野商店」と11位が高橋源一郎「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」が新たにランキング。特に「古道具屋…」の方は新たな常連となりそうな予感だ。

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2006年01月13日

2005年12月アクセス解析

 昨年末のアクセス解析です。忙しくて11月分は出しそびれてしまいました。まあ毎月出すほど変化に富む内容ではないんですが。強いて言うと、今月の特徴は第一位と第二位にあるのではないでしょうか。それでは、さっそくアクセス解析ランキングです。

1 読書感想文「夏目漱石 こころ」
2 フォークグループNSPの天野滋死去
3 限りなく透明に近いブルー 村上龍
4 失踪日記 吾妻ひでお
5 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
6 どうなる?始祖鳥
7 ブルース・リー 李小龍の栄光と孤独 四方田犬彦
8 「ボンベイ」「不夜城」「ゴジラ(日本語吹き替え版)」(1998年7月28日(火))
9 天国にいちばん近い島 地球の先っぽにある土人島での物語 森村桂
10 エラリイ・クイーンパーフェクトガイド(文庫版) 飯城勇三・編著
11 「愚か者・傷だらけの天使」(1998年7月30日(木))
12 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦
13 「ポン・デ・リング片手に、クイーン再読」(電車でカフェ気分)
14 2005年10月アクセス解析

 1位の記事のように「読書感想文」と「夏目漱石」と「こころ」の三題話を書くとそれだけで検索件数が増えます。このことから今も昔も読書感想文の悩みはつきないのと、読書感想文の対象図書の筆頭が相変わらず漱石の「こころ」だと分かりますね。それを記事にしてしまった事はこのブログのアクセス状況を決定づけてしまったようです。昨年夏にアップした記事ですが、絶えずランキング上位に入っていますし、こうして年末年始が近づくと再びヒートアップしてきました。

 僕はうかつにも冬に読書感想文の宿題なんて出ないだろうと思ったのですが、そうでもないようです。それどころか年明け・終業式前日の1/10のこの記事の訪問者数は280人にまでなりました。アクセスは深夜から明け方まで絶えることなく続いたので、僕の乏しい想像では、この記事を参考に(時に引き写して)徹夜で書くか、終業式後にみんなで一緒に書くのかなぁと思ったりしました。学生の参考になればとアップした事はたしかですが、この訪問者数を見てるとそんなに参考にしてほしくないなぁと身勝手なおそれを抱いてしまう今日この頃です。

 ところでこんなに参考にしてくれているんだから、なんらかのコメントを残してくれるとうれしいのに一人もきません。ちょっとは参考になったのかよとブーたれそうになっていたら、一人だけ返事をくれた学生がいました。ななさん、どうもご丁寧にありがとう。今度からは参考にしないで自分自身の言葉で書いてくださいね。(って小言めいた事言われるから誰もコメント残さないのかもね。別に小言言いませんから…)

 2位はNSPの天野さん死去の記事。年末というのは年忘れの趣旨からか、もう一度忘れる前に思い出しておこうというかのように、一年を通して亡くなった方をテレビニュースで回想しますよね。そのせいかもしれません。ひょっとしたら迂闊な人が今頃亡くなってる事に気付いて調べてみたのかもしれませんね。

 5位の「アポロとソユーズ」ですが、スペースシャトル以前の分かりやすい宇宙開発計画の真実を描いています。分かりやすいというのは目標に向かってひたむきに突き進んでいる姿がソ連・アメリカ両国にみられるからです。スペースシャトルのつまづきは目標が見えにくいところから来ているようにおもえます。そういう意味では昨年末に米国が発表した火星への有人飛行計画はふたたび僕らに夢を与えてくれそうな分かりやすい内容です。8ヶ月かけて火星軌道に到達し500日滞在し、有人着陸も試みる。2030年前後を目指すそうなので気長に待ちたいと思います。

 6位の始祖鳥ですが、鳥でなく恐竜だったという衝撃的な内容で驚かされました。その後続報はなくまだまだ学術的に確定するには時間がかかる話のようです。あれは誤報だという意見も見掛けました。当分、始祖鳥に注目です。

 10位と13位はエラリー・クイーン繋がりです。パーフェクトガイドの良さは何度でも言いたいくらいですが、実用的であることを身をもって証明しようかと思ってクイーンの再読を始めています。パーフェクトガイドの特長は初の全作品の初心者向け解説付きである点ですが、同時にクイーンファンのための再読のススメも兼ねています。この再読のポイントを追体験したくて、国名シリーズをほぼ全部古本屋で調達してしまいました。一冊200円程度で入手できたのと「中途の家」や「Zの悲劇」までおまけに手に入ったのはうれしい悲鳴です。おかげで書棚がいっぱいです。 

 12位の京極夏彦「塗仏の宴 宴の支度」の記事も昨年の6月に書いたのに、最近よくアクセスされます。何故でしょう?「うぶめの夏」の映画化と関係があるのか、それとも分冊版が店頭に並んでる事の影響なのかよく分かりません。とりあえず謝っておきますが、記事の内容は書評ではありません。「宴の始末」の記事と連作で書いた僕の戯れ言です、ハイ。

 さて、いつものように映画のランキングについて一言。

 8位と11位に以下の4作品が入っています。

「ボンベイ」
「不夜城」
「ゴジラ(日本語吹き替え版)」
「愚か者・傷だらけの天使」

おそらくですが、インド映画好きの一部の方々が「ボンベイ」目当てでアクセスしてくれているんじゃないでしょうか。それにしても韓流ブームに押されてのインド映画の凋落は目に余るモノがありますね。願わくば韓流ブームが沈静化してまんべんなく世界中の映画は観られる状況になってほしいものです。「愚か者」の方はトヨエツの離婚がらみでしょうかね。蛇足ですが、作品としては悪くはないですよ。

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2005年11月20日

2005年10月アクセス解析

 先月のアクセス解析を紹介します。
と言っても最近マンネリ中。なぜならこの数ヶ月毎回毎回ランクインする記事があるから。という事は、それよりも面白い記事を書けてないって事?それもそうだけど、やはりブログで検索がかかる記事ってのはそれなりに傾向がある、つまり偏ってるって事なんだろうなぁ。それに僕自身が乗っかった時の記事は、いつまでも読まれる。僕個人の好みに偏った場合には、どんなに書評とかよく書けたなぁと自己満足に浸っても、だれも読んではくれないのかもしれない。

 まあそんなに自嘲する事もないだろう。単純に記事を面白がってくれたのだと喜ぶべきなんだろうな。ではランキングです。1位がとっても意外な結果になっています。

1 限りなく透明に近いブルー 村上龍
2 読書感想文「夏目漱石 こころ」
3 天国にいちばん近い島 地球の先っぽにある土人島での物語 森村桂
4 「鉄塔武蔵野線」あるいはもうひとつの「電車男」
5 アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
6 「がんばっていきまっしょい」あるいはなっちゃんの「坊ちゃん」
7 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 武居俊樹
8 ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
9 第133回芥川賞・直木賞定点観測 終了!
10 「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」 奥田英朗
11 恋する女たち 氷室冴子
12 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦
13 失踪日記 吾妻ひでお
14 1998年9月12日(土) 「スライディング・ドア」「ライブ・フレッシュ」
15 1998年11月18日(水) 「マイ・フレンド・メモリー」
16 1998年9月15日(火) 「CUBE」

 ある日を境に何故か昔3ヶ月も前に書いた「限りなく透明に近いブルー」の書評にアクセスが集中し出した。これは何かある。というのも僕がやっているもうひとつの映画ブログで、「マーサ・ミーツ・ボーイズ」の記事がある日の昼過ぎからアクセスが突然集中した事があったからだ。その時は実はテレビ東京で昼過ぎから映画の放映があった事の影響だとわかった。今度はなんだろう?

 アクセス先を調べてようやくわかった。「はてな検索」というサイトで「二度と読みたくない本を紹介してくれ」みたいな質問(依頼)に応えたある一人の回答者が「限りなく…」のセックス描写や読後感の悪さをあげつらうのに、事もあろうに僕の記事を引用していたのだ。その結果アクセス数が急増。たぶんあの掲示板の読者は察するに結構マニアックな人たちが多いようなので、みんな物見高く僕の単なる感想文を見に来たわけだ。ご苦労様。個人的には僕の記事をリンクしてもらうのは構わないが、このような形で間接的に利用されるのはあまりうれしくない。この回答者は自分の言葉で依頼者に「限りなく…」の印象の悪さを伝えるべきで(その後そうしていたようだが)、僕の文章で代弁させるのは安直だと思う。そもそもこの回答者と僕とでは読後感が違うのだ。

 2位の『読書感想文「夏目漱石 こころ」』も夏にアップして以来常連となった。何故かこの季節はずれの時期にも結構アクセスがある。いや最近「検索ワード」を見てみると、漱石や読書感想文のようなキーワードが上位を占めている。読書感想文のオンシーズンが夏休みだっていうのは間違いなのかな?オールシーズン?

 3〜8位もここ数ヶ月の常連。でももう夏じゃないから「天国に一番近い島」も「鉄塔武蔵野線」も「がんばっていきまっしょい」も、もういいでしょ。「ジョゼ」も特に付け加える事はないし。

 「赤塚不二夫」も特にはないんだけど、そう言えば「トリビアの泉」でE:13=1だったかなぁ、ちょっと後半が違うみたいだけど、横に見るとバカボンのパパに見えるってトリビアは笑えたなあ。バカボンのパパは昔よく書いたけど、「天才バカボン」で(という事は赤塚漫画で)一番気に入ったキャラクターはうなぎいぬだった。あのシュールな存在がなんとも好きだった。赤塚さ〜ん、聞こえてますか〜。

 9位の「芥川賞・直木賞の定点観測終了」。意気込んで始めた割には尻つぼみ。文学賞としては最高峰(というか一番よく知られているという意味で)にもかかわらず、話題になる度合いが回ごとに違うみたいだな。今回は二人とも地味だったね。もちろん地味って事と作品の善し悪しは関係ないけど。「花まんま」「土の中の子供」どちらもいい作品でした。読んだんだから早めに書評書かないとね。

 話題になるって意味では10位の奥田英朗「空中ブランコ」は直木賞受賞作だけど、いまだに読み継がれているみたいだ。この作品なんて別に直木賞ってネームバリューは必要としない。とにかく面白いからね。とにかく読めば分かる。

 11位「恋する女たち」。氷室冴子の他の著作のように続編があるのかと思って調べたけどやはりないみたいだ。ということは映画でオタカ(斉藤由貴)の姉(原田知世のお姉さん、名前は…なんだったけ?)が結婚するエピソードは完全、大森一樹の創作だったんだな。確か彼女(原田姉)のデビュー作だったから、角川サイドからねじ込まれたのかもしれないな、キャスティング。彼女は最近どうしてるんだろう。芸能界から足をあらったのかな?

 12〜16位も9月のアクセス解析にランクインしてるから特に言うことなし。あっ、でも12位の「塗仏の宴 宴の支度」は最近ブックオフで文庫版を購入しました。箱本から分冊版への置き換えが始まった事もあってか、京極本が古本屋に出回るようになってきた。「塗仏」の2冊を読み終えてから、もう一度「うぶめ」から読み返す欲求が高まってる。だって一話完結だけど、事件と事件が実はつながってたりするのがこのシリーズの奥深さというか面白さ。だからもう一度振り返って、どの人物が次にどこで出てくるかを楽しみながら再読しようと思って文庫を集めてる。今のところ「うぶめ」「魍魎」「宴の支度」「じょろうぐも」の4冊をいろんな古本屋でゲット!いや、昨日「百鬼夜行−陰」も入手したんだっけ。確か新作もそろそろ出る事だし、また京極本読書再開だな。

 それにしても言っていいですか?ブックオフ高いよ。なんで古本が新刊の二分の一の値段なの?川崎の古本屋で「魍魎」200円で売ってたよ〜。

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2005年10月19日

2005年9月アクセス解析

 まずい、まずい。また恒例のアクセス解析をアップするのが遅れてしまった。また先月みたいに月末にやることにならないように書いてしまおう。

 ただいくつか8月アクセス解析と重複してる部分もあるので、詳しくはそちらの記事を見てもらう方がいいだろう。

1. 「読書感想文」で検索しないで
2. 読書感想文「夏目漱石 こころ」
3. ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
4. 「鉄塔武蔵野線」あるいはもうひとつの「電車男」
5. 失踪日記 吾妻ひでお
6. 天国にいちばん近い 地球の先っぽにある土人島での物語 森村桂
7. 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 武居俊樹
8. 「がんばっていきまっしょい」あるいはなっちゃんの「坊ちゃん」
9. 祝・TVドラマ「エラリー・クイーン」放映決定!
10. アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
11. 1998年9月23日(水) 「スワロウテイル」
12. 通勤電車で座る技術! 万大
13. 1998年9月12日(土) 「スライディング・ドア」「ライブ・フレッシュ」
14. 1998年9月15日(火) 「CUBE」
15. 塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦
16. 1998年11月18日(水) 「マイ・フレンド・メモリー」

 1と2は夏休みの余波が消えなかったせいだろう。もしかしたら読書感想文を提出するタイミングが9月頭ではなくて少し余裕があるのかもしれない。そのせいで9月中は読書感想文ネタが上位を独占した

 ところで2の関連で、「こころ」のKの死については今ならどう考えるかと読書仲間からメールで聞かれた。そこではたと考えたのだが、そもそも高校の時書いた読書感想文が、今僕が書いている書評と決定的に違うのは、書かれている事を小説の中の事ではなくて事実として受け止めながら書いているという事だ。いかにも高校生が書く感想文らしい。いや高校生にしては純朴すぎるかもしれない。

 とにかくKにしても先生にしても死を軽んじていると至極モラリストぶって書いてはいるのだが、著者が何故こんな人物たちの物語を書いているのかにはまったく言及していない。していないのではなく考えもしなかったというのが正解だ。つまり著者が言いたいことを人物に仮託する、もしくは物語に象徴させるという事があり得る事に気づいていなかったのだ。

 だとすると、Kが何故死んだのか、何故死なねばならなかったのか、という事をこの小説空間に沿ってまじめに考えるのは意味がないとまではいわないが、的はずれなような気がする。それより何故漱石はKを死なせなければならなかったのかを問う方が重要なのではないか。そんな具体的な言葉を思いついていたわけではなく、漠然と「こころ」の登場人物たちの人工的な匂いが前から鼻についていたらしい。その理由を腑に落ちるようにしてくれたのが、高橋源一郎の「日本文学盛衰史」だったのを思い出した。前に感想を書いたのだが、その際に大切なことを忘れていた。この本では、Kの死の意味を、そしてKとイニシャルで呼ばれる事に隠された驚くべき意味を説き明かしている。それについてはいずれ紹介してみたい。

 「ジョゼ虎」が根強い人気で3位に躍進した。僕の書評文がいいのではなくて映画人気、妻夫木人気、そして田辺聖子人気と言ったところだろうか。田辺聖子の文章は本当に見事だ。田辺の人間を見る暖かさもしたたかさもすばらしい。そろそろまた次の作品を読みたいところだ。

 4の「鉄塔武蔵野線」は夏のオススメの映画なので毎年夏になったら紹介キャンペーンをしたい。なにしろ原作は、単行本ばかりか新潮文庫の方も入手不可だそうなので、せめて映画だけはビデオでもいいから見られる環境にあって欲しい。ちなみに僕は映画を観て文庫を買って読んだのだが、映画と原作ではラストが違う。その事を記事にも書いたが、実は単行本と文庫とでもラストが違うらしい。では単行本も読まねばなるまい。どう違うのかはまた読み終わった時に記事に書くとしよう。

 5の「失踪日記」は、壮絶な漫画家人生を過ごしながら今なおこちら側に戻ってきた吾妻ひでおの作品。7で書かれているのは、同じく壮絶な漫画家人生をやり遂げて今なおあちら側には行かずこちらに戻ろうと虎視眈々と時期をねらっている(はずの)赤塚不二夫その人だ。どちらもスゴイ人生だ

 6の著者・森村桂は自殺だったと聞く。鬱病だったとも聞く。中学・高校の頃はどんな小さな書店でも必ず、爽やかさと明るさとどこか純粋な雰囲気を漂わせた著者の文庫が何冊かは置いてあった。どこか乙女チックな匂いのする作品を僕は恥ずかしくて読むことはなかった。その時からの印象と自殺はどうしても結びつかない。時というのは無情なものだ。

 8の「がんばっていきまっしょい」については映画評も書評も書いたからもう付け加える事はない。一言だけ。映画をみなさんぜひみてください。

 CSのミステリー・チャンネルでは「エラリー・クイーン」が始まって着々と回を重ねているらしい。録画をお願いした友人の友人からちゃんととれてますの報告は、友人を介して伝わってきている。楽しみだ。ところでellery queen fan clubというエラリアナたちのファンクラブの掲示板を時々覗いているが、今回のドラマについても報告があった。このドラマの宣伝を兼ねた特集番組が最初に放映されたのだが、どうもマンフレッド・B・リーとフレデリック・ダネイ(クイーンは二人の共同執筆のペンネーム)の肖像と字幕スーパーが逆になっていたらしい。ちょっと唖然とさせられる話だ。

 10の「アポロとソユーズ」。先月はアメリカが月面に再び降り立つ計画を発表したと書いたが、つい昨日だったか中国も月面着陸を目指すとニュースになった。今度はアメリカと中国とが月面着陸を争う事になるのだろうか

 12の「通勤電車で座る技術」。内容に不満が多かったからか、いまだに南武線ライフにうまく応用できてはいない。もうちょっとなんとかしたいなぁ。

 15の「塗仏の宴 宴の支度」。そういえば京極作品からちょっと遠ざかっている。長編の未読があと残り1作というところで封印してしまったからだ。最近は分冊版が出版されているが、やはり箱本の方が楽しい。読書の秋、冬の夜長。箱本が似合うではないか。そろりそろりと、また「うぶめ」から読み直してみようか。

 映画については特に言及しない。強いて言えば「マイ・フレンド・メモリー」がもう一度見てみたいかな。題名で、なんだ例のお涙ちょうだい物でしょと誤解しないでほしい。凄く抑制されて描かれているし、円卓の騎士の寓話を主人公二人の少年の友情に持ち込んでいるところといい、とても見事な作品なのだ。

 

 
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2005年09月25日

2005年8月アクセス解析

 もう月末も近くなって前月のアクセス解析でもないだろうが、とにかく今月は期末ということで忙しい。みなさんそうじゃないんですかね?まあ人はとにかく、なかなか時間がとれないのでズルズルとずれ込んでしまった。

 しかし特に先月は夏休み真っ盛りというだけあって非常に面白いランキングになったのでぜひ紹介したかった。僕も初めて経験するようなアクセスの集中があって正直面食らったのだった。まあアクセスの集中と言っても、ほぼ無名の一ブログにすぎないからたかが知れているのだが、それでも夏休み前の5,6倍はアクセスが増えたので悪い気はしない。ただしその狂乱も夏休みが終わる8月31日にきっかりと終わりを告げたのだが…。

1.「読書感想文」で検索しないで
2.『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』
3.「新潮文庫の100冊」VS.「ナツイチ」VS.「発見。角川文庫」
4.読書感想文「夏目漱石 こころ」
5.蛇にピアス 金原ひとみ
6.「がんばっていきまっしょい」あるいはなっちゃんの「坊ちゃん」
7.「鉄塔武蔵野線」あるいはもうひとつの「電車男」
8.アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ
9.ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
10.鳥山石燕「画図百鬼夜行全画集」買うべし!
11.1998年11月1日(日) 「生きない」「がんばっていきまっしょい」
12.1998年10月24日(土) 「ダイヤルM」「カンゾー先生」

 夏休みということで学生さんにとって今も昔も「読書感想文」が悩みの種であることがよ〜く解ったのが、今回のランキングダントツ一位の記事だ。ホント、2位と比較しても5倍以上のアクセスがあって、ダントツだったのだ。どうも楽天のキーワードによる記事ランキングで2位になったことが真の原因で、8月はほぼ毎日それなりにアクセスがあった。

 終戦記念日でもある8月の中日は、たぶん学生にとっては夏休みの折り返し地点。ここを過ぎると永遠に続くと思えた夏休みもゴールが見えてくる。いや、何より宿題という2文字が大きくのしかかってくるのだ。わけても自由課題と読書感想文は二大悪夢といってもいいだろう。自由課題は親にも協力してもらって新聞の天気図を切りまくった事もあるから、一家総力をあげてネタ探しをすればなんとかならんこともない。でも作文だけは手伝ってもらえない。親が読んでなければ話にならん。昔読んだ事があってもうろ覚えで当てにはならん。もしはっきりと覚えてる奇特な親がいたとして参考にするには抹香臭くて先生にバレバレだ。ひょっとして漱石の「こころ」や太宰の「人間失格」が定番なのは親の読書体験でも当てにできるからかもしれない。

 真実はどこにあるかはわからないが、とにかく日を追って「読書感想文」と様々な書名、著者名の組み合わせで検索がかかり、急勾配でアクセス数が増えていくのを目の当たりにして、学生の「切羽詰まった感」が懐かしくもあり、かつての学生としては今の学生に同情の念を禁じ得なかった。4位の記事はささやかながらの学生さんへの読書感想文ネタの提供である。それほど役に立つ文章でもないだろうが、少なくとも今の僕がしたり顔でアドバイスするよりも当時は確かに高校生だった僕の文章の方が何かを語るのでは、と思った次第だ。

 この夏の企画として、前からやりたいと思っていた「夏の文庫キャンペーン」の比較をやってみた。たまたま昨年夏の小冊子が3冊(新潮、角川、集英社)とも取ってあったので、これ幸いと今年の小冊子との比較をした。「新潮文庫の100冊」の2004年VS2005年は7月のアクセス解析でも2位に入っていたから、本当に息が長い記事となった。3位の三社のキャンペーン比較は、この企画のしめくくりで書いたものだが、各社それぞれの対抗心やら社の方針や思惑などが透けて見えて、なかなか面白い比較となった。ぜひ来年もやりたい企画だ。

 純粋に小説でランキングしたのは6位「蛇にピアス」8位の「アポロとソユーズ」9位の「ジョゼと虎と魚」の3つだけだ。8位は野口さんのスペースシャトルの話題とリンクしているし、「ジョゼ…」は映画との相乗効果だから、本当に「純粋」といえば「蛇とピアス」だけか。それだけ人気があるのはさすがだが、残念ながらあまり乗れなかったという事を記事にした。

 8位の「アポロとソユーズ」だが、最近アメリカが再び月面着陸を目指すというニュースが飛び込んできて、改めて前回の米ソの月面到達レースがどんなものだったかを知る上で役に立つし、なにより面白い本であることは間違いない。

 9位の「ジョゼ…」。映画化されたのに小説自体は短編。映画はいいとの評判が高いが、原作もすっごくいいんですよ。表題作の「ジョゼ…」よりも印象的なヒロインばかりでる短編の取りそろえが最高です!

 10位は、京極ファンならばぜひかたわらに一冊置いておきましょう、次回作「邪魅の雫」の妖怪まで入ってお得ですよ〜という内容でした。

 11位、12位が唯一「大いなる遡行」記事からのエントリだ。11位はドラマ「がんばっていきまっしょい」の影響であることは間違いない。いや、それとダンカンの初監督作品「七人の弔い」上映と、初脚本作品「生きない」とがちょうどタイミングがよかった事もランキング入りを手伝ってる。

 12位の方は「ダイヤルM」のグウィネス・パルトロウ人気と考えればいいのか、売り出し中のビィゴ・モーテンセン人気と考えるべきか。作品人気とは信じられないからね。

 残った6位と7位はドラマつながり。この夏話題だったドラマと言えば「がんばっていきまっしょい」と「電車男」。「がんばって…」の方は映画>原作>ドラマという順の出来だと僕は見ているが、夏休みに合わせたということもあってドラマは学生向けに仕上がっていて結構人気だったようだ。でもぜひ映画の上質さにも触れてほしい。

 「電車男」はつい昨日録画した最終回を見終わった。当然ながらエンディングは結構原作のノリをそのままに生かした1000スレまでの感動で幕切れ。それはそれで面白かったが、電車男・山田の回想による告白再現シーンという演出なので、最後の最後に来てエルメスが目立たないという恨みが残った。ひょっとしてもう一回やるというアナザーストーリーでは、回想ではない直の告白までのドラマになるのかも。で、7位の記事のテーマはあくまでも主演の伊藤敦史君の原点「鉄塔武蔵野線」の紹介ですから…。残念!
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2005年08月19日

2005年7月アクセス解析

 先月から始めた本ブログのアクセス解析ランキング7月分をお届けしよう。ただし、今回から訪問者数で並べ替えしたランキングとする。

 アクセス解析に不慣れな人がいるかもしれないので一言ことわっておくと、seesaaで用意されているアクセス解析では、各記事ごとに[訪問者数][ページビュー]という2種類のカウンターがある。

 [訪問者数]は文字通り何人の人がその記事を見てくれたかというカウントで、人数というよりは本当は何台のマシン(PCや携帯)からこの記事を見てるかというカウントになる。だから同じ人が一日に何度も見に来ても1人は1人である。

 [ページビュー]はそれとは違って一日に何度も同じ人が見てもカウントされる。要するに延べ数というやつだ。

 seesaaでは[ページビュー]のカウントの多い順にランキングが表示される。しかし何故かseesaaの使い方説明では、各記事の人気の指標をあらわすには[訪問者数]の方が参考になると書いてある。だったら何故[訪問者数]ランキングで最初から表示しないのか理解に苦しむ。もしくは双方の並べ替えができるようにしてほしい。

 まあ何はともあれ2005年7月アクセスランキングだ。今回は15位まで。理由は10位までだと一向に映画の記事が入ってこないから。

 ランキングサイトの登録を「本・読書」で設定しているので、読書好きのアクセスが多いのはやむを得ないのだが、僕としては映画の話も本と同じ比重でしたいと思っている。(とは言え、新作映画評などは一切ないので、これまた無理な話かもしれない。)

1.フォークグループNSPの天野滋死去
2.『2004年新潮文庫の100冊』VS.『2005年新潮文庫の100冊』
3.この夏、観たい映画観たくない映画(2005年夏)
4.東京物語 奥田英朗
5.戸田恵梨香、あるいはコンタクトが似合う女の子
6.東京タワー 江國香織
7.『ナツイチ2004』VS.『ナツイチ2005』
8.タイトルを変えました!
9.買っちゃいました、北村薫「ニッポン硬貨の謎」
10.第133回芥川賞・直木賞予約状況定点観測
11.1998年12月19日(土) 「ナイトウォッチ」「アンナ・マデリーナ」「ルル・オン・ザ・ブリッジ」
12.ささやかながら「グループ満天の星」の解説
13.1998年11月18日(水) 「マイ・フレンド・メモリー」
14.しょっぱいドライブ 大道珠貴
15.1998年11月29日(日) 「ダークシティ」


 先月はなんといっても「NSPの天野滋死去」記事がぶっちぎり1位だった。2位とは訪問者数で3倍以上のアクセスがあった。

 有名人のお弔い記事を書いてアクセスを稼いでると、なんだかそれほどつきあいのない人の通夜に出て寿司や酒をただ食いしているかのようで気がひける。

 まさかこんなにもアクセスが多くなるとは思ってもみなかった。言ってはなんだが死んでまであんまりとりあげられない「過去の人」扱いにされたら、たまったもんじゃないなぁという気持ちで記事にしたのだ。

 もちろん記事にも書いたがNSP天野滋は知らない人ではない。かといって熱狂的なファンでもなかった。ただあの頃親にねだって買った1万円のギターで一生懸命アルペジオを練習していた僕は、フォーク名曲集の中に1曲だけ入っていたNLPの「夕暮れ時は悲しそう」を譜面から音を取りながら、3フィンガーの曲というだけで何度も弾き語りしたのが最初の出会いだった。その時まだNSPの原曲を聴いた事はなかったから笑える。

 2位と7位に夏の文庫キャンペーン比較記事が入った。夏も終盤になってまたキャンペーン記事の人気が高まっている。読書感想文がらみだと思うが、やはり「新潮文庫の100冊」の人気が頭ひとつ抜けている。

 この夏も結局一本も映画を観ないで終わりそうだ。一つには私生活も仕事も多忙な事。最大の難点は立川という土地柄が大きい。ここではまともな映画は観られない

 なんといっても立川シネマシティというシネコンもどき(と言っておこう)が独占企業となっていて、そのラインナップは僕に言わせれば壊滅的だ。この件は改めて書きたい。

 書評は「東京物語」「東京タワー」「しょっぱいドライブ」の3作品だけ。江國香織は順当として「東京物語」がこんなに人気があったとは意外。確かに読みやすく爽快な作品だった。

 「東京タワー」の根強い人気を考えるとかなり辛口に書いた書評で女性の読者を減らしてしまったに違いない。

 「しょっぱい…」はアップした当初は反応がなくて苦労して書いたのに残念な思いをした。いつの間に?って感じ。やっぱりこれいいよね〜。

 5位の戸田恵梨香。やはりアイドルネタは手堅い。ましてやただ今売り出し中の女の子だと、情報に飢えてる男性の目に止まる事止まる事。次は当分ないなぁ。武富士のプレゼンやっている笑顔がかたい女性はちょっと気になるけど…。

 ブログのタイトルを「アスランの読書クロニクル」から今のに変えた記事がランクイン!ひょっとして僕同様「カンガルー」好きな人がたくさんのいるのかな?最初は『カンガルーは哲学する』ってタイトルにしようとしてたんだけどな。

 9位はエラリー・クイーン人気を実感させるランキングかな。記事自体は単に生誕100年を記念して北村薫がクイーンの新作を装って書いたミステリーが書店に並んだので買ったよってだけの記事。タイムリーだったのでアクセスが集中したみたい。すみません、内容がなくて。あれから一月すぎちゃったけどようやく読み出しましたので近々書評を書けると思います。

 10位の芥川賞・直木賞の図書館予約状況の定点観測はいまだ継続中。ただし今回の両賞はちょっと地味。それほど話題にもなっておらず、そのせいか行列の伸びも期待していたほどではない感じがする。もちろんそれが作品の善し悪しとは関係ないとは思うが…。伸びが止まったらこの企画は終了する予定。今は少しずつだが漸贈中

 12位のランキング入りはどこにポイントがあるのか?
 森川智之?それとも平川大輔
 ユアン・マクレガー?それとも「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラス

 最後に映画のランキングをまとめて書く。
 11位の3本もユアン・マクレガー人気なのか?金城武人気なのか?時期的にはマクレガー人気によるものとみた。だけど「ナイト・ウォッチ」、マクレガーと関係なくいい出来です。

 「マイ・フレンド・メモリー」は根強い人気。「マイ…」のようなタイトルは「愛とほにゃららのペケペケ」みたいに手あかのついたフォーマットなので誤解されそうだが、ホントいい映画なんですよ。オススメです。

 そしてなんといっても

  「ダークシティ」「ダークシティ」「ダークシティ」

 言い過ぎる事はないと思う。面白いので見ましょう。変わったテイストです。特撮がチープに見える?それはこのダークなファンタジーを理解できていない人の底の浅いたわごとです。
SFや日本のアニメによくある設定だうんぬん。アニメと映画の区別がつかない、もしくは小説と映画の区別がつかないオタクどものたわごとです。
posted by アスラン at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセス解析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月20日

2005年6月アクセス解析

 seesaaのブログにも「アクセス解析」という機能が用意されている。

 毎日のアクセス数をカウントしてくれるし、過去の履歴もすぐに分かる。しかも月別の集計もできるので、前月のアクセスランキングを紹介するとともに、マイサイトを訪れる読者の傾向を分析しておこうと思う。

 何故月の後半になって今更と言われそうだが、実は前々から用意してた。ところがアクセス数なども公表しよう、それには表形式にしようか、いや難しいから見たままの段付けで表示しよう、どうするんだったけ?などと試行錯誤しているうちに出しそびれてしまった
ようやく普通に表示できる方法を覚えたので、公開する事にした。(いやなんとも鈍くさい!)

 この機能の使い方を覚えてからは、変に色気が出てきて自分が投稿した記事をどのくらいの人が読んでくれるのかどんな記事が好んで読まれるのか、などが気になってしょうがない。

 でもだからと言って、みんなに喜ばれそうな記事を投稿するように気を回したりはしない。
アクセス数が増えそうな本を選んで読むなんてのは本末転倒だ。

 それでなくても読みたい本は目白押し。借りては返し、また借り直す。この繰り返しだが、今後もこの姿勢を変えるつもりはないので、たとえお気に入りの作家(両村上とか京極とか)でも、次回はいつになるかは「神のみそ汁」いや「神のみぞ知る」だ。あしからず!

1.限りなく透明に近いブルー 村上龍
2.ブログをもっと楽しく活用する本 板垣朝子
3.ブレイブ・ストーリー 宮部みゆき
4.塗仏の宴 宴の始末 京極夏彦
5.夫婦茶碗 町田康
6.塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦
7.鉄鼠の檻 京極夏彦
8.パズル アントワーヌ・ベロ
9.村上龍映画小説集 村上龍
10.神は沈黙せず 山本弘


僕の読書の癖で乱読とは別に、あるテーマを決めての読書というのがある。

 ここ数年では、本格ミステリーファンならおなじみのディクスン・カー(カーター・ディクスン)のミステリーをすべて読み尽くすというのが僕の隠れテーマで、ようやく世に出てるカーの長編の8割方は読んだ。その際に書いた感想もアップしたいのだが、なにしろ実家にノートを置いたままなのでいずれという事になる。

 では図書館を活用し出して覚えたのが京極夏彦の「京極堂」シリーズで、これもあと長編残り一作というところで一休みしている。あと一作で最新刊に手が届くと思うともったいなくて読めない。だから長編の読書最後が「塗仏の宴」2作だ。何しろランキングには「鉄鼠」を含めて3冊も入ってるから、つくづく京極様々と言ったところだ。今や映画も公開されているので、もう少し記事の投稿を遅らせるべきだったかなどとも思うが、後の祭りか。

 ランキングには出てこないが、図書館の活用で村上春樹を続けて読むようになった。それならば村上龍も読まなければバランスが悪いと思い立って、ぼちぼち読み出している。

 村上春樹は本当に最近まで未読だったが、龍の方は学生の頃に何冊か読んでいたので読めば面白いのは分かっていた。ただ春樹とは違って読書する側にもパワーを強いるのが村上龍作品の特徴。その意味ではブログで感想を公表できる事が力となって、読書にも根性を入れやすい。

 その意味ではブログを始めてよかったと思う。

 さて「透明に近いブルー」が1位になるのは、相変わらず村上龍人気を物語っているが、僕としては今回読んだ中では「映画小説集」がとっても面白かった。映画好きって事もあるが、何故か「69」でも「ブルー」でも語られていない素顔の村上龍が出てくる気がしたからだ。

 「パズル」が8位に入ったのは自分でも意外だったが、きっと読者が少ない、けれどアウトラインを説明すると面白そうと感じられる作品だからだと思う。こういう作品が入ると記事を書いた甲斐があったと思えてうれしい。

 「神は沈黙せず」は一部SFやミステリーのファン、はたまたオタクっぽい人々には有名な作品だろうから、もはや語ることは何もない。

 宮部みゆきはもちろん好きだが、「ブレイブ・ストーリー」や「誰か」など最近はコクのある作品は読んでない。そろそろ何か読んでおきたい。

 「夫婦茶碗」の町田康については、近日中に「告白」の読書体験が待ち受けている事だけお知らせしておこう。

 それにしても実はもっともランキング入りして驚いたのは、2位の「ブログをもっと楽しく活用する本」だ。意外ではないが、こんなにみんなブログのハウツー本に関心があるのかと改めて思い知った次第だ。

 やっぱり僕同様ブログに魅せられた人が多いんですね〜。



 



posted by アスラン at 19:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | アクセス解析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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