カテゴリ記事リスト

2006年03月20日

最上段にある川端康成集を手にとってみる(図書館のすべて)

 最近、川端康成の文章に惹きつけられているため、川崎や立川の図書館に出向くたびに書架の品揃えを調べている。

 有名な作家であるとは言え、現役の作家ではなく新作も望めないとなると、昔からある蔵書がどんな状況にあるかによって借りられる書籍の品揃えも限定される。例えば川端ならば新潮文庫というのが今でも変わらない相場だろうが、川崎でも立川でも新潮文庫だけで読もうとすると難しいのが現状だ。

 そうなると岩波だとか講談社文芸文庫などをあさる事にもなるが、いっそのこと全集を読もうなどとも思ってみる。しかしまさか1巻から順にというほどの根性はまだないので、とりあえず先日の文豪ナビとかその後読んだ著作でめぼしい作品をリストアップして、それを含む全集を借りるという事になるだろう。

 といっても書架にあって手に取れるとうれしいなぁ。同じ文章とは言ってもどの書籍でどういうレイアウトとフォントなのかは読書の心地よさと大きな関係があるから、できれば読みやすい本がいい。全集だと本の重さや大きさも見過ごせない

 立川ではつい先日までウェブから蔵書全点は借りられなかった。まだその状況の時に最寄りの図書館に出かけた。すると壁側の書架の最上段に日本文学全集がある。手は届かない。踏み台を探してもってくる。踏み台の一番上のステップにあがるとようやく手に届く位置にくる。

 みると川端康成集の1冊は、3段組で細かい字でずっしりと作品が詰まっている。これはなかなか読み応えがある。しかも1冊で済む。しかも字が細かくて見にくいとしても、なかなか綺麗な本だ。というか、この住宅街のただなかにある図書館。ミステリ関係の書籍は充実しているが、文学全集などに手を伸ばすマニアックな人は少ないのだろう。本当に綺麗なのでもったいない。僕が汚してあげよう〜。というのは言葉の綾。借りてあげよう〜。

 もっとも今は川端だけで

伊豆の踊り子,温泉宿 他四篇(岩波文庫)
山の音(岩波文庫)
千羽鶴(新潮文庫)
浅草紅団,浅草祭(講談社文芸文庫)

の4冊も借りている。文庫で借りられるものがなくなったら全集のお世話になろうと思う。

 「待っていてね〜」と声を掛けると、「待っているよ。ずっと待って待ってとっくの昔に待ちくたびれてるよぉ」とずっしりとした重い声が聞こえるような気がする。

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2006年03月18日

祝・立川図書館殿!熱烈大歓迎的完全予約機能(図書館のすべて)

 いやはや、びっくりした。今日何気なく立川図書館のサイトから予約状況を確認しようとアクセスしたら、なんとなく予約待ちのリスト表示がいつもと違っている。何が違うんだろうとよーく見てみると、予約取り消しボタンが追加されているのだ。

 これまで立川ではウェブから予約はできるのに取り消しは一切できなかった。取り消すためには各図書館の受付に行って取り消しの依頼をしなければならなかった。ウェブからの予約は10件が上限なので、調子に乗ってどんどん予約してしまうと手も足もでないダルマ状態になってしまう。

 実は川崎も予約取り消しはできない。予約した当日はシステムが予約受付を確定していないので取り消しできるが、確定した翌日からは取り消しはウェブからできなくなる。だから立川図書館の今回の予約取り消し機能は画期的なものだ。いつでも取り消しができるからだ。(ただし受け取り状態になっているか回送中の状態では取り消しはできない。)

それだけでも感動ものだったのだが、何故か虫が知らせたのか予約をしてみた。これまで立川図書館では、予約しようとする本がすべて貸し出し中になっていないとウェブから予約受付させてくれなかった。どういう理屈かはっきりとはわからないが、要するに返却されてきた本を予約待ちの人に回送するというシステムで、わざわざ書架にある本を回収するという手間をかけたくなかったのだろう。
 
 ところがなんと今回の変更で、貸し出し状況に一切かかわらず予約できるようになった。要するにすべての本が借り出せるようになったのだ。これはホントに革命的な変更だ。なぜ革命的かというとこれで川崎図書館を超えたからだ。

 これまで川崎図書館と立川図書館の利点・欠点を比較してきたのだが、川崎が立川に勝っている部分は簡単にいうと以下の3点だった。

 ・蔵書全点の予約がウェブからできる
 ・携帯からも予約ができる
 ・新刊本がいち早く入荷する


このうちなんといっても蔵書全点の予約という点が最大の利点で、この点が解決しない限り川崎の利便性に勝てない。今回、立川はこの点で川崎と同等になった。

 でもこの点が解決すると、立川が川崎を上回る利点が多い。

 ・検索で、所蔵館やキーワードで検索できる
 ・予約待ちのカウントダウンが表示される
 ・予約取り消しができる(今回から追加)
 ・利用者あたりの蔵書数が多いため、待ち行列が短い


 川崎の検索では指定図書館への取り寄せに主眼が置かれていて、今すぐに借りに行きたいという要望に対して検索システムが応えてくれない。所蔵館で絞り込みができない検索というのは結構致命的なのだ。

 立川図書館殿、どうもありがとうございます。これからもいっぱい借りますのでよろしくおねがいいたします。

 それにしても今回の変更、いや大改革。もっと宣伝してもいいんじゃないでしょうか。僕など感動してしまって、どのようにアピールされているか立川図書館サイトのトップページをしげしげと見たのに、変更しましたの一言もありません。これはあまりに謙虚すぎるのではないでしょうか?

 それともまだ実験段階で秘密だったでしょうか?でも内緒ということで、そっとそっとお礼を申し上げさせていただきますです、ハイ!

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posted by アスラン at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

リサイクル図書を持って帰れば、もう春(図書館のすべて)

 思いっきり、風邪を引いてしまった。熱は二の次の風邪でまず咳こむ。痰が絡む、鼻水が出る。そのうち声が出なくなった。遅ればせながら微熱が出たのでようやく医者にかけこんだが後の祭り。抗生物質やら痰切りの薬やら大量に飲んでいるがなかなか完治しない。この週末も体をなるべく休ませてはいるが、だるさはとれず、何より声が復活しない。

 もちろんささやくようには出せるのだが、声帯を震わせるような普通の声が一切でない。だそうと思うと、裏返る。裏返った声を絞り出せば出せない事はないが、心の中で「せえの」と自分に声を掛けないと出てこない。出てきても続かない。すぐにトーンダウンして元のささやき声になる。
よって聞き取りづらい。僕自身はよく聞こえるのだが…(当たり前だ。それが骨伝導と言うものだ。)

 尾崎放哉の「咳をしても一人」という句があるが、咳をするのは二人、いや三人だ。家族全員、同じ風邪で咳をかわりばんこでしている。

 この時期、水ぬるむように気温もぐんぐん上昇しおもても歩きやすくなる。だからいつまでも風邪を引いていると、自分だけ流行に後れているようで気後れしてしまう。早く直さねば。

 ところで、先週末に最寄りので図書館にでかけた。立川の図書館はほとんどが公民館の建物に入っている。春祭りという企画で、公民館を利用している各種サークルがバザーやら喫茶などをやっている。まあお年寄りの楽しみのような企画が多いので立ち入る事はないのだが、読書ジャンキーの楽しみは図書館入り口前に置かれる不要図書のワゴンだ。

 そう多くはないが、使命を終えた文庫・単行本・雑誌がワゴンにならぶ。立川で暮らすようになってから週末の図書館がよいは習慣化しているので、おそらく毎年このワゴンから数冊本を頂戴していると思う。とびきり目玉商品っぽい著作がならぶわけではないが、ミステリーは結構ふくまれているので持ち帰りたくなる冊数は多い。しかしなんというか読みたいというモチベーションが高いわけではない本なので、つい後回しになり必ずしもすぐに読むわけではない。いや、結構自宅の書棚に積ん読になったままの本が多いかもしれない。

 なのに性懲りもなく今回も3冊持って帰りました。

 アガサ・クリスティ「愛の探偵たち」(ハヤカワ・ミステリー文庫)
 E.S.ガードナー「傾いたローソク」(ハヤカワ・ミステリー文庫)
 スティーヴ・エリクソン「黒い時計の旅」(福武書店)

 クリスティは新しい文庫が出たからだろう。面白いかどうかは別にしてクリスティなら持って帰る事にしている。いずれ絶対読むぞ。

 ガードナーは今や新刊本の書店にも置かれる点数が少なくなっているので貴重だ。昔は何冊か読んだのだが、本作は読んだか記憶にない。だからとりあえず持って帰る。

 エリクソンという作家の作品は読んだことがないが、パラレルワールドと裏扉に書いてあったのにちょっと惹かれた。それにあまり手に取られていなかったのか妙に新品同様な単行本である事も惹かれた理由のひとつだ。もったいないが、同じ作品が文庫化されたので、単行本はリストラされたらしい。

 ありがたく頂戴します、立川図書館殿。

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2006年03月09日

映画の原作本をお弔い読書に…(図書館のすべて)

 最近、70年代の僕のカルチャーを支えてくれた人達がバタバタと亡くなった「警部マクロード」のデニス・ウィーバーに、「時間ですよ」の久世光彦、それから「ウルトラマン」の脚本家・佐々木守だ。彼らへのお弔いは出演・演出・脚本の番組や映画を見ることで果たされると僕などは思う。久世さんは作家でもあったので小説を読むのもいいだろう。

 ところでやはり先日だったか、あのスピルバーグの出世作「ジョーズ」の原作者が亡くなったという記事も見かけたのだ。原作者の名前はピーター・ベンチリー。知らないなあ。そもそも原作があったというのも初めて知った。その他「ザ・ディープ」という映画の原作も書いている。「ザ・ディープ」ってどんな映画だろう?知らないなぁ。

 というわけで無視してもよかったのだが、「ジョーズ」はなんと言っても高校生の一番多感な頃に見た傑作映画という思い入れがある作品。原作者へのお弔いをかねて読んでみようと借りました。文庫ではなく単行本。もうボロボロと言っていい。どれだけの人が手にしたんだろう。

 そこではたと考えたのだが、意外と原作があって映画化されているというものは多い。ところが日本では、原作は映画公開に合わせて初めて翻訳されるといういわゆるメディアミックス戦略が取られることが多い。そうなると映画を見るのに夢中だった時期には、僕にとって原作本は埒外におかれてきた。

 先日テレビで「フォレスト・ガンプ」をやってた時になつかしげに見たのだが、ロバート・ゼメキスという職人さんにしてもあまり上出来な映画にはなっていなかったなぁと改めて思ったのだ。でもこれって原作は面白いんじゃない?なんと考えたら読書ジャンキーの胸騒ぎは止まらない。さっそくウェブを検索したら、あったあった。ウィンストン・グルーム原作。ん?なんと「フォレスト・ガンプ2」まである。映画のラストからさらにJr.を育てる話でもあるんだろうかね。とにかくまず「ガンプ」の方を読みましょう。借りました。

 そういえばアカデミー賞のシーズン。NHK−BSはアカデミー賞授賞式に合わせて、過去のアカデミー賞受賞作品を毎日のように放映している。コッポラの「ゴッドファーザー」もやると宣伝してた。コッポラは、マリオ・プーヅオの原作を上から押しつけられた時、「制作者たちは三文小説を押しつけようとしている」と嘆いたそうだ。また重厚な演出で世間をうならせたコッポラ自身は「自分はマフィアを描いてるつもりはない。あれはある貴族の物語なんだ」とのたまわった。ならばやはり原作の出来も確かめてみなければなるまい。借りようかな。

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2006年02月07日

雪崩で本も遭難するか!?(図書館のすべて)

 このところストレスがたまってるせいか、知らず知らず本が増えつつある。

 そもそも独身時代と違って、好きなだけ本が買える金銭的余裕があるわけではないし、そもそも狭い住宅事情を考えると積ん読状態の本を大量に置いておける書棚があるわけではないし、そもそもダニの温床になるからこれ以上増やすなというパートナーからのきついお達しがあるし、そもそも、そもそも、そもそも…。ところで「そもそも」って何?

 そんなこんなで結婚とともに始まった図書館逍遥の日々。でも立川と川崎2館で合計20冊借りられるのをいいことに、徐々に読めない量を借りまくるようになった。これもストレスのせいか。おかげで書棚に入りきらない本が一時置き場に高く積まれることに。

 ところで我慢に我慢をかさねてもどこからか忍び込むのがコレクション好きの心理。特に最近、会社帰りに立ち寄る町の古本屋やブックストアいとう・ブックオフなどのチェーン店で100円で買えてしまう読みたい本の数々。もう金銭的なタガがはずれて、あとはなしくずし的に1冊、3冊、…とこっそり買って帰る事に。当然ながら書棚にぎっしりと押し込まれてさらには一時置き場に高く積まれることに…。

 例えば、昨年はまった京極堂シリーズは分冊ではなく箱本を「姑獲鳥の夏」から「塗仏 宴の始末」まで積む。ついでに「嗤う伊右衛門」「百鬼夜行−陰」なども購入。「陰摩羅鬼の瑕」は現在、安いノベルスを物色中。
 
 「亡国のイージス」文庫上下巻600円なり。買おう買おう。

 クイーンは以前からこのブログで言っているが、パーフェクトガイドの受け売りで再読のため、書店を物色中。僕のためかのように国名シリーズをどなたか手放したと見えて、1冊200円程度でほぼ全冊入手

 エラリー・クイーン「ローマ帽子の謎」
 エラリー・クイーン「フレンチ白粉の謎」
 エラリー・クイーン「エジプト十字架の謎」
 エラリー・クイーン「チャイナ橙の謎」
 エラリー・クイーン「ギリシャ棺の謎」
 エラリー・クイーン「シャム双子の謎」
 エラリー・クイーン「スペイン岬の謎」
 エラリー・クイーン「アメリカ銃の謎」

 (「オランダ靴の謎」は読了後なので購入せず。「ニッポン樫鳥の謎」は未入手。)

 ついでに「中途の家」「Zの悲劇」も購入。

 さて、ブックストアいとうの100円コーナーで見つけたマイケル・スレイド「グール」上巻。下巻は無し。保留。後日ブックオフの100円コーナーで下巻を発見!古本屋で「神経衰弱」ができるとは思わなかった。下巻購入後、最初の上巻も購入。

 現在、立川図書館で130人待ちの東野圭吾「容疑者Xの献身」。ブックオフで半額800円で売っている。我慢できない。やっぱり我慢できない。買ってしまった…。

 というわけで着実に蔵書が増えて隠しきれない状況になってきた。おまけに購入欲を助長するように、仕事の忙しさが増大し、肝心の本を読む時間が削られていく。それがストレスを生み、さらに古本屋や図書館に足繁く通わせる事になり…。ああ、なんたる悪循環。

 そこでついに雪崩が起こる。

 言わずもがなだが、図書館の方は読みたい本を予約しまくっている。ただし「容疑者X」のようにおいそれとは手に入らない行列待ちの本が多いのだが、川崎図書館は待ち人数を公開してくれないので、ある日突然「用意できました」と言われる。

 それがあれよあれよと七冊。

 石持浅海「扉は閉ざされたまま」
 源孝志「大停電の夜に」
 松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」
 マリオ・リヴィオ「黄金比はすべてを美しくするか?」
 古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」
 マイケル・スレイド「ヘッドハンター(上)」
 マイケル・スレイド「ヘッドハンター(下)」


 川崎には3冊返却していない本があり、どれも返却日がせまる。さらには松尾スズキの本は
取り置き日がせまる。あああ、と呻いていてもしょうがない。ついに雪崩が起きました。

 マイケル・スレイド「斬首人の復讐」
 笠井潔「探偵小説と二〇世紀精神」
 法月倫太郎「生首に聞いてみろ」


 この3冊は本の雪崩により遭難。読まずに手元を離れてしまいました。いや「斬首人」はもうなんども遭難してるけど、着実に読んだ頁が増えてます。この調子ならいつかはきっとかならず。

 立川でも雪崩の余波が起きました。というよりもうギブアップ。あまりに借りまくって、あまりの買いまくって、それで読まないなら、今後も雪崩は続く。ならばと思い切って週末に立川では以下を返却。

 舞城王太郎「世界は密室でできている。」
 香山リカ「いまどきの「常識」」 
 森絵都「いつかパラソルの下で」
 角田光代「空中庭園」
 村上龍「KYOKO」

 うち舞城と香山の二冊はなんとか読破。本来なら返却した足で借りて帰るのだが、震える手を押さえて、棚から取り上げた本を悩んだ末に戻して、てぶらで帰ってきました。これで真っ当な人生を歩めるぞ〜。

 いや、だめか。それでも現在14冊借りてるんだった。ガンバレ〜、読書ジャンキー。読まずしてなんの貸出だ〜、蔵書だ〜。

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posted by アスラン at 12:55 | Comment(3) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

図書館逍遥(2005/12/10〜11)

12/10(土)
 最寄りの図書館に行く道筋。歩いても5分かからないと思うが、身を切るほど寒いので自転車でむかう。いつも思うのだが途中に民主党の掲示板がある。そこの岡田前代表のきまじめそうな顔をともに「岡田政権500日プラン」という文言が入ったポスターがずっと貼られたままだ。さすがに今となっては痛いポスターだ。こういう事やってるから民主党は政権はおろか対抗勢力にもならないのだ、などと変な事が頭から離れないままペダルをこぐ。

 荒川洋治「詩とことば」(読了)とマイケル・スレイド「斬首人の復讐」(未読)を返却。

 「詩とことば」の方は詩のもつ力を感じさせてくれる著者の素直さと同業者への辛辣さが感じられて面白かった。書評用に後半のハイライトをメモしたかったが時間がなく、図書館の前で携帯のカメラで数頁マクロ撮影。まったく何やってるんだか。

 「斬首人の…」は川崎で借りて未読。オーバーラップする形で立川で借りたのにまたまた未読。何やってるんだか…。

 楽しみは予約した本「生協の白石さん」が来てる事。まあ読めばあっという間なのだが、今回は半月ほどで手に入ったので、さくっと読んでさくっと返そう。

 ついでに思う存分棚を物色。「詩と…」の影響で滅多に読まない詩をなにか読みたい気分で詩のコーナーに立つがいまひとつ絞り込めない。萩原朔太郎はいいとしてもっと現代に近い詩人を誰にすればいいのか迷ってしまい、結局、大岡信「ことばの流星群」にする。読み応え十分だが
、これで好きな詩人が見つかったらさらに深みにはまってしまいそうだ。でもさすがにそれはないかな。

 ミステリー好きの仲間が話題にしてた舞城王太郎「九十九十九」があったので借りる事に。この手のノベルスは癖があるので、果たして鬼が出るか蛇が出るか。

12/11(日)
 時間があったので、JR駅をはさんで反対側の中央図書館に出向く。実は昨日返却日だった豊田和真「キャッチ ア ウェーブ」(未読)を鞄につめこんだまま書架を逍遥している。

 3階でマイケル・スレイド「斬首人の復讐」を見つけて考え込む。3度目だが果たして読む気があるのか。いやなんとかなるだろうとまたしても借りる。「キャッチ…」の返却を後回しにしたら何も言われずに借りられた。ありがたくもうちょっと借りたままでいよう(確信犯)。

 2階で美空ひばりの自作詞にまつわるエピソードを書いた

 堀ノ内雅一「草原の人」

をやっと見つける。毎回来る度に音楽本の棚をさがすのだが見つからなかった。なんのことはない。裏側にもあったわけか。その横に、

 田家秀樹「読むJ−POP−1945−1999私的全史 あの時を忘れない−」

という本も気になるので手に取る。私的全史とあるが、歌謡曲から始まってGS、フォーク、ニューミュージックと来て今のJ−POPに接続する一通りの歌謡史が書かれていて面白そうだ。
 
 迷ったが、美空もJ−POPも今回は見合わせる。

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2005年11月18日

図書館の「生協の白石さん」

 先日「生協の白石さん」を店頭で見かけて、その面白さ心地よさの一端に触れたのだが、いまさら予約しても手遅れだろうし、なんか1冊まとめて読むもんでもないなぁ。朝の占いみたいにちょこちょこっと店頭本をのぞきにこよう、などと考えたつれづれを記事にした。

 でもそれはそれ、やはり図書館フル活用読書ジャンキーの僕の事だから、一応念のため図書館にアクセスしてみました。まずは携帯から川崎図書館。検索されず。エッ!なんで。白石さんの字を間違えたかな?白岩さんだったとか。まさかね。それとも「生協」のほうか?盛況でもなし聖教でもない。あれれ?本当にまだ蔵書になってないのかぁ

 立川図書館は携帯からアクセスできない(なんでJava使ってるんですか?携帯サイト立ち上げてください>関係者殿)ので、自宅に戻ってアクセス。やはりない。というか新刊への対応が早い川崎になければ立川にあるわけがない。そう思ってしぶとく川崎図書館で検索。やはり本当にないようだ。でもこの本ってもうずいぶん前に発売されて話題になってたんじゃないの?

 って思ったら、なんの事はない。大きな勘違い。「生協の白石さん」は本から火がついたのではなく、紹介ブログから火がついたんだってね。だから読もうと思えばブログにアクセスすれば誰でも読める。なるほど「ポスト電車男」とどこぞのブログに書かれていた意味がようやく分かった。内容じゃなくて拡がり方を指していたのか。

 となると「電車男」もわざわざ書籍で読んだ僕としてはあらためて本が気になる。まだ蔵書になってないとしたら、手遅れじゃないぞ〜!俄然注目図書になってしまった。では果たしていつ出るか?

 結果。今日両方の図書館で検索したら、なんと両方とも蔵書になっています。もっともまだ準備中なんで整理券配ってるみたいなもんだけど、とりあえず予約、予約。

 ゲッ!川崎はもう待ち行列105人。なのに書籍は3冊。1冊あたり35人かぁ。何ヶ月かかるかなぁ。対する立川。うゎ〜。こういう時、立川に住んでるありがたみを感じます。待ち行列12人に対して準備書籍は6冊! 貸出開始から2〜3週間後といったところでしょうか。大好きさ〜、立川。

 それにしても「白石さん」の人気は凄い!いっそのこと例の予約状況定点観測の対象にしようかな?川崎では行列がどこまでのびることやら。この人気、やはり純愛ブームは続いているみたいだ。これも一つの愛でしょ、愛。

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2005年10月25日

マルチ商法的積ん読+サラ金的図書貸出=読書ジャンキー?

 現時点で図書館から借りている本が15冊。うち読み終わったのが3冊。うん、僕にしては順調な滑り出しだ。これからが根性だぞ〜。

 いやいや、現実をよく見ろ。15冊だぞ。なんでそんなに借りちまうんだ。3冊だぞ。まだ読んでない本が12冊という現実を直視しろ!そもそも根性入れてするものか?読書って。ゆったりとした気分で読むもんじゃないのか?

 心の中の天使と悪魔が僕に向かって語りかける、ささやきかける。何故天使と悪魔がおあつらえむきに話しかけるのだろう。それは僕がすでに中毒になっている証拠だ。読書という名の中毒に。

 では、いかにして私は読書ジャンキーになったのであろうか?

キーワードその1。「マルチ商法的積ん読」

 読書はマルチの罠に満ちている。例えば新しいお気に入りの作家を発見したとする。それが新人作家なら処女作なり数少ない作品を読み潰して、あとは新作待ち。それはそれでツラいが積ん読は増えない。むかし北村薫綾辻行人を発見した時は思いがけない幸せとちょびっと辛さを味わえた。

 しかしこれが旬を迎えた多作の作家だと話は違う。たちまち読みつぶしたい欲求は膨れあがる。吉田修一、桐野夏生、京極夏彦、川上弘美、そして最近では大道珠喜などがそうだ。つくづく赤川次郎や西村京太郎好きでなくてよかったと思う。でも村上春樹村上龍の山はデンとひかえている。

 一方ですでに亡くなっているが沢山の著作を残した作家を潰したい欲求が起こる。ミステリー好きだがクイーンには未読長編はない。横溝も角川文庫を潰していったことがある。乱歩は全集を読み継いで少年探偵団シリーズの途中、「電人M」あたりでマンネリの壁に突き当たって中断。

 カーは入手可能な長編を8割ぐらい読んでひとやすみ。最近はクリスティクロフツルパンシリーズを潰したくて困る。

 街の本屋には新作が溢れ、行く先々で立ち寄ったが最後、僕の携帯に保存された積ん読リストは2冊、4冊と増えていく。現状はこんな感じだ(最新の本が上に書かれてる)。

東京瓢然
魔王
フーコーの振り子
竜とわれらの時代
本が崩れる
誰も「戦後」を覚えていない
虚人魁人 康芳夫
製本探索
毎月新聞
ラッキーワンダーボーイ
花のようなひと
復刊ドットコム奮戦記
書 筆触の宇宙を読み解く
タッチで味わう映画の見方
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
あのころの未来
獣たちの庭園
斬首人の復讐
素数の音楽
小説の自由
後ろ向きで歩こう
逆説探偵
「二重言語国家・日本」の歴史
幼年論
紫禁城の黄昏
一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する
撮影監督
モーダルな事象
出生の秘密
ケプラー予想
これでわかった「現代思想・哲学」大全
ドーナツをくれる郵便局と消えゆくダイナー
国語辞書事件簿
四色問題
パラドックス大全
ミステリ十二か月
裸者と裸者

 ちなみに最初の2冊は今朝の「めざましテレビ」で仕入れたばかりだ。

 そして最もジャンキーの僕にとってタチが悪く魅力にあらがえないのが本の本。書評や評論だ。

 前に書いたが「ミステリーより面白いミステリー論18」では作家は少ないながらも、ディック・フランシスの競馬シリーズイアン・フレミングのボンドシリーズの山が増えた。

 読んだばかりの「復刊ドットコム奮戦記」はもう気が狂わんばかりの復刊本の洪水だ。とりあえず
残された人びと(「未来少年コナン」の原作だそうだ)
ビビを見た!(大海あかし)

を予約で入手。

 加藤洋典「僕が批評家になったわけ」は平易な文章で「批評とは何か」を語りかけてくれるが、これは「ことばのために」という岩波の企画本の一冊と知った。他に高橋源一郎関川夏央なども書くらしいがまだ予約できない(出てないのか?)。荒川洋治だけ予約。

詩とことば


 実は本書には70年代、80年代、90年代と区切って主要な批評本タイトルを列挙している。ヤバい!書き留められないからコンビニでコピーしちゃいそう!!

キーワードその2。「サラ金的図書貸出」

 この春から立川図書館も5冊から10冊に貸出点数を増やした。これは果たしていいことか?貸出期間を倍とは言わないが3週間にしてくれるなら手放しで喜ぶところだ。しかし期間は変わらず。

 本は冊数ではなく従量制であるべきじゃないだろうか、特に読書ジャンキーにとっては。早い話が京極夏彦桐野夏生福井晴敏をいっぺんに借りる過ちはすべきではない。もちろん他の本と併せて10冊借りている状況での話である。

 借りすぎは精神衛生上よろしくない。たえず返却日を念頭に本を読む。何かに追いたてられている。そこに何ヶ月も待った本が入ると尚いけない。

 基本的に借りた本は読むつもりで借りている。だから何ヶ月待とうとそれから先に読もうなどとは考えない。借りた順に忠実に。そしていつの間にか計画が破綻してるのに気づく。「ご利用は計画的に」の言葉がアタマのなかを空回りする。順を飛ばす。「蹴りたい背中」を先に読む、「間宮兄弟」を先に読む、「モーダルな事象」を先に読む。焦る、汗が出る、返却を渋る。そして督促メールが来る。

 その間にも予約した本は次々に取り置きされる。取り置き期間は10日。これを借り出すには利子(貸出本)を返さないといけない。取り置きを流したくない、でも手元の本も読みたい。ジレンマに陥る。

 あきらめて本を返す。なんかすっきりする。なあんだ。こんなにさっぱりするならトットと返せば良かったよ。あんなに焦れたのがウソのよう。読みきれなかったやつはまた借りればいいんだからね。「アースダイバー」返す、町田康の「告白」返す、「亡国のイージス」返す。

 さてまた取り置きの本が手元に舞い込む。まずは川崎図書館。

1.僕が批評家になったわけ
2.復刊ドットコム奮戦記
3.土の中の子供

 至福のとき。芥川賞含む話題本揃い。
 週末、立川図書館で。

4.Deep Love第2部
5.007/カジノ・ロワイヤル
6.どーなつ
7.解夏

「Deep Love」はアユの物語ハマりました。「007」北上次郎さんオススメありがとう。「どーなつ」前から気になってた。「解夏」借りては返し何度めでしょう。

 再び川崎。

8.残された人びと
9.ビビを見た!
10.幸せな動物園
11.ミルク
12.誰も読まなかったコペルニクス

 「復刊」の2冊届く。まだ余裕あるよね。一度は行きたい旭山動物園の本を「今日返却された本」棚で発見。おっと大道珠喜さんの「ミルク」もある。借りよう。ニコニコニコニコ。この棚もマルチの罠だ。受付にちょい行列。脇に何故か新刊コーナーで10冊ほどならんでる。ナニナニ、「コペルニクス」フンフン、借りちゃえ〜。これも図書館の罠だ。

 またまた立川に本入荷。

13.アースダイバー
14.百器徒然袋−雨
15.装丁ノート

 「アースダイバー」またまた再会。タナトスの塔・東京タワーからダイブ再開。そう言えば読書の秋。そろそろ京極夏彦をじっくり読めるよね。あれ?装丁家・栃折久美子さんの本にこんなところで再会。「ワープロで本を作る」本にハマってた時期がありました。

 ってなわけであっと言う間に15冊。読書ジャンキーの禁断症状はまだこれからだ。

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2005年08月30日

着々とブラックリストを登りつめる日々

 夏休みまでは順調だったのだ。確かに。

 夏休み中に赤塚不二夫の本や吾妻ひでおの本(マンガ)も読んだし、「蹴りたい背中」だって読んだ。もっとも8ヶ月かかったこの本は2時間ほどで読める超ライト本なのだったが…。

 ちょいと油断して北村薫「ニッポン硬貨の謎」に手を出したのが失敗だった。買ったぞと、このブログに書いてから、早1ヶ月半。そろそろ読まないと旬を逃しちゃうと読み出したら、これがもう楽しくて楽しくて。エラリー好きおまけに北村薫好きにはたまらない作品。じっくり読みたくなってゆっくり味わってたら、借りてる本を読む時間がなくなってることに気づかない。しかも夏休み前に借りて、夏休みすぎたらタイムオーバーだって事も気づいていながら、おっとり構えてた。

 そんなこんなで、二つの図書館でどちらも借りてた本の返却日をとうにすぎてしまい、延滞日の超過が10日をすぎてしまい…。そして、どうなったか。

 そして、何も借りられなくなった…。

図書館にまつわる忘れてはいけない数字は、何といっても10

 立川も川崎も10冊まで借りられる。10冊借りたら、次の本を借りるには手持ちの本を返却しなくてはならない。

 10冊予約できる。立川は未確認だが、少なくとも川崎図書館はウェブから予約できる本は最大10冊だ。11冊目の予約をかけると拒否される。だからもし待ち行列の長い「蹴りたい背中」級の本を何冊も予約すると、予約リストの回転が悪くなるので注意しよう。しかもウェブからはいったん予約した本の取り消しはできないから、なかなか借りられない本の予約は5冊以内にとどめておく事。

 予約した本を取り置きしてくれる日数が10日。これをすぎると取り置きは解除。せっかく予約したのに読まずじまいどころか、手元に本の重みも感じずじまいで本は流れてしまう。質草を流したかのような気まずい瞬間だ。しかし運がよければ翌日に別の本を借りに行ってみると流れたはずの本が借りられる場合がある。おそらく、取り置き日数超過本を次の予約者にまわしたり、所蔵図書館へ回送する作業に入る前ならば、いましばらくの猶予はあるらしい。

 そして返却日を超過できる日数が立川は10日。という言い方はおかしいか。返却日を超過するとレンタルビデオ屋だと超過料金がとられるが、公的図書館だとそんな野暮な事はしない。どうなるか。なんとウェブから予約ができなくなるのだ!こんな事聞いてないよ〜。

 正確には70日以上超過すると立川では貸出停止となるとウェブの説明に書いてある。そんなに猶予期間があるんだと正直驚いてしまった。ということは70日未満で借りっぱなしの本があっても、別の本は借りられると解釈していいのだろうか?いやそんな悪いこと考えちゃいかんだろう。とにかくウェブからは10日超過するだけで、予約サービスは受けられなくなる。これは正直きつい。

 一方、もう一つの大切な数字は14もしくは2。どちらの同じ意味で14日もしくは2週間だ。図書の貸し出し期間が2週間。借りた本を借り直す場合も、借り直した日から2週間。最長で2+2=4週間借りられる。もちろん4週間後には予約者がたとえいなくてもいったんは返さないといけない。それでも書架にならんだところをもう一度ゲットしてしまえば、さらに2週間。この手を使えば永遠に自分の蔵書にすることも可能だ。もちろん誰も予約しない超マイナー本に限るのだが…。

 川崎の返却日を超過できる日数は2週間。それをすぎるとどうなるか。立川はウェブから予約できなくなるといういきなり厳しい罰則。川崎ならばもっと厳しいかと思うと、督促状が来るだけ

お借りの資料の返却期限が過ぎています。
ご確認のうえ、すみやかにお返しください。

 さらに、

返却がさらに遅れると、貸出できなくなります。



という優しい文言が…。なかなかソフトな対応だ。ありがたい。とりあえずもうちょっと持っておくかな。って不埒な事を考えてはいけない。ただちに返却しましょう。

てなわけで、自前の蔵書「ニッポン硬貨の謎」を読んだツケは大きい。

(川崎図書館)
 「なにもしてない」(笙野頼子) -> 読まずに返却
 「江藤淳と少女フェミニズム的戦後」(大塚英志) ->読まずに返却
 「スー 史上最大のティラノサウルス発掘」 ->前に返却した時から1頁も進まず返却
 「なんとなくクリスタル」 ->立川図書館で読んだ時から1頁も進まずに返却
 「星の王子様」 -> 読まずに返却(今日行った書店では8冊の「星の王子様」を確認。岩波版以外をぜひ2冊くらいは読みたいものだ。しまった!)
 「アースダイバー」 ->痛恨の極み!!読み始めてとにかく面白い。東京タワーがタナトス(死の衝動)の塔であるなどの卓見に遭遇したところでタイムアウト。仕事も佳境に入ったのも災いした。

(立川図書館)
 「蹴りたい背中」「失踪日記」 ->無事読了。よかったよかった。
 「ディープブルー」 ->以前読んだ冒頭十数頁のまま。
 「イン・ザ・プール」(奥田英朗) ->読まず。「空中ブランコ」読了時に、これの続編だと気づく。だったこちらを読んでから2冊まとめての書評はどうかと思っているのだが、とにかく読まなきゃ始まらないぞ〜。
 「告白」(町田康) ->2度目の痛恨。とにかく分厚い。主人公はとにかく頭の中で饒舌。しゃべることと頭の中が一致しない超・思弁男の物語。どこに読者を連れていこうとするのかさっばり予測できない怪作ゆえに、読み切った充実感を味わいたかったのだが、次の予約取り置き本が流れてしまうのでやむなく、返却。くそ〜。なんだって、こんな失態をしでかしたのかぁぁぁ。

 ってなわけで、二つの図書館で返却しまくって、予約取り置き本を回収した結果、以下のニューフェース揃いになってしまいました。

出生の秘密
ベスト・ミステリ論18
月に繭地には果実
レストレス・ドリーム
通勤電車で座る技術!
亡国のイージス
解夏


 ところで、タイトルの説明が遅くなりました。書きそびれるところだった。あぶない、あぶない。

 で、わたくしめブラックリストに載ってるのではないかと危惧しております、ハイ。

 いつぞや、川崎図書館でウェブから予約した長期待ち状態の本数冊が、あと何人待ちか確認したのです。なにしろ川崎の方はウェブに待ち人数の数は表示されないので、直接窓口で確認しないといけない。そこで係の人がおもむろに端末の向きを変えて、すべての待ち数を見せてくれたのだ。

 すべての予約本があとどのくらいで借りられるか一目瞭然、何故ウェブから確認させてくれないのかなぁと思いつつ、僕の目はある項目に惹きつけられる。

 な、なんと、今まで流してしまった本だとか、今まで延滞してしまった本だとか、とにかくすべての本の履歴が残ってる。ぼ、僕はすべて返してしまえばきれいさっぱり身も心も改まって心安らかになれると信じていたのに、僕のこれまでやってきた悪行三昧「すべてまるっとお見通し」だったわけですね。それっていつまで残るんですか?永遠に残るの?

 って事は、僕はそれぞれの図書館のブラックリストの頂点へとひたすら駆け上がっているのでしょうか?それって個人情報保護法に抵触してませんか?いや思いつきなので他意はありません。どうぞご勘弁を、お代官様。

 これからは心を入れ替えてそそくさとお返しいたしますので、なにとぞ帳消しにしてくださいませぇぇ。早い話、なんとかなりません?その履歴。





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2005年08月10日

「文士の森」は一冊ではない

 例えば川崎図書館の予約システムで「徹底抗戦!文士の森(笙野頼子)」を予約するとする。

 最寄りの(立ち寄りやすい)図書館を指定する。
すると川崎中の該当蔵書から貸し出されていない本があるかを調べて、なければ待ち行列に並ばされ、あれば取り置かれる。

 先の指定図書館の書架にあれば取り置き、なければ他館から取り寄せる。そういう便宜になってるかは部外者にはわからないが、とにかく指定図書館に蔵書が存在しても他館の本が手元にくる事はよくある

 で「文士の森」だ。借りたはいいが、何せ400頁しかもぎっしり文字が詰まっている。

 一ページ目に「面白いぞ〜」と書いてあるのに一向に面白くならない。著者のいう論争モードに入った文章は、はっきり言って先走りすぎて論旨は通らず飛躍が目立つ

 門外漢にはよくわからん用語がバシバシ出てくる。「ベクトル」と言う理系の言葉(著者)を使う柄(「がら」でも「え」でもない。柄谷行人の事)といい勝負なんでは?

 論争の本丸は柄谷だが、論争のそもそもの始まりは柄谷の劣化コピー(著者)・大塚英志である。彼の文章の主語の混濁(著者)をあげつらうのだが、一読者から言わせてもらえば、論争モードの文章は主語はめちゃくちゃ。混濁どころの話ではない。(しかしそれにしても混濁ってなんだろう?難しい)

 論争モードの文章だけならまだしも、その後の柄谷批判文(本人はエッセイと言っているが)でも主語の曖昧さが目立つ。人の論文はあげつらうのに自分の文章は棚上げなのかと思うとがっかりする。

 昔、会社にもこういう人はいた。頭の回転が速く口が立つ。だが誰よりも先の先まで読み過ぎていて、誰もついていけない。当人の頭の中では繋がってる話でも聴かされる方はたまったもんじゃない。

 もういいかなあ、150頁くらい読んでも面白くないし。

 と思ったら、頭にすっと入る文章がようやく出てきた。153頁「笙野さん、群像はどうなってしまうんですか」という文章だ。これは日本アメリカ文学会という組織の全国大会での講演録だそうだ。

 これはよく分かる。よく分かるのはケレンとか一切なく一部の人物を攻撃するための用語武装も何もなく、ただ聴衆によく分かるように平易な言葉でしゃべっているから分かるのだ。

 なんだ、最初からそう言ってくれればよかったのに。

ハッキリ言って153頁めから読み始めても一向に構わないと思う、この本は

 最初のぐだぐだした文章は、もしこれが続編で『ドン・キホーテの「論争」』とかいう最初の本を読めば分かるというものならば一切いらないと思う。

 この本単体ですべての論争の流れが分かると期待した僕もうぶなお人好しだが、それなら何故冒頭で、

 本編(ドン・キホーテの「論争」)をまずお読み下さい

とか、

 門外漢のための本ではありません、一部笙野ファンや例の論争フリークのための続編です

とか書いてくれなかったのかと恨めしくなる。

 でもとにかくようやく面白くはなってきた。相変わらず読みにくいけど。でもタイムリミット。返却です。すでに返却日オーバーしてるし。ほかにお弔い読書の森村桂、エド・マクベインがあるが、マクベインの方も涙を呑んで返却。また借りないとね。

 「文士の森」(って言葉も用語説明なし。やっぱり続編なんですね)もまた借りるにしても、返却日オーバーしてるから窓口で言ってもダメだろうな。それより新しい本でも物色するか。

 そうだ、笙野頼子ってどんな小説書くのか興味がある。まさか小説まで読みにくい文章って事はないよねぇと、田舎モノ丸出しで書棚へ。
「金比羅」はないけど意外と何冊もあるので(失礼!)、まよった挙げ句

 なにもしてない 笙野頼子


を選ぶ。
またまた、そうだ! 論争相手の代表作(と思うのだが)、

 江藤淳と少女フェミニズム的戦後 サブカルチャー文学論序章 大塚英志


も読んでみる事にしよう。棚にないので予約・予約。(なんか読者わざわざ増やしているような気がするんですが、いいんですか?笙野さん)

 書評棚に行くと「アレレ?」。返却した「文士の森」がある。いや、そうじゃない。ここの蔵書が書棚に鎮座ましましているのだ。さっそく借りなおしました。

 いやはや、これってやっぱり最後まで読めっていう啓示ですか?それとも呪怨かな?(誰の?)
で、借りてきました。

 徹底抗戦!文士の森 笙野頼子


 それと再度借り直して届いたのが、以下の2冊。

 スー 史上最大のティラノサウルス発掘  ピーター・ラーソン、クリスティン・ドナン
 なんとなく、クリスタル 田中康夫

 どちらも途中からの読書継続中です。さあ夏休み近し。頑張るぞ〜。


posted by アスラン at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

お弔い読書

 最近、立て続けに残念な訃報に接している。

 昨年になるが、僕の大好きな漫画家・横山光輝が火災で亡くなったのは痛ましいし残念だった。

 「天国にいちばん近い島」の森村桂の訃報に接したときは残念とは思わなかったが、大林宣彦の映画は何度も見てるので、ちょっと心に引っかかった。

 自ら逝ってしまった鷺沢萠野沢尚は好きな作家でもないし、現に一冊も読んでないが、逆にこれからも読まないで終わる可能性が高くて、それがいまだに気になってる。

 岡本喜八の死は横山さん同様に無念だけれど、お歳がそれなりなので幸せだったかなとも思う。でも遺作となった「助太刀屋助六」をまだ見てないのはファンとして申し訳ない。

 高田渡の死は驚かされた。「こう見えても僕より若いんだよ」とBSの懐かしのフォークソング番組で南こうせつが年下の高田渡を紹介した時に本当の歳を知ったのだが、享年56。やはり若い。

 同じくNSPの天野滋の死は唐突だった。享年52は若いが高田渡とたったの4歳違いだと言うのは、僕の中でもあきれて物も言えないという感じだ。表現する詩情は全然違っていたから。それだけ天野滋は青春のみずみずしさを歌っていたという事になるか。
 ただ僕らにとって幸いなのは、一曲でも胸を打つ歌があれば彼らは僕らの思い出の中で永遠なのだ。

 そして先週のエド・マクベイン。ミステリーファンなら言わずとしれた87分署シリーズの著者が亡くなった。ごめんなさい。ミステリーファンを自称してるのに一冊も読んでません。

 そうして作家の訃報が積み重なると、それだけ僕の心の中に彼らの著作が丸ごと積ん読になって増えていくような気がする。

 だからお弔い。お弔い読書をしようと思う。

警官嫌い エド・マクベイン
天国にいちばん近い島 森村桂


 
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星の王子さまがいっぱい!!

 サン・テグジュペリの不朽の名作「星の王子さま」が店頭に並びだした。

 僕が立ち寄った書店では2冊平積みになってて、そのうち1冊は最近亡くなった作家の倉橋由美子さんが翻訳している。こちらは岩波版同様、原作当時の挿絵をそのまま使ってるが、もう一冊の方は、独自の新しい挿絵を作って載せているのが目新しい。

 そもそも「星の王子さま」はずっと岩波が日本での翻訳権をもっていたので、他の書店が出すことはできなかったのが、ようやくというか著作権が切れたために岩波の独占翻訳権も失効した。

 そこでわれもわれもと翻訳に乗り出したわけで、書店に「星の王子さま」がいっぱい並んでるってわけ。岩波オリジナル版も当然ながら並んでるしね。

朝日新聞の記事では訳者の倉橋さんが岩波版(内藤濯・訳)との違いについて語ってる。

「内藤さんの訳はすばらしい。ただ、子どもの読者を意識して訳しておられるので、私は大人のために訳した。だから、これまでのイメージを裏切ってしまうかもしれません」


 そういえば僕も数年前、音楽座の同名のミュージカルの出来映えがあまりによかったので、おもわず原作本(岩波版)を買って読んだんだけど、ちょっと違和感があった記憶がある。文体は子ども向けなのに内容は大人向け。というより大人向けの内容なのにほのめかしで終わっているような中途半端さが感じられた。そうかぁ、そういう事だったのかと記事を読んで納得。

 さっそく僕も図書館で予約。でもいったい何冊でてるの?新訳は3冊あるよ。それにいったい僕はどれ予約したんだろう。

 まっ、いいか。とにかく新訳者たちのお手並み拝見!




posted by アスラン at 02:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恐竜博終了?!

 終わっちゃいました、恐竜博!
夏休みがこれからだから、それまではやるんじゃないかとなんとなく思ってたんだけど、夏休みは愛知万博の方に会場が移るみたい。残念!

 「ジュラシック・パーク」の影響か近年、毎年のように恐竜の展示が開催されてるような気がするけど、どれもこれも行きそびれている。でも今回は科学博物館の開催だからかなり期待してたし、なにしろ世界最大級のティラノサウルス・レックスの化石「スー」が展示されてるというのを聞いていて、ぜひ見たいなぁと思ってた。

 なかなか行けないからつなぎに「スー 史上最大のティラノサウルス発掘」という本を借りてきて読み出した矢先に終了なんて、そりゃないよ〜。

 読めば読むほど「スー」って化石のすごさ、希少価値が分かる。
でも「スー」の化石のカラー写真でもたっぷり掲載されてるかと思ったら全然ないんだなぁ。かなりがっかり。(まだ最初の方だからかもしれないけど。)

 どうやら著者(発掘責任者)には写真を掲載する権利がないみたいなんだ。
そもそもスーを掘り出すまでの苦労とか、学術的な話、恐竜そのものの歴史などが書かれている本だと想像してたんだけど、発掘してからの想像を絶するゴタゴタが一つのテーマになってる。

 あまりに見事で整っている化石だったので、地主や国や国民を巻き込んだ一大スキャンダルとなり、FBIが化石を押収したり裁判になったりという話らしい。ちょっと意外で肩すかしをくらった感じがするが、まあ読めば面白いんだろう。

 と思ったら返却日が近づいたので、延長を申請したら通ったので、読書のつづきはちょっと保留。それにしても新品同様なのに誰も借りないのかよ〜

posted by アスラン at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月07日

『七夕』を思う読書

 今日は七夕

 東京に住んでると七夕がスカッと晴れているような記憶がほとんどない。いや、そもそも七夕なんて節分と同じように子どもの頃こそ楽しい行事だが、大人になると何もしないでやり過ごしてしまう1日にすぎないから記憶が曖昧なのか。
 だから、

 梅雨空に一喜一憂して、おりひめとひこぼしの出会いに想いを巡らしたり、
 短冊に願い事を書いて、竹にぶら下げたり、
 「笹の葉さらさら 軒端に揺れる」を唄いながら「のきば」ってなあにと首をかしげたり、

そんな「よしなしごと」に耽る事も絶えて久しい。
 と思ったら、遠くでゴロゴロと不穏な音が…。今年もどうやら例の二人は巡り会えないようだ。

 せめて「七夕」に関する本でも読んでみたいなぁと図書館システムをひもとく。こういう時の蔵書検索って、ドラえもんの「どこでもドア」みたいなものだなぁ。

以下、立川図書館で「七夕」をキーワード検索した結果(158件)から目に付いた本を抜き出してみた。
読む読まないは関係ない。「七夕」についてホンの少しでも想いを巡らせば、それでいいんじゃない。

1.「折口信夫全集36」
   みそぎ・七夕―純日本的な行事として

「七夕」が何故「七つの夕べ」と書くのかも分かるかも。しかも中国の節句とか関係なく「たなばた」ってあったんだね。

2.「7月7日、晴れ」 戸田山 雅司

 映画のノベライズ。望月ひなた(観月ありさ)と山部健太(萩原聖人)。アイドルとサラリーマンのかなわぬ恋。当時映画館では盛んに予告編をみた。ドリカムの主題歌とともに印象深いが結局観てない。フジテレビの月9映画版のような中身だろうけど、七夕なら許せるか。

3.「新編東京繁昌記」 木村荘八
  下町の風俗と歴史をつづった数多くのエッセイから精選して新たに編集。「七夕と盆舞り」

 下町に親と暮らしていると、夏の風物詩にはそれなりに出会えた。七夕こそ子どもの頃にしか短冊を用意した覚えはないが、お盆がくると「迎え火」をし、誰ともしらないご先祖様を迎えて、縁日や盆踊り、野外の映画大会と毎年のように夏を過ごし、「送り火」とともに暑い夏の終わりを感じた。
 
4.「まる子だった」 さくらももこ
  テーマは十八番の「子供時代」。お気楽で濃密な爆笑世界へようこそ。
大地震の噂;文通をする;犬を拾う;ラジオ体操;七夕祭り

まる子の時代は僕の時代。1970年代の今から考えるとなぜかのどかに感じられる二度とこない日々。鉛筆とノートをもらうために毎日のようにラジオ体操に通った夏の朝。

5.「メタルカラーの時代5−日本の力・日本の仕事・日本の未来−」 山根一眞
  第3章 宇宙ハネムーンの夢(世界初の無人ランデブーを目指した「七夕の衛星」―宇宙開発事業団;わがまま「おりひめ・ひこぼし」に奮闘した夏―三菱電機 ほか)

 七夕の衛星って?「おりひめ」と「ひこぼし」なの?技術者ってロマンチストだねぇ。

6.「LOVERS」 安達千夏等
  あなたは今、恋してますか?初恋、片想い、結婚前提の恋、不倫の恋、そして理想の恋…。
  男女の心は揺れ、迷い、動く。時代の空気を鋭敏に感じ取る9人の作家が、恋人たちの現在を描いた、珠玉の恋愛アンソロジー。
  七夕の春(島村洋子)

 意外と少ない七夕を描いた恋愛小説。でも「七夕」と「春」って?
posted by アスラン at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月03日

買っちゃいました、北村薫「ニッポン硬貨の謎」

 夕べ会社帰りの立川駅前のオリオン書房で、店頭にまだ並べられたばかりの

「ニッポン硬貨の謎 エラリ−・クイ−ン最後の事件 」 北村薫

を買っちゃいました。

 図書館で借りまくっている僕ですが、お気に入りの作家の作品はやはり自腹で買いたいもの。今回はエラリー・クイーンとのコラボ(いやトリビュートだな)なのでなおさらです。さてでもいつ読める事やら。

 綾辻行人「暗黒館の殺人」でさえ買っておいてまだ読んでない。先日近所の図書館に置かれていたのはちょっとショックでした。(早く読めって!)

 ついでに本を物色。正確には本のタイトルを物色ですが。

徹底抗戦!文士の森―実録純文学闘争十四年史 笙野頼子

 闘争相手(の一人かな?)の大塚某については、いつか江藤淳について書いた評論を読んでみようかなと思ってた矢先なので、ちょっと興味をひかれました。

 決め手は最終章に柄谷行人批判が展開されているところです。これはかなり面白そうです。
 さっそく予約しましたが、これもすぐ来ちゃいそうなんですよね。新刊なのに〜。
posted by アスラン at 02:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月29日

南武線で座る技術

 立川の住人となってはや5年目。どうしたって通勤は南武線である。

この南武線というのが本当にくせ者で、板橋区の親元に長年暮らしていた身としては、当時は激混みと思えた山手線が懐かしく思えてくる。

 なにしろ川崎から立川までほぼずっと混んでる。しかも普通なら午後の通勤ラッシュは5〜7時がピークなのに、南武線に限っては7時から延々9時、10時までピークが持続する
 要するに他の代替手段がないのが理由だろうが、遅くに帰れば座る事は難しくない京浜東北線や山手線に慣れた自分としては本当に「南武線って何なの?」ってくらい驚きだった。

 しかも肝心の帰宅時間に「立川」行きが2本に1本の割合になる。なぜちょっと手前の「稲城長沼」で止まりゃにゃならん。冬の「稲城長沼」のホームに降りたって寒さをひたすらこらえて電車を待つ身になってみろ!

 ってなわけで、電車で座る技術が本当にあるなら即刻身につけねば。さっそく予約しました。

「通勤電車で座る技術!」 万 大


でもこれってみんなが読んでたら、競争率高くなるだろうなぁ、降りそうな人の前って。

 ちなみに前に「調査中」になっていた「素晴らしい1日(平安寿子)」がようやく準備できたようです。というかいつの間にか蔵書検索もできるようになっていた。

 図書館の闇から誰かが救いだしたようです。ジェダイ・マスターありがとう〜。


posted by アスラン at 19:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月25日

図書館と僕と図書館の微妙な関係

いやあ、またやってしまった。今回で2度目だ。トホホ…。

 立川図書館の本を川崎図書館に返してしまった!


一度は休刊日の返却ポストに入れた瞬間に間違えたのに気づいた。ええい、忌々しい。
携帯から電話番号を検索してかけたらそのときは職員が中にいたのでお願いして回収できたからよかった。

 今回はまったく思いつかなかった。しかも返却窓口で返したんだっけ。
まあなんと間抜けなと思われるかもしれないが、あえて言い訳すると…、

 他の本と一緒に返したから(注意力散漫になった)

電車の中で読了したばかりで、そのまま返せると勘違いした

そしてこれが実は最大の理由なんだけど、

 もう返却期限の本が別にあってまだ返せないので、いいとがめられないように早々に立ち去りたかった

いやあ、悪いことはできないなぁ。

でとにかくまったく気づかなかったおかげで、川崎の図書館から立川図書館に照会があって、立川図書館から連絡が入った。すぐに取り返してきてくださいだって。
恥ずかしいのなんのって。立川図書館にも間抜けさがばれてしまった。

 いままで二つの図書館を使ってる事のメリットばかりあげてたけど、デメリットというか美妙に使い分けが複雑になる弊害があるってことだな。

前回の記事でバミューダートライアングルだなんていったけど、まさに立川と川崎と僕とのトライアングル

 深〜い闇はヒューマンエラーが引き起こすんだね、やっぱり。
posted by アスラン at 01:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月23日

「素晴らしい一日」調査中??

 この前から気がかりな事が1件。いや2件かな。

平安寿子(「へいあんとしこ」ではない)の「素晴らしい一日」をずいぶん前に予約したのだが、2週間前ぐらいから予約確認画面の処理状況欄に「調査中」の文字が。

 処理状況を示す言葉は、通常は、

  「予約受付中」->「予約データ更新中」-->「予約順番待ち」

という流れになって、無事待ち行列の最後尾に加わることになる。
そこから「ハリポタ」や村上春樹や芥川賞受賞作などのビッグタイトルは数ヶ月間長い長い月日を待たされて、ある日、

  「市内依頼中」

の嬉しい文字が飛び込んでくる。こうなれば時間の問題。今日かな明日かなと心待ちにしていると、

  「用意できました」

となり、晴れて指定図書館に受け取りに行くという段取りになる。

ところが「調査中」とはなんだろう?わからない。何を調査?って思う。

 要は紛失って事かな?

 蔵書検索したら「あれま?」3冊も在庫があるじゃない。じゃなんで?
いや違う。僕が予約したのは単行本ではなく文庫だったはずだが、文庫が検索されない。
蔵書からもはずされちゃったのか。

 想像だが、返却業務の担当者が端末で返却処理(バーコードを読み取って返却済みにする事)をすましてから所蔵図書館に回送するのだが、なんらかの理由で回送し忘れているという事かもしれない。だったら、さっさと回送すればいいわけだが、やっぱりなんらかの理由でどこかに埋もれてしまう。まさに図書館内のバーミューダートライアングルいやサルガッソーだ。

 いや事態はもっと複雑かもしれない。なぜならそこには図書館システムの深〜い闇が隠されてるからだ。(おおげさだなぁ)

 というのももう1件の気がかりが、実は「調査中」よりももっと気がかりだからだ。

 一昨日の晩、会社帰りに図書館の返却口に2冊返却したのだが、翌日ウェブから確認すると1冊が返却してない事になって残ってるのだ。

その上貸出期限が過ぎてしまい、以下の文言が赤字で僕に迫る。

  「返却期限がすぎています。返却してください。」

いや、だから返したってば…。

 こういう事態になったのは実は初めてじゃない。前にもちゃんと返却窓口に返したのに借りっぱなし扱いになってた事があったのだ。

 どうしてこういう事になるかと言うと、やはり想像だが返却業務の担当者が返却処理をし損なってそのまま所蔵図書館に回送してしまったのでないかと(勝手に)推測する。
そうして所蔵図書館では、まだ返却されてないはずの本を書棚に戻してしまう。

 書棚にはあるが、図書館システム的には貸出中になっている。だから誰か次の人がその本を借りて窓口に持っていって、システム的に返却処理が終わってない状態をリセットしてくれないかぎり、僕は返却した本の返却を迫られ続ける事になる。

 もちろん僕が窓口に行って返却済みである旨を説明すればいい話ではある。

 しかしこれにはイヤな記憶がある。返却済みだが返却してないことになっている書籍(あー回りくどい)を再度予約しようとしたのだが、

 「図書館システム上では返却されてない事になってる」

みたいな事を言われてすったもんだがあったのだ。

 向こうはこちらを疑ってるというよりは再予約には調査(例の「調査」だ!)に時間がかかるかもという話を言いたかったらしいと後で思いついたのだが、そのときはこちらが疑われている雰囲気を感じて、

 「それはこちらの問題じゃないでしょう!」

みたいについ声を荒げてしまったのだ。(あぁ思い出すと恥ずかしい。)

翌日改めて図書館に出向くと、なんと未返却の本がすんなりと借りられた。
なんだよ〜、あるじゃない。

やっぱり図書館には深〜い闇がある。



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2005年06月19日

立川図書館 貸出点数10冊に増える!

 東京堂で控えた書名は、さっそく図書館に予約をかける。中沢新一だけ見あたらないが他はすべて予約できた。立川の「ガリレオの指」と川崎の「スー」はあっという間に準備できそうだ。

 中沢の新刊は、ついさっき控え間違いに気づいた。「アースバイダー」と控えたが「アースダイバー」の間違い。なるほどそれど縄文地図なのか。地球を潜るって事ね。これも無事予約完了。

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posted by アスラン at 04:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノンフィクション週間が来るか!?

 16日は私用で会社は休み。用が済んで久々に神保町に足を向けた。
久々に行くとすずらん通りがなんとなくよそ行きの顔を見せ出してるのが気になる。
OL向けのオシャレなカフェや有機野菜などを使った健康志向のレストランなどが増えてるのだ。

 その点、東京堂は相変わらずなのがうれしい。
書店の人には申し訳ないが購入はなし。図書館予約のために本の題名を控える。

ガリレオの指 現代科学を動かす10大理論
ケプラー予想 四百年の難問が解けるまで
アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実
スー 史上最大のティラノサウルス発掘
アースバイダーアースダイバー 中沢新一



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posted by アスラン at 03:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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