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    2008年04月12日

    ミステリの名書き出し100選(早川書房編集部 )

     小説の書き出しで印象に残る作品は必ずしも名作とは言えないんじゃないかなあとも思ったが、考え方が逆なのかもしれない。世に数ある名作の中で書き出しから「お見事!」と読者をうならせる作品がある。これは名作である上に心に残るスタンダードとしての地位を獲得するはずだ。漱石の「わが輩は猫である」しかり「坊っちゃん」しかり川端康成の「雪国」しかりだ。

     当たり前の話だが「書き出しは見事だが駄作」はそもそも忘れさられて顧みられない。ならば「数ある名作」から印象的な書き出しの本を選んでいけばいいわけだが、さてミステリーの名作に限ると書き出しがパッと思い付く作品がどれだけあったか。ウールリッチの「幻の女」は確かに忘れ難い。「雪国 」の表現と比較してもいいくらい詩的な文章だ。

     店頭で目次をサッと見たかぎりでは、「名作ミステリー100選」と題しても変わり映えしない気がした。「Yの悲劇」は確かに歴史的名作には違いないが、書き出しがそれほど印象的だったかなあ。とりあえず積ん読こう。

    読みたいと思った日:2006/12/15
    読みたいと思った処:「オリオン書房」立川南口店
    積ん読?: 立川市図書館に積ん読


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    posted by アスラン at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | あっ、これ読みたい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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