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    2008年03月11日

    統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? 門倉貴史

     以前、統計の本というより「でたらめさ」についての本を読んだときに、統計学の結論というのは往々にして素人の直感と真逆になることが多いと書いてあったのを思い出した。例えばサイコロで「1ばかりでると、そろそろ1以外の目がでるはずだ」とか、「宝くじで一等が出た場所だから、きっと次の一等も出やすいはず」みたいな直感はよく知られている。直感というか迷信と言ってもいい。とにかく、血液型による性格判断がいくら科学で否定されていようが、ほとんどの人が性格の違いが普遍的に当てはまると大なり小なり信じているように、統計に関わる事象を直感で判断すると、かならずどこかで落とし穴にはまりこむ。

     と言えれば話は簡単なのだが、結構この種の直感が当てになるのは、直感ではなく科学や数学、あるいは理屈で説明されても一向に僕ら素人を納得させない本が多いからだろう。

     そこで、この本だ。統計と一口にいってもいろいろな性格をもった統計があるというのが著者の主張で、それを正しく読みこなすのは難しい。専門家がそういうなら素人はただただ恐れ入るしかない。で、こういう啓蒙本かつノウハウ本で、統計センスをみがきましょう、となるわけだ。

     まあ、この手の本は腐るほど出てるけど、「なぜ実感とずれるのか?」というところが面白そうだ。統計に関する科学書を読んでも書かれてないことが多い。導入部は僕のような素人を惹きつけるのに、最終的には統計学の話になってしまい、正規分布やら推定やらの話になって、なんとなくだまされたような気がするからだ。そんな事をお勉強するために読んできたんじゃないぞと突っ込みを入れたくなるのだ。

     この本が本当に僕の知りたい事を「わかる、わかる」と説得させてくれるかどうか。とにかく読むしかないよね。

    読みたいと思った日:2006/12/4
    読みたいと思った処:「オリオン書房」立川南口店
    積ん読?: 書店に積ん読


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    posted by アスラン at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | あっ、これ読みたい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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