渋谷のシネ・アミューズで「ヴィゴ」(no.130)を観る。
フランスの有名な映像作家ジャン・ヴィゴの生涯を描いた映画。
若くして数本しか作品を残さず死んだので伝説的な存在となっている(日本で言うと山中貞雄といったところか)。実は私も一本も観ていない。
「操行ゼロ」「アタランタ号」は映画の歴史を語る時、かならず取り沙汰される作品だが、その時代を先取りしたような実験性が評価されるようだが、知らない作家の人生には、好奇心以上の思い入れは残念ながらもてない。
映画自体も映画作家としての人生というより、ジャンとリデュの愛情物語に終始していて、手回しカメラを回し続けるシーンにもヴェンダーズの「ベルリン物語」の主人公のような「映画への愛」はあまり感じられない。
美しいラブ・ストーリーではあるけれど、それだけだったのは残念だ。
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2005年09月15日
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