2005年09月12日

1998年9月11日(金) 「BEAT」

 17:00に仕事をあがって、Tさんと新橋のヤクルトホールで「BEAT」(no.132)の試写会を観に行く。

 主題歌を歌っているtohkoが来て試写の前にミニライブを開いた。舞台にピアノをしつらえて弾き語りで主題歌を含めて4曲演奏し、ヒット中の「ふわふわふるる」を歌ったので、映画とライブ、2度おいしい試写会だった(羨ましいだろう〜)。

 映画の方は、監督が演出家・宮本亜門で、主演が内田有紀、真木蔵人という話題作だ(どこが?)。

 60年代、米軍統治下の沖縄で生きるミチとタケシのラブ・ストーリーだが、わざわざ歴史上不幸な時代だった時期の沖縄を舞台にした理由が描き切れていない。作家の言いたい事が未消化に終わって観客に伝わってこない。

 たとえばゴキブリやら馬の糞やら死体から湧くウジムシやらの汚い映像は、当然ながら沖縄の鬱屈した状況を精一杯映像化して見せようとした作家の言わば小細工で、理解できないわけではないが、伝わるものは少ない。

 日本とアメリカに2重に裏切られた沖縄の悲しみをもっとうまく描けたら、ラストの打ち上げ花火(実は爆弾)をミチとタケシを結び付ける「天使の矢」に見立てたエンディングも、分かりやすくなったのに。

 宮本君、勉強がたりんよ〜
posted by アスラン at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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