2005年06月01日

1999年7月2日(金) 「ホーホケキョ・となりの山田くん」

 ぴあの試写会があたってヤクルトホールで「ホーホケキョ・となりの山田くん」(no.66)を観る。

 スポンサーが東芝でロビーにテガッキーのデモが行われていた。残念ながらプレゼントはなかった。今回もTさんを誘ったが、過去3回で一番おもしろい映画だった。スタジオジブリの高畑勲作品で実はあまり期待していなかったが予想外に面白かった。

 「宮崎で儲けて高畑で使う」ともっぱらの評判らしいが、今回初めて高畑作品をじっくりと観て彼の芸術性へのこだわりが垣間見られたような気がした。

 例えば全国民的番組の「サザエさん」がどこにもない郷愁的な純日本家族を描いたとすれば、この「山田一家」は、やはりどこにもないかもしれないがいてほしいような現代の日本家族を提示している。

 それは作家が言うように家族だとことさら言立てたり、よりそいあって頑張って生きていく事を言立てたりしない、普通に「適当」に生きている、それだけの家族をそのまま提示している。
それだからこそ楽しい。
 
 今はやりの「癒し」ではなく「慰め」になる映画なのだ。

カチンコ
テガッキーは手書きの文字や絵をPHSで送信できるPDAのような機器。そういえば大学の友人がこの時期の同窓会で見せびらかしていた。なかなか楽しい使い方ができる携帯機器だったのだが…。

posted by アスラン at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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