2005年08月23日

読書感想文「夏目漱石 こころ」

 僕には心の残る読書感想文が3つある。

 一つめは小学生の頃に書いた「からくり儀右衛門」だ。これがその後の僕の進路をなんとなく決めてしまったことは、「田中久重 明治維新を動かした天才技術者」で書いた。

 二つめは「壺井栄 母のない子と子のない母と」だ。中学1年の時の優秀作に選ばれて学校で出す読書感想文集に載った。ただ前もって国語の教師に呼ばれて「ここの部分を書き直すように」と言われて不承不承書き直して持っていったら、教師は読みつつ顔色を変えずに「まあいいか」と言った。すごくがっかりした。それが文集に載ったのだからいまだに釈然としない

 三つめは高校の時に書いた「夏目漱石 こころ」だ。それまで読書感想文というのは、感動した本について「何が書かれていたか、どこがよかったか」を書く物だと思っていた。つまり面白くないというのを感想には書けないと思っていた。だが、さすがに高校生ともなると少し知恵がついたのか、読書感想文というのは世間でいう批評と同じなのではないかと気づいたのだ。

 何故気づいたについては、やはり小林秀雄吉本隆明などの批評文に少しずつ触れた事も影響しているが、なんといっても2年生になって受け持ちとなった国語教師の影響だろう。彼は今まで学んだ国語の教師の中でも飛び切り若く、世間で言う文学の定説をしたり顔で教えるタイプの教師ではなかった。彼が僕らに何を教えようとしたのかはもう覚えてないが、なんとなく感じた事は、自由に読んでいい自由に感じていい、そして自由に書いていいという事だった気がする。

 そこでその先生に向けてなら自由に書きたい事が書けそうな気がして、書きとばしたのが以下の読書感想文だ。僕のそれまでの感覚で言えば、推敲もほとんどせず、言いたいことをダラダラと書いたので、僕としては異例の長さの感想文となった。でも今考えると僕がこうしてブログなどに載せている文章のスタイルは、この感想文から始まったとわかる。それは文体うんぬんだけでなく、思ったことをひたすら言葉に移し替える必要性が僕の中に生まれたという事を意味している。

 ついでだが、その変わった国語教師が懇切丁寧な添削・意見を赤字で書き込んで返してくれたので、末尾に載せる。

 あと一週間あまりの夏休み。少しは参考になるかな、学生諸君よ!


[読書感想文]

「こころ」を読み終えて
二年D組 ○○○○

 この作品を読み始めて、まず思ったのは、その文体の簡潔さである。これは、他の著名な作家にも言えることだろうが、とてもすなおな書き方をし、簡潔な言葉で的確に、読者の心をとらえようとしている。そのうえ話の筋に無理がなく、きわめて自然である。そこで、いやおうなく僕は、この作品にひきづりこまれていった。

 まず「私」と「先生」との出会いから始まる。前半では、「先生」という人物自体が、全くの謎につつまれていた。そこには、人間のにおいを感じさせない何かがあった。「先生」を一種の性格破綻者のように感じもした。しかし、そこにまとわりつく何かとは、「先生」の過去であった。そして彼は、過去に大きく左右されているのだ。しかも「先生」自身、過去に対して、感傷的に生きているのではない。むしろ過去を否定できないせっぱつまった状態にあるのだ。そこまで人を追いつめるものが、果たしてあるだろうか

 中間に、「私」の父の死ぬまぎわまでの過程が描かれている。これは明らかに後半の先生の死の場面と、イメージが、だぶらされている。しかもまったくの対象的対照的に描かれている。「私」の父の死にぎわは、なんと人間臭く、みれんたらしいことであろうか。死を待つしかない人間は、死ぬまでに残された時間を、全くと言っていい程、汚く生きるのだ。と同時に僕には、彼の死が、とても人間らしく思えてならないのである。

 後半の「先生」の死は、自殺という形で終止符を打つ。遺書によって、今までの謎の一切が明らかにされる。叔父に裏切られた憤り、友人Kを裏切った苦しみが、Kの死後、彼をさいなめるむ。叔父を侮蔑した自分が、同じ事をKに対してしてしまった。自分自身を軽蔑してしまったら、あとは何もできない。その状態に彼は、追い込まれた。しかも追い込んだのは、彼自身だった。そしてその底に流れるものは、「先生」に代表される「人間」のエゴイズムなのだ。自らの幸せを望むあまり、友人さえも軽々しく裏切ることができてしまう。自殺というもっともらしい形で、自分の過去を精算してしまう。すべてが独りよがりのように思われてならない。遺書の結句に「私は妻になんにも知らせたくないのです。」とある。これこそが、「先生」という男が、一生をつらぬいたエゴなのだ。確かに、彼は苦悩したであろう。しかし、僕は、必ずしも彼に同情はできない。できるとすれば、彼の内にある人間本来の弱さに、であろう

 僕は、読書後、妙に人間の弱さ、もろさという事が、心に残った。たとえば「自殺」にしてもそうである。この「自殺」という言葉は、今日では、あちこちから僕らの耳に入ってくる。当然、「自殺」について考えることも多い。自殺は、許されるべきではないと思う。断定的には言えないが、あまりに「自殺」というものが、美化される面があるのも確かだ。この本でも「先生」の自殺には、「私」の父の死のような汚さは感じられない。むしろ、その死に感動が、よびさまされそうな気がして、僕はゾッとする作者自身、自殺を認めていないと思う。ともかく”死ぬ気になれば何でもできる。”という言葉は、まだまだ軽薄視軽視できないだろう。

 もう一つ、一貫して突っこめなかったのは、異性愛についてである。それは、僕が恋愛について理解していないためだろう。だからKの自殺の原因が、もう一つ合点がいかない。この問題は、しばらく据え置くしかないだろう。これからの成長が、それを教えてくれるかもしれない。

 僕は、この主人公について、なぜか悲観的である。もっと、「心」の中に、すなおさを反映すべきである。と考えるのも、やはり僕の「心」なのである。「こころ」という作品から輪を広げていき、妙に、さまざまな事に「心」がゆれうごいた。「こころ」という無感動な三文字だが、決してそれ自体、無感動なものではないはずだろう。

[添削・意見]

とてもすなおな書き方をし、 ->yes
人間のにおいを感じさせない ->yes
性格破綻者のように感じもした ->yes実際そうととれる。
果たしてあるだろうか ->一般論として「先生」はあそこまで苦しむ必要があったのか、といえる。
とても人間らしく ->これがふつうの人間としてあるべき姿と思う。この場合のふつうはもちろん肯定的な意味で。
自分自身を軽蔑してしまったら、あとは何もできない ->ひょっとしたら先生のように思いつめるよりも、他の犠牲などふみこえて、図太く生きぬく方がよいのかもしれないといえるかも?
独りよがりのように思われてならない ->◎yesこの指摘は重要だ。つまり「こころ」の登場人物は同じ平面で対等な人間同士として真正面から対決することがない。Kにしてもそうだ。
「先生」という男が、一生をつらぬいたエゴなのだ ->yes自己満足の一つの形といえるかもしれない。
妙に人間の弱さ、もろさという事が、心に残った ->「こころ」が描くように、これは人間の宿命的な罪と言ってすますことへの認否。
美化される面があるのも確かだ ->yes本当になぜだろう。人間にしか遂行できないという点で?避けえない死を意志的にかかえこもうとする点でか?
その死に感動が、よびさまされそうな気がして、僕はゾッとする ->yes
作者自身、自殺を認めていないと思う ->◎この指摘とてもすぐれている。はっとさせられた感じです。
軽薄視軽視 ->味なイミをそえているのだが、やはりコレ(薄)ナイ方ガヨイ、軽視
これからの成長 ->人間にとっての「自然」とは?という問い。「つい心が動いてしまうこと」を人間は自覚的、反省的であればさけられるのか。

[教師の感想(講評)]

 読む側のこころに率直さが貫かれているので、読んでとてもよくわかる気がする。

 つまり健康なこころというものを改めて思い返すようにされた次第。
 とかく「こころ」のような作品は、あるべきはずでないものを必然と見なせ、と強いるような脅迫的な魅力をもっている。その点をしっかりおさえておられるのは、正しく敵の正体を見抜いているとも言い直せるだろう。

 この「こころ」をこえて生きうるとすれば人間はどうすべきか。
 「こころ」には自虐的な罪への志向があるようだ。それがなければ「愛」も不可能な前提であるかのように。


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posted by アスラン at 00:55| Comment(98) | TrackBack(1) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
冬休みの宿題として
「こころ」の読書感想文が出されたので
勝手ながら参考にさせていただきました☆

おかげで感想文を快調に書き終わることが出来ました!!

本当にありがとうございました(ノ∀`●)
Posted by なな at 2006年01月11日 23:42
 こんにちは、ななさん。ご丁寧にコメントありがとう。

 やはり今どきでも「こころ」の感想文が宿題に出るんですね。冬休み中に1冊読んで書くんでしょうか?本好きでないと結構きびしい宿題のような気がします。

 参考になってよかったですね。言わずもがなですが、あくまで「参考」にとどめて下さい。やはりなんと言っても自分が読後に感じた事が言葉になっていないと、あとでつまらないんじゃないかなぁと思うから。

 もちろん宿題を後生大事にとっておくなんて僕の悪趣味なのかもしれませんが…(汗、汗)
Posted by アスラン at 2006年01月13日 12:07
私は夏休みの宿題に「こころ」の読書感想文が出て、だいぶ苦労してました。夏休みが終わってもまだ提出できてなくて↓
そんな時にアスランさんのページを見つけて・・・参考にさせていただきましたぁ(>▽<)とってもとっても助かりました!これでやっと終わらせることが出来そうです♪
ありがとうございました☆★
Posted by とまと at 2006年09月09日 22:44
とまとさん、お疲れ様です。

返事が遅くなりましたが、もう無事提出もすんで、僕のページの事はすっかり忘れてるでしょうね。一応参考になってよかったと書いておきましょう。

「こころ」限定の読書感想文の宿題が出されるんだなぁと、あらためて驚いています。ただでさえ読書感想文なんていやなのに読む本を決められてしまうのは不幸だと思います。

個人的にはこれに懲りずに漱石の小説を読んでください。僕のオススメは断然「三四郎」です。
Posted by アスラン at 2006年09月15日 02:53
おじゃまします★
私は読書感想文で題材を「こころ」とは決められていなかったのですが、生まれて初めてはまった文学史というのと、時間もないということで最近読んだこの本について書きました。

アスランさんの感想文をみつけて読んでいたら、本だけじゃ思いもしなかったことを新たに知ることができて感動UまUた!!
少し感想文の参考にもさせていただきまUた・・・w
本当にありがとうございまUた♪
Posted by そのか at 2007年07月22日 21:30
そのかさん、コメントありがとう。
毎年一人ぐらいは高校生(女子)から感謝の言葉をかけてもらいます。

何故かそういう時に限ってすぐには返事ができないので、僕の返事を読む機会が彼女たちに訪れるのだろうかと考えてしまいます。だって用が済めば、もう僕のブログに立ち戻る必要はないはずでしょうからね。

まあおじさんの愚痴みたいなものです。おじさんがまだあなたの年頃に書いた作文が役にたった事に、あのころの僕はきっと驚いているでしょう。
Posted by アスラン at 2007年07月24日 02:52
お返事ありがとうございます′ ∀`
忙Uくて、まだ作文を完成させれずにいたのでまたおじゃまUまUた。
ちゃんとお返事読ませていただきました★笑
これからも時々顔出Uたいですノ∀`
Posted by そのか at 2007年07月27日 20:30
そのかさん、夏休みはこれからです。あせらずゆっくりと自分の考えを醸成させて書き上げましょう。

などと偉そうに言うことはない。これからもぜひ遊びにきてください。

大歓迎です。
Posted by アスラン at 2007年07月29日 03:46
夏休みの課題,感想文を書く為にこころを読んでいます。でも,難しくてなかなかまとめる事ができずにいました…。
勝手ながら参考にさせていただきました。
いい作文が書けそうです。
がんばります!!
ありがとうございました★。+
Posted by はな at 2007年08月15日 16:05
はなさん、コメントありがとう。

夏休みの残すところ2週間を切って、そろそろ宿題に汗する時期になってきたようですね。作文がんばってください。
Posted by アスラン at 2007年08月18日 03:31
お返事ありがとうございまス($○0ωU艸圉*.*゜
なんとか終わりました★((u艸U*))☆彡"
ほんと助かりました!
また遊びにきますねッ(o*'З‘*p愛q)
Posted by はな at 2007年08月19日 19:49
はなさん、感想文の宿題が終わってよかったですね。ほかの宿題も終わったのかな?

残り少ない夏休みを悔いなく楽しんでください。
Posted by アスラン at 2007年08月24日 03:01
夏休みの宿題で『こころ』の読書感想文がでたんですがこれを参考にさせてもらったらすぐ終わりました。
ありがとうございました。
Posted by ジョニー at 2007年08月27日 11:01
参考にさせてもらいます。
Posted by mimi at 2007年08月30日 22:03
先生の、そしてKの自殺の真意が不可解だったのですが、アスランさんの意見を読んでみて、僕も自分の結論に行き着けました。
ありがとうございます!
Posted by テニスボーイ at 2007年08月31日 23:42
ジョニーさん、mimiさん、テニスボーイさん、コメントありがとう。

それぞれ僕の拙い文章を参考にしてどんな結論に行き着いたのか興味があるところです。

テニスボーイさんのように「自分の結論に行き着けた」と書いてくれるとホッとします。まさかとは思いますが、当時の僕の作文コピーがあちこちで出回ってないことを祈りたいです。

実は蒼井優のナツイチ2007年限定カバーの「こころ」を買ってあるので、冷めないうちに読んで、改めて今の僕の感想文を書いてみたいなぁと野望を抱いています。
Posted by アスラン at 2007年09月04日 01:38
参考にさせていただきます。
Posted by まこと at 2008年04月08日 20:42
まことさん、了解です。
あくまで参考にとどめてくださいね。
Posted by アスラン at 2008年04月11日 01:30
まねさしていただきました(・∀・)
ありがとございます☆
Posted by こころ at 2008年07月22日 20:55
こころさん、コメントありがとう。

えーと、嘘でも「参考にしました」と書いてくださいね。
まねは困ります。
Posted by アスラン at 2008年07月28日 02:02
有難うございます。参考にさせてもらいました。
Posted by 秋 at 2008年08月10日 09:53
こんにちは
高2の夏休みの課題に「こころ」の読書感想文があったのでかなり憂鬱でしたが、ここのサイト様の文面を見てやっと重い腰をあげました;
文面や考察など、参考にさせていただきますね。
Posted by 澪 at 2008年08月10日 11:40
秋さん、澪さん、コメントありがとう。

また今年も僕の感想文が数多くの生徒さんの「参考」にされるようです。

もちろん記事を掲載している以上、「参考」にされることに関して否やはないのですが、感想文の宿題が漱石ぎらいを作らないことだけを願わずにはいられません。

 感想文の呪縛がとけたら、もう一度「こころ」を読んでみると面白いと思いますよ。もしくは当時の僕のように、思いっきり言いたい事を先生にぶつけてみるのもいいかもしれません。
Posted by アスラン at 2008年08月11日 03:10
とても参考になりました
\(^o^)/
ありがとうございます〜
Posted by 堤@ at 2008年08月14日 14:34
とても参考になりました(>V<)!!!
こういうサイトがあるとありがたい!
Posted by 華 at 2008年08月15日 00:07
堤@さん、華さん、コメントありがとう。
残りの夏休みを楽しんでください。
Posted by アスラン at 2008年08月16日 01:52
勝手ながら参考にさせていただきました。ありがとうございます。
しかしやっぱり駄文になってしまいました・・・
自分の意見がしっかりしていないからでしょうね。
Posted by N at 2008年08月17日 16:46
Nさん、コメントありがとう。

自分の意見がしっかり入っていても「駄文」になるときもあり、「我ながら名文」と思うときもあります。僕らは文筆のプロでもないので、文章の出来は出たとこ勝負というところです。

僕の感想文の出来は駄文とも思いませんが、名文ではもちろんありませんでした。でも、書いたときは確かな手応えがありました。誰かに感心してもらおうとか、宿題として及第点をもらおうとか、とにかくなんとか提出物の体裁をつくろおうとか、ほとんど考えませんでした。「確かな手応え」はホントにパーソナルなもので、自分自身が「書きたいことを自分に向けて書く」という事を、当時の力量で精一杯やった事への満足感だったと思います。要するに、それでいいんじゃないですかね。駄文と決め込む前に、一つでも自分が考えたことが入っていれば。
Posted by アスラン at 2008年08月20日 02:58
申し訳ないのですが…消して下さい。お願いします…
Posted by ななみ at 2008年08月27日 05:02
参考にさせて頂きました!!
有難うございます^^
Posted by エルニーニョ at 2008年09月16日 15:56
すみませんけどもう少し完結にお願いします。
すいません‥
Posted by アラジン at 2009年01月05日 01:11
すみませんけどもう少し完結にお願いします。
すいません‥
Posted by アラジン at 2009年01月05日 01:12
アラジンさん、コメントありがとう。

ただし、おっしゃってる意味がよくわかりません。
「もう少し完結にお願いします」?
「もう少し簡潔に」ということでしょうか?
さらに言えば「もう少し簡潔に感想文を書け」という事でしょうか?
それは、三十年まえにこれを書いた一高校生に伝えてください。
今の僕にはいかんともしがたいです。
Posted by アスラン at 2009年01月05日 01:45
参考にしちゃいました。
高2の冬休みの課題で…汗
こんな考え方もあるんだなぁって感じです。
正直、本編があまりあと味がよくない気分で考えるのが憂鬱でした笑
イィ考え方になれたら、と思います。
ありがとうございます!
Posted by ここぁ at 2009年01月05日 22:44
冬休みの課題図書だったのですが、恐らく明日の授業で聞かれると思われるので、助かります!
参考にさせて頂きますね(^^)
Posted by いずみん at 2009年01月10日 07:04
冬休みの課題図書だったのですが、恐らく明日の授業で聞かれると思うので、助かります!
参考にさせて頂きますね(^^)
Posted by いずみん at 2009年01月10日 07:04
参考にさせていただきました
ありがとうございました
Posted by 通りすがり at 2009年01月12日 21:30
ここぁさん、いずみんさん、通りすがりさん、コメントありがとう。

返事が遅くなり申し訳ありません。
この時期はたいてい仕事の締め切りを年持ち越しで追われているので、どうしても読書感想文の課題に追われるみなさんのコメントに返事をするのが遅れてしまいます。

みなさんの成果はいかがだったでしょうか。参考になったかどうかはともかく、「こころ」の感想文の課題にめげず、是非他の漱石作品を読んでくださいね。課題から解放されれば読みやすい作品が多いはずですよ。
Posted by アスラン at 2009年01月26日 00:16
夏休みの課題図書の中に「こころ」が入っていたので、マネをさせてもらいました。
とても、助かりました。 ありがとうございます!!

これで、新学期堂々と提出できます♪
Posted by しの at 2009年07月23日 16:27
書き始めわどのようにかけばいいですかあ?
Posted by みみ at 2009年07月24日 20:15
しのさん、コメントありがとう。

すごいですね。夏休みに入ってすぐに課題を終わらせてしまうタイプの方らしいですね。
思い起こすに、僕は新学期直前にジタバタするタイプでした。

僕の読書感想文にたどり着いた方でコメントを残してくださったみなさんにお願いしていますが、「マネ」はやめてください。あくまで「参考」に!オリジナリティは大事ですよ。
Posted by アスラン at 2009年07月26日 00:38
みみさん、コメントどうもです。

「書き始め」ですか。
一つの答えは、なんでもいいから思いついた事を一言書いてしまえ、です。そこから、好き勝手に自分の今の気持ちを書きつないでしまったらどうでしょう。
そして、もし夏目漱石だったら、今の自分をどのような物語に組み込んでいただろうか。「こころ」の中に、自分が登場する余地があっただろうか。いや、まてよ、登場人物の「先生」や「K」や「私」は、私の今の生き方や悩みをどう思うだろうか、などを勝手な推測を書いてみたらどうでしょう。
Posted by アスラン at 2009年07月26日 00:52
参考になりました
Posted by at 2009年08月22日 02:07
名無しさん、コメントありがとう。

残りの夏休みを楽しんでください。
Posted by アスラン at 2009年08月24日 20:14

明日(というかもう今日なんですが…)提出で教科書記載の一部しか読んでなかったんですが、アスランさんのを読んであらすじ掴みました。 本当参考になりました。 というか本当に上手な読書感想文ですね(入賞とかしていそうな…)。
読書感想文提出後になるけど、おかげで『こころ』全部読もうと思いました。
ありがとうございました。
Posted by 椎名 at 2009年09月01日 02:27
椎名さん、コメントどうもありがとう。

あらすじだけ掴んで読書感想文を書き上げるとは、力わざですねぇ。参考ついでにお褒めいただくのは、お世辞だと解しておきますが、今の自分が客観的に評価して、決して「上手」だとは思えません。

ただし、今の僕には書けない「素直さ」みたいなものは感じられます。「ウブな」と言い換えてもいいですが。

なので、明らかにこれは一高校生の個人的な「素直さ・ウブさ」を反映した感想文にすぎないので、椎名さんのそれとは違っているはずです。その違いが心に残っているうちに、ぜひ「こころ」を通して読んでください。宿題から解放された「こころ」は、違った残り方をするものだと思いますよ。
Posted by アスラン at 2009年09月03日 19:54
何の定義もない曖昧模糊な「道」とやらに自縄自縛で、ウダウダ「ムダに悩むだけ」で
「何一つせず」に自滅した男、に罪悪感を抱いて苦悩の蟻地獄に落ちた男の話、「にしか捉えられない」俺は、冷血鬼と謗られるでしょうか?
高校のときから、「その『道』って一体何なんだ?!」 「確立した(そうなりえる可能性だけでもある)メソッドなのか?」
「ありもしない妄想の一種じゃないのか?」と疑問、もとい不満だらけですよ。
精神医学的には、「抑うつ・自罰傾向」などに起因するケースとか、現代ならば投薬治療が「むしろ必要」だったりとかいう「紛れもない(気の毒ではあるが)心身症だったという」可能性もありえるのではないでしょうか?
創作のテクニックにおいて「それらしい謎を散りばめる」のというのはありますが、
「回収も無く、合理的な解釈もないまま放置プレイ」
Kの「道」は、こうしたものの類としか思えません。
「まじめに文学に(描かれる人間の営み)取り組む」者達がどういう反応をするかは「見当がつく」つもりです。
でも現実にKのような状態に陥った者に対して、「真面目な文学」で培った「心の豊かさ」が必ずしも最善の方法をなしえるでしょうか?

簡潔にまとめれば、いまでいう鬱病(の可能性が濃厚)の「K」が当時では仕方ないとはいえ悪化・自殺、主人公もそれに悩む。 とみてます
Posted by at 2009年12月31日 03:27
名無しさん、本格的な長文のコメントどうもありがとう。

 「冷血鬼と謗られるでしょうか?」そんな事があるわけありません。どうぞ、Kの「道」とやらを誹ってください。平成の世に生きている僕らにとって、「道」という言葉にまつわる幻想も大義名分も在りはしないのですから、あなたのように考えるのは当然のことです。

 Kや先生が生きた時代には、確実に「道」という言葉に具体性を付与すべきなにがしかが与えられていたに過ぎません。それだけ「国家」だとか「立身出世」だとかが、エリートたる彼らに課せられた時代背景があり、さらにあっという間にエリートとは名ばかりで一無名の知的エリートに過ぎなくなる時代の到来をも、彼らは生きざるを得なかったと思います。

 そういう、言わば「エリートの死」(これはKの死ではなく、「階級としてのエリートの崩壊」という意味で)を、漱石はKや先生という抽象的な登場人物に仮託して描いたとしか考えられません。これを当時の「時代の雰囲気」と見なせば、現実にこんな事で自殺する奴の面倒など文学にも値しないと、まじめに考える事にそれほど意味があるでしょうか?

 もちろん、名無しさんのように徹底的に設定や物語構成にこだわって、現在の文学やエンターテイメントの地平から、作品のあら探しをするのも一つの見方かもしれません。しかし後出しのジャンケンが優位になるのは世の習いである以上、漱石にも後出しの機会を与えたらいかがでしょうか?

 もし漱石が平成の流行作家たちと同時代人であるとしたならば、決してこんな隙のある人物設定にしなかっただろう。こんなずさんな手際で「鬱病患者」を描きはしなかったろう。そう考えてもいいんじゃないですか?
Posted by アスラン at 2010年01月01日 01:12
Kも主人公も擬人格された当時の時流ということですね。 なるほど、その後の日本の混乱迷走を考えると納得です。
後出しジャンケン・・か 確かに不公正な判断でしたね。
Posted by at 2010年01月01日 01:30
はじめまして。
明日「こころ」をテーマにした作品論を学校に提出することになっていたので、参考にさせていただきました。

それにしても……すごいですね。
今の自分と同い年(多分)で書かれたんですよね、これ。
尊敬しちゃいます。

では、今回はありがとうございました。
またお世話になることがあるやもしれませんが、そのときはどうぞ、よろしくお願いしますm(_ _)m
Posted by リク at 2010年02月07日 19:27
こんばんは、リクさん。
コメントありがとう。

同い年ということは、今は17歳ぐらいでしょうか。すごい事を書いたとは思いませんが、かなり背伸びをして書いたという意気込みだけはよく覚えています。

だから、一つだけとりえがあるとしたら、きどった事を書こうという格好つけは一切なしに、その当時の自分が感じていた自信のなさや不安といったものを、「こころ」という作品に照らして考え、それを言葉にする事ができたという点ではなかったかなと思います。

その意味では、僕にとっては大きな意味のある感想文でした。

よければ、今後もお立ち寄りください。
Posted by アスラン at 2010年02月08日 00:34
こんにちは、はじめまして。

夏課題、ラスボスの読書感想文のために参考にさせていただきましたヾ(●´□`●)ノ

ありがとうございました、来年もお世話になると思いますのでどうぞよろしくお願いします。

Posted by あす at 2010年08月19日 18:36
初めまして!
他の方々と同じように夏休みの
読書感想文の参考にさせていただきました。

アスランさんは全員に返信しているみたいなので
感想文を提出した後もまた覗きにきますw
Posted by ゆう at 2010年08月22日 23:13
ご自分の、以前書かれた読書感想文に相当な自信があるのですね。
少しは参考になるかな、学生諸君?
ちっともなりませんw
高校生でこの感想文?そして自慢?笑わせないでください。きっとその国語教師はどんな感想文にも好評をしたのでしょう。自分だけと、うかれるのはやめなさい。
そしてこの感想文を参考にした方が非常に多いようですが、あほですか?もう少し脳があれば、参考にする感想文を見極めることができたのでしょう。

こころをもう一度読もうと思ってネットで探していたのですが、この記事の、参考になるかな?という、どこから湧いてくるのかわからないその自信にイラッときたので寄り道してしまいました。

P.S. どんな方にもコメントを返しているようですが、果たして私にも返ってくるのか楽しみですw
Posted by たーとる at 2010年08月23日 18:10
あすさん、コメントありがとう。

「来年もお世話になる」?何故でしょう?
まさか毎夏「こころ」を読んで感想を書かねばならないのですか?
ちょっと気になりました(笑)
Posted by アスラン at 2010年08月24日 04:47
ゆうさん、コメントありがとう。

できるだけコメントには返事をしようと思っていますが、忙しくてスルーしてしまうときもあります。今回は返信できました(^^)
Posted by アスラン at 2010年08月24日 04:55
たーとるさん、コメントありがとう。

コメントの返事を期待されることなど滅多にないので光栄です、とでも言えばいいのでしょうか?

 まず、率直に言って、たーとるさんは何か根本的に誤解しているように思えます。僕は別に自分の文章に自信があるわけでもないし、この読書感想文が自分の自信作だと書いたつもりもありません。冒頭に書いたとおり「心に残る感想文」(「心の残る」は誤植ですね)の一つだという個人的な思いがあるだけです。思いはあるけれど、決してうまくもない。昔から読書感想文は苦手だったもので、言ってしまえば、それだけのものでしかありません。

 あなたが引っかかっているのは、どうやら「少しは参考になるかな、学生諸君?」という最後の一文のようですが、それが僕の詰まらぬ自信から出た言葉なのか、余計なお世話かもしれないけれど毎年この時期に面白くもない課題に汗をかかねばならない生徒さんに対する「ご愁傷様」の言葉なのか、今さら本意をくわしく説明する気にもなりません。

 ところで、実はあなたのスタンスがよく見えません。ほとんどの人がこの記事を読むのは読書感想文の課題に迫られてのようですが、あなたは「こころをもう一度読もうと思ってネットで探していた」と書いています。何故です?読もうと思ったなら読めばいい。ネットで探すまでもない。

「もう少し脳があれば、参考にする感想文を見極めることができたのでしょう。」と書くくらいですから、まさか課題の感想文作成に困った生徒というわけでもないんですよね。

言わせてもらえば、「高校生でこの感想文?」「笑わせないでください。」「あほですか?」というレトリックの中に、あなた自身の自慢が見えます。そんなに頭のいいあなたなのですから、こんなところで詰まらぬストレス解消などしてないで、とっとと「こころ」を読んで、自らの感想をしたためるなり心に刻み込むなりしたらいいではないですか?
Posted by アスラン at 2010年08月24日 05:51
参考にさせていただきました!
ありがとうございます。

少なくとも僕は素晴らしい感想文だと思います。


また寄らせていただきますー!
Posted by おむろん at 2010年08月24日 15:18
参考にさせていただきました。どうもありがとうございます。
Posted by オルティナブ at 2010年08月26日 17:42
本は自由でしたが 挑戦してこころを読みました

参考にしました
とても助かりました(^p^)★☆


もう夏休みおわりですね。。
まだ他の宿題残ってる(;_;)
Posted by みさ at 2010年08月26日 23:41
おむろんさん、コメントありがとう。

お褒めいただき、重ねてお礼申し上げます。ただし、何度も言うようですが、たいした感想文ではありません。一部の方におとしめられるような謂われはありませんが、ほめたものではないと承知しています。

ただこれも誤解を恐れずに言えば、自分だけはその価値をわかっています。その価値はあくまでプライベートなものだとも本文にも、先のコメントの返事にも書いています。それに関しては誰からも文句を言われるすじあいはないのです。

おほめいただいた方の返事にこんな事を書いてしまって申し訳ありません。おそらくうれしくて浮かれてしまったんでしょう。ありがとう(^^)
Posted by アスラン at 2010年08月30日 12:26
オルティナブさん、コメントありがとう。

残りの夏休みを有効にお過ごしください。
Posted by アスラン at 2010年08月30日 12:29
みささん、コメントありがとう。

「こころ」、チャレンジでしたね。お疲れ様でした。
残念な事ですが、ここにコメントを残してくださる方の誰一人として、「面白かったです」とか「良かったです」とか、本そのものの感想を書いてくださらないんですよね。まあ、僕の感想文そのものも「面白かった」などとは書いてないので、おあいこなんでしょうが、漱石の身になってみると、ちょっと寂しい気がします。

残りあとわずかです。宿題は終わりましたか?思い起こすに、夏休み最終日に宿題(課題)が片付いていた事は一度たりともなかったような気がします。がんばれ!
Posted by アスラン at 2010年08月30日 12:35
「こころ」の感想文の宿題の参考にさせてもらいます

夏休み最終日だというのにまだ宿題が終わっていません(毎年ですが)
夏休み明け初日のテスト勉強は2日漬けです

こころはまだ30ページ位しか読んでいません←

今まで何をやっていたのか、と本当に情けなくなります。

とりあえず最終日だけでも頑張らねば…

本当に本当に助かります。ありがとうございました(_ _ m
Posted by ゆん at 2010年08月31日 00:09
私は高校で国語科を担当しています。

コピペはやめたほうがいいですよ。

このサイトはgoogleで「夏目漱石 こころ」と調べても常に上位にあります。

これが意味することは分かりますよね?

どの先生も必ずこのサイトをチェックしていると思います。

仮にチェックしていなくても同じ様な文の生徒が必ずいます。

コピペはもちろん評価はゼロで印象もとても悪くなります。

推薦を狙っている人は自殺行為ですよ。

先生達はプロですからすぐに分かりますからね。


Posted by 高校教師 at 2010年08月31日 11:30
ゆんさん、コメントどうもありがとう。

夏休み明けに宿題を提出させた上にテストがあるんですか?そういうもんだったかなぁ。もう遠い記憶のかなたの事なので、我が身がどうであったのか思い出せません。とにかく新学期が始まってからも、最初の授業までに各教科の宿題を終えるのに大変だったような気がします。

「こころ」30ページですか。それはまずいですねぇ。若い人にとっては長編なんでしょうが、「こころ」自体はそれほど長い小説ではないのでがんばって読みましょうとしか言えません。やはり読んだ上で感想文を仕上げた方がいいと思います。

ただし、30ページ読んで人間関係がわかったあなたにこっそりとアドバイスすると、「こころ」は上中下の3部構成なので「下 先生と遺書」だけでも読んで、感想を仕上げるという荒技も考えられますね。

いずれにしろ読んだ分しか、あなたの本当の感想はでてきませんよ。
Posted by アスラン at 2010年08月31日 12:27
高校教師さん、コメントありがとう、とはあまり言いたくない気分です。なぜなら、上記コメントが本ブログのオーナーに向けてのコメントではないのがあきらかですから。

本来ならば、こういうマナー違反のコメントは即刻削除するところですが、高校教師(しかも国語科の)を標榜されていらっしゃるので一言ご忠告いたします。

人の庭に土足で入るのは言語道断。その前に仁義を切るのが大人の礼儀ではないのですか。それができない教師がいることにまず驚かされます。

さらに、ここにコメントを残していった生徒(学生)たちに、あなたは不用意な脅しをかけていますね。そういう事は学校内の、あなたの授業では可能なのかもしれませんが、この場を利用してのお手軽でやくざな行為はやめてください。言わせてもらえば、ここにコメントを残すような人たちは良心的なひとにぎりです。あなたが考えているようにコピペをしている大多数はコメントすら残さずに、あちこちから切り貼りしてますよ。

プロだプロだと偉そうに言うのでしたら、いいかげんあなた方も大人になったらどうです。漱石の「こころ」を読書感想文の呪縛から取り去ってください。コピペしたかどうかなど気にする必要もない本などいくらでも世の中にあるじゃないですか。
Posted by アスラン at 2010年08月31日 12:42
参考にさせていただきました!
ありがとうございます!

うちの学校は9月2日(今日)までなので今も宿題と戦ってます(汗)

読書という事があんまり好きではないので今回の課題もかなり苦戦していて

そんな中アスランさんの感想文を見てすごく助かりました!!

無事に感想文を終わらせることができそうです(^u^)

でもこれから読書はできるだけするよう心掛けます・・・orz
Posted by ハヤキン at 2010年09月02日 12:14
ハヤキンさん、コメントありがとう。

みなさん、漱石の「こころ」限定の読書感想文の課題なんですよね。お気の毒です。僕が書いた感想文は「こころ」限定の課題だったかなぁ、よく覚えていません。読書は苦にならない(というか好きだった)ので、あえて選んだのかもしれませんが、その当時は特に漱石に思い入れがあったわけでもないので、やはり「こころ」限定の課題だったんでしょうね、きっと。

好きでもないものをすすめても仕方ないですが、課題から開放されて暇な時に普段読まない小説を読んでみると、意外と面白いと思う事があります。ぜひ機会を見つけて読書を楽しんでください。
Posted by アスラン at 2010年09月06日 20:01
こんにちは

私は読書感想文とは無縁の理系大学生ですが高校生の時「こころ」を読みました。かっこつけて読書感想文に漱石を選んだわけですが、当時は遺書によって全てが明かされるミステリー小説を読んだ感覚でした。

最近「こころ」を思い出し、「Kや先生はただの病人では?」と考えるようになったので解釈を探してここに来ました。

コメントにある「階級としてのエリートの崩壊」には新しい視点を提供していただいた気がします。

ありがとうございます。

それにしても同じ本を読んで書いた感想文とは思えません。私の場合はミステリー小説と勘違いしてるような感想文でしたから。
Posted by at 2010年11月15日 18:56
コメントありがとう(お名前がないのでなんとお呼びすればいいかわかりませんが)。

「こころ」をミステリーの1つとして読むアプローチは決して間違っているわけではないですよ。現にいまだに「Kの自殺」の理由、あるいは「先生の自殺」の理由にフォーカスをあてた批評が後を絶たないし、原作に触発されてストーリーに手をいれたマンガなども出ていますよね。

「こころ」にはミステリーとして読める要素があふれています。例えば「こころ」が前半は「わたし」の一人称で語られ、後半が「先生」の手紙(先生の一人称)で語られる事から、語りそのものにも「語られぬ真実」が残されていると感じさせます。これもまたミステリーではよく使われる手法ですよね。

そういった謎解きの部分が入り口になって、では何故こんな物語を漱石は書いたのかという、大いなる謎を考え、最後には「人間の心の本質をあなた方(読者)はどう考えるかね」と、作者から問いかけられていると考えたらどうでしょうか。

少しばかり奥が深いミステリーですが、言われて読まされるのではなければ、また読んでみたいと思いませんか。



Posted by アスラン at 2010年11月17日 12:54
春休みの課題が「こころ」だったので参考にさせていただきました。
細かく書いてあって本当に助かりました
ありがとうございますm(_ _)m
Posted by koba at 2011年03月30日 00:33
kobaさん、コメントありがとう。

残りの春休みを楽しんでください。

Posted by アスラン at 2011年04月03日 02:36
原稿用紙何枚使った??
Posted by at 2011年07月18日 10:33

夏休みの宿題です。
非常に助かりました。

こころを読むのはちょっときついです。
だから、参考になりました。
最初を少し読みましたが、内容が難しくて把握できませんでした。
これで少しですが、わかった気がします!
ありがとうございました。
Posted by 三毛猫 at 2011年07月22日 17:45
三毛猫さん、コメントありがとう。

ちょっときついかもしれませんね。漱石ファンの僕にしても「こころ」よりも、「三四郎」か「それから」あるいは、絶筆で未完となった「明暗」の方をオススメしたいところですが、何故かいまだに、「こころ」至上主義が教育現場にはびこっているようなので、今後も「こころ」を読まされる中高生は後をたたないという事になります。

願わくば、「こころ」のしんどさに負けて漱石の小説嫌い、あるいは小説嫌いにならないで欲しいなぁと思います。
Posted by アスラン at 2011年07月26日 19:28
参考にさせていただきました
ありがとうございます&#8252;

Posted by Aqua at 2011年08月14日 23:59

漱石などの小説は、はっきり言って全部難しい気がします笑

ですが、他の作品も読んでみようと思います。
Posted by 三毛猫 at 2011年08月15日 17:08



                  
 この文を見て『ああ、こう書くんだ』
 と読書感想文の書き方を教わりました

 今までの読書感想文はあらすじ満載の
 むしろあらすじのみ、というなんとも
 幼稚な感想文だったんです、というか
 本の内容をまとめました程度、だった
 んですよね。少し参考にさせていただ
 いたら‥なんとか、あらすじのオンパ
 レードにはなりませんでした!本当に
 心から感謝します。助かりました(^^)
 来年からは自力で頑張れそうです(←)
                  


Posted by  静奈 ** at 2011年08月18日 23:01
Aquaさん、コメントありがとう。

&#8252に込められたあなたの気持ちが、残念ながら化けてしまって見えませんでした。残りの夏休みをお楽しみください。
Posted by アスラン at 2011年08月19日 03:38
再び、三毛猫さん、フォローありがとう。

いまや漱石の作品ですら、若い年代にはハードルが高いのかもしれません。でも、ちょっと調べてもらえば分かりますが、当時の他の作家と比べると、圧倒的に平易な文章で読みやすく書かれている事は確かなんですよ。内容よりも文章を楽しむ余裕ができたら、ぜひ「二百十日」とか「趣味の遺伝」あたりから始めると面白いかもしれません。
Posted by アスラン at 2011年08月19日 03:47
静奈 ** さん、コメントありがとう。

なかなか鋭いコメントです。そう、まさに僕自身が当時頭を悩ませていたのが、どうしてもあらすじを書いては何か意見を添えるという、「あらすじと感想のサンドイッチ」になってしまって、まったく思うように書けないという事だったんですよ。

で、いっそのこと、あらすじではなく、思いついた事優先で書いていったらどうだろうと考えて書いた最初の感想文でした。おそらく課題で書いた最後の感想文でもあったと思います。

何度も言いますが、いい感想文ではないとは自覚していますが、「こう書いたらいいんだ」という突破口みたいなのは当時感じていました。同じ気持ちを味わえてもらって、本当によかったです。
Posted by アスラン at 2011年08月19日 04:01
こころの感想分、とても参考になりました!
授業でこころ、読書感想文もこころ・・・
そんなときにこのサイトに出会い、沈んだ気持ちに新しい視点を吹き込んでもらったな、という感じがしています。

私はどうも細かい部分にこだわりすぎるようで(^^;)

「襖」という漢字に引っかかるんです。分解すると「衣の奥」なんだか“こころ”そのものを指しているんじゃないか?という疑問に引きずられて先に進めなくなってしまいました…
襖という言葉の登場回数や場面など、気になりだすと止まりません。
その点、アスランさんの意見も聞いてみたいと感じましたが、さすがにマニアックすぎる(?)発言ですね(笑)

もっともっと大らかに素直に、こころと向き合ってみたいと思います!
ありがとうございました!!
Posted by ゆん at 2011年08月25日 00:56
漱石のことを調べてレポートを提出するのでこころで検索をかけたらかけたらこのブログを見つけました。
素敵な先生ですね、私も高校時代にこんな先生に巡り合えていたらなあと思いました。
また、感想文を読ませていただいたのですがこんなに自分の気持ちを素直に文章にできるなんて尊敬します、私はもう課題でこころの感想文を書くことはないと思いますがとても感動しました。
それから参考ならまだしもまねしたとかなんとか書いている人がいますがちょっと失礼ですよね...
Posted by 芋 at 2011年08月30日 15:41
ゆんさん、コメントありがとう。

まったくもって返事が遅くなり申し訳ありません。2週間以上たってしまい、すでにここに立ち寄る必然性もなくなっていますから、見てくださる事はないでしょうが、詳しいコメントに感謝しています。

「襖」が「こころ」そのものを指しているという解釈はとっても面白いと思います。まだ誰もやってないと思うので、気になった事を文章にまとめたらどうでしょう。感想文として出す出さないとは関係なく、非常に興味深い批評文ができそうです。

ちなみに、そういう「現象だけに注目して、深層(構造)を探る」という手法は非常に有効な場合があります。蓮實重彦「夏目漱石論」などでは、漱石作品に出てくる「赤」とか「雨」とかに、独創的な解釈を見いだしています。一度読んでみると、「襖」の引っかかりが解消するかもしれませんよ。
Posted by アスラン at 2011年09月13日 12:34
芋さん、コメントありがとう。

あなたにも返事が遅くなった事をおわびします。

素敵な先生…ですか。変な先生だったんですよね。新聞を電車で読んでゴミ箱に捨てるときは、つばをつけて読めないようにしてから捨てるとか言ってたんですよ。どうしてそんな事をするのか理由は覚えてないんですが、そういうどうでもいいところが記憶に残るということは、おそらく高校の教師としては型破りなところを感じて、近寄りやすかったのだと思います。

「素直に」とお褒めいただき、恐縮です。ですが、僕は昔から「素直に生きる」事を親にすり込まれた挙げ句に、そこから抜け出る事ばかり、中学、高校の時に考えていました。その苦闘の結果に対して「素直に文章に書いている」と言われると、やはり「三つ子の魂百まで」のように親から受け継いだものは、なかなか振りはらえないのだと実感しました。(もちろん、今となっては「素直に」を否定する必然性もなくなりましたが)

「まねはしないでください」と何度も言っていますが、正直な話、夏休みの課題ぐらい、どんなにいいかげんにしあげてもいいんじゃないかと思っています。それだけでその人の成績を判断するのも馬鹿げていますし、課題なんてその程度のものでしょ、きっと。

それよりは、読んだ本の数を競う方がなんぼかましという気がします。感想なんて書きたい時に書きたいように書けばいいと思いますから。

要は「失礼」とは思わないけれど、自分のやった事は自分に返ってくるという事だけは承知しておきましょうね、という事だけです。
Posted by アスラン at 2011年09月13日 12:55
初めまして。学校で読書感想文の宿題が出て、書き方にかなり悩んでました。どう書けばいいのか、わからなかったのです。今までは最初にあらすじをたくさん書いて、あとで自分と登場人物を比較して感想を書いていたのですが、もう小学生じゃないんだしさすがにその書き方はないだろうと思い、書き方の検索をしていました。そしてこのサイトにたどり着き、感想文を読ませてもらいました。とても素晴らしかったです。まるで教科書に載っているような文体と表現力でした。まる写しは決してしませんので、参考にさせてください。この感想文を読んで、こういう風に書けばいいんだな、と思うことが出来ました。本当にありがとうございます。
Posted by 莉亞 at 2012年01月13日 22:05
莉亞さん、コメントありがとう。

おどろきましたね。コメントを一読するにちゃんと書けていますよ。つまり、思ったことを筋道立てて書く力が既に貴方には備わっているという事です(偉そうな事を言ってゴメンなさい)。なのに読書感想文という枠組みにとらわれてしまうと、とたんに書けなくなるんですよね。

実はおどろいた事はもう一つあって、まさに僕も「最初にあらすじを書いて自分の感想を書く」という書き方をしてきて、しかも行き詰まっていました。当時の僕の気持ちが莉亞さんのコメントに書かれているので、「ああ、同じだなぉ」と思いました。

今までの書き方だと、書いてあった事を正確に書かないとちゃんと読んでないと突っ込まれそうで、それだけで多大な労力になってしまうんですよね。さらにそこから自分の感想に切り替える時も、今度はあらすじの書き方に引っ張られて、思っていた事が書けなくなってしまったりします。

で、この時の感想文は、もうそういう書き出しではなくて、まず率直に感じた事から書き出して、それだけだと自分の言いたい事を分かってもらえないかもしれないから、読む人に説明するように(あるいは自分が納得できるように)書きました。

どうせこんな感想文なんて、課題を出した先生か、自分自身しか読みません。先生は採点したら返却するだけで、あとは要するに自分が読まねば、もうその文章は役目を終えてしまいます。僕は自分が読んだ時にもう一度納得したい。そういう自分宛の文章を書いたのだと思います。

その時、唯一自分に課していた事が一つだけあって、「面白かった」「感動した」のような一言で片付けるのだけは止めようと心がけました。ちょうど莉亞さんのコメントの「とても素晴らしかったです。まるで教科書に載っているような文体と表現力でした。」というところが、それに当たります。前半の「とても素晴らしかった」で感想が終わっちゃう人が多いんですよ。でもそれだと、おそらくその人と作品の良さを共有する事は永遠にないと思います。

莉亞さんの「素晴らしい」には、ちゃんと明確な理由が書かれていて、まさに「こういう風に書けばいい」という書き方になっています。僕の文章が「教科書に載っているような文体と表現力」を持っているかどうかは、この際関係ない。そういう風に貴方が考えた、それを言葉で表現できたという事が大切なんです。

納得がいく感想文が書けるといいですね。
Posted by アスラン at 2012年01月14日 12:59
本当に参考になりましありがとうございました

Posted by tom at 2012年08月18日 21:40

はじめまして。中学1年生女子です。

夏休みの宿題で読書感想文があり、
私も「こころ」を選びました。

参考にさせて頂いてます。

ありがとうございます。

質問なのですが、アスロンさんの感想文で、
≪「私」の父の死にぎわは、なんと人間臭く、みれんたらしいことであろうか。≫
とありますが、どんな所がみれんたらしいと思われますか?

できれば教えてほしいです。

よろしくお願いします。
Posted by まっきぃ at 2012年08月20日 13:47
tomさん、コメントありがとう。

残りの夏休みをエンジョイしてください。
Posted by アスラン at 2012年08月21日 12:35
まっきぃさん、コメントありがとう。

読書感想文を書いている途中のようなので、僕の意見があなたの考えに影響を与えてしまうかもしれません。あくまで、これは僕の考えなので、まっきぃさんはまっきぃさんで考えてみてください。

もう昔のことなので、どこらへんが「みれんたらしい」と当時の僕が思ったか定かではありません。今読んでみると、それほど「みれんたらしい」と感じないのは、僕も人の親になったからかもしれません。でも、まだ高校生の僕には自分の両親を含めて、「私」の父のような〈田舎者〉の素振りは、今風で言えば「ダサい」「うざい」と感じられたに違いありません。

その多くは「中 両親と私」で語られます。「私」と先生との関係を文字通りの上下関係ととって「職を探してもらえ」と言う一方で、「お母さんを頼むぞ」とか、その場の思いつきでしか言っていません。また、食べものにも執着しているようなところも「みれんたらしい」という部分でしょう。

ただ、当時も今もおそらく「先生」のあまりに生に執着しない虚無的な態度に対するアンチテーゼとして、漱石が「私」の父の様子をあえて田舎者らしく書いた事は明白であったので、僕も「みれんたらしい」という言葉で、批判ではなくて「人間らしさ」の究極として表現したように思います。そこには多少の誇張も感じられますね、今となっては。
Posted by アスラン at 2012年08月21日 13:01
はじめまして。夏休みの宿題で「こころ」の読書感想文がだされました。

大人っぽい文章と鋭い考察で、読み応えのある読書感想文でした!

このサイトを参考にして書いてみようと思います。ありがとうございましす。
Posted by つっちー at 2012年08月24日 22:51
つっちーさん、コメントありがとう。

「大人っぽく」ないですよ。確かに16歳の高校生が書いたんですから。早生まれなので、当時2年生の僕は16歳だったはずなんですよ。あなたとほぼ同じ歳だと思うんですよね。

大丈夫、書けますよ。こう書かねばならない、という呪縛さえ解ければ、うまくいくはずです。

がんばりましょう。
Posted by アスラン at 2012年08月27日 20:11
とても参考になりました!

ありがとうございます!
Posted by ほのり at 2014年08月17日 23:32
 「こころ」は私には少し難しかったので、要所要所でこの指摘はいい等が細かく指摘されていて、とても分かりやすく、感想文もさっと書くことができました!(´▽`*)ありがとうございました&#9825;
Posted by nanolove at 2014年08月24日 18:37
ほのりさん、コメントありがとう。

早々と読書感想文の課題を片付けて、今頃は残りの夏を謳歌していることを思います。
Posted by アスラン at 2014年08月28日 12:34
nanoloveさん、コメントありがとう。

感想文が役に立ったというよりは、感想文への国語教師の指摘が役に立ったようですね。けっこう新しいパターンです。とにかく、課題が片付いてよかったですね。
Posted by アスラン at 2014年08月28日 12:41
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Excerpt: 動機:名作と言われているから 他に読む本がなかったから 評価:★★★★☆ 題名:ここr 著者:夏目漱石 内容: 前半は主人公と先生の関係について 鎌倉の海水浴場で、出会ったところから ..
Weblog: 逆さメガネで覗く世界 -don't think, feel-
Tracked: 2007-06-14 21:50
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