2005年08月15日

「読書感想文」で検索しないで

 最近、アクセス解析の検索ワードを見ていると「読書感想文」というキーワードで僕のブログにたどり着く人が日増しに増えている。

杜子春 読書感想
読書感想文「二十四の瞳」
読書感想文 裸足と貝殻
裸の王様 感想文 開高健
ブランコのむこうで 読書感想文
新潮文庫 読書感想文 十五少年漂流記
新潮文庫 読書感想文 作品集 十五少年漂流記
読書感想文 野菊の墓
読書感想文 二十四の瞳 壺井栄
花埋み 感想文
蠅の王 読書感想文
こころ 夏目漱石 感想文
ブランコのむこうで 感想文 書く
神様のボート 読書感想文
読書感想文 きよしこ 参考
江國香織 きらきらひかる 読書感想文 表
読書感想文 こころ 夏目漱石
感想文 参考 グッドラック
感想文 きよしこ
村山由佳 海を抱く 読書感想文 紹介
ビューティフルライフ*本*感想文
葡萄が目にしみる 読書感想文


 以上が今日だけでアクセスがあった「読書感想文」がらみの検索キーワードだ。
やはり昔も今も中学生・高校生は、楽しい夏休みの締めくくりに重〜くのしかかる読書感想文のプレッシャーに頭を悩ますのは変わらないのだと思ったら、微笑ましくも同情の念を禁じ得ない。

 それにしても昔と今と全然違うのは、今はこんなにも便利な情報収集手段(ウェブ)があるということだ。おそらくは中高生が読むような本ならほとんど検索できてしまうし、参考にしきれないほど大量の該当ページが見つかると思う。

 ただ残念ながら僕のブログにたどり着いた人にはご愁傷様としか言えない。
先月から「夏」企画として「新潮文庫の100冊」「ナツイチ」「発見。角川文庫」などを取り上げてたくさんの本のリストをあげたのと、「読書感想文定番の『こころ』」などという文言を書き込んだがために検索結果に紛れ込んだだけで、感想文の役にたつような情報は一切ない。特に上記のキャンペーンから読む本を選択する中高生も少なからずいるはずだが、キャンペーンの品ぞろいの比較をやっているくせに、とりあげた本の感想はほとんど皆無と言っていい。

 で、申し訳ないので少しだけアドバイスすると、「読書感想文」というキーワードは上手くない。なぜなら「読書感想文」というのは小中高以外の世界ではほとんど使わなくなるキーワードだからだ。もちろん同年代の読書感想文がうまい具合にウェブに掲載されているかもしれない。でもそれが参考になるかどうかはまた別だ。

 それにもうひとつまずい事に「読書感想文」というキーワードで引けるのは「読書感想文の書き方」といったハウツー物が多い。もちろん検索した人が「書き方」を欲しているならそれでもいいが、書名とあわせて「読書感想文」で検索している以上、「書き方」でなくてその本の「感想」そのものが欲しいはずだ。

 ならば、

  作家名、書名、ブログ

で検索するのが今風のやり方ではないかと思う。つまり「漱石 こころ ブログ」である。

 個人が趣味で立ち上げているブログのほとんどは、素直に該当する本を読んだ感想を書き込んでいる。それはもう感想の宝庫と言っていい。

 もちろん「宝庫」とは言え、「面白かった」「つまらなかった」式の単なる駄文(失礼!)もあるので、とりあえずは砂金掘りのように大量の砂山から砂金の粒を拾い出すくらいの手間は惜しまないように!

 それと様々な年代の文章が引っかかってくるので、自分の感想と近いものを探し当てる事が大事だ。要は言葉を見つける事なのだ。楽をしたいと思って検索してる人には特にアドバイスする言葉はないし、勝手にやってくれと言うだけだが、もし本は面白かったけれど感想を書くのは苦手という人には、自分が言いたかった事感じた事をこの人が書いてるって文章を見つける事が大切なのだ。

 いつの間にか「読書感想文の書き方」になってしまった。別にそんなおこがましい事を書きたいわけじゃない。僕自身、上記の方法を実践してこのブログの書評(感想)を書いてはいない。理由はただ一つ。好きな事を書きたいからだ。他の人の文を読んでしまうとオリジナルの自分の感想(感じた事)が書けなくなってしまう。もしくはその人の文に似てきてしまう。それは僕がブログでやりたい事ではないから。

 でも日頃から本は好きなのに「感想」を書かされるのがイヤだと思ってる人にはぐずぐずしている時間はないだろう。だったら言葉を探すことだ。自分の気持ちをまさに同じように感じて書いてくれている人は必ずいるはず。そしてちょっと違うけど…って思ったらしめたもの。同じところは言葉をいただいて、違うなぁって感じた部分を自分の言葉でつないだら、自分だけの「読書感想文」が立ち上がってくるはずだ。

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posted by アスラン at 01:09| Comment(2) | TrackBack(1) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
記事を読ませて頂いて、妙な親近感を覚えてしまいました。
私は最近ブログを始めた者なのですが、私のブログで一番多い検索ワードは、なぜか「エアメールの出し方」です。
でも、その検索ワードで辿り着く記事というのは、最初、エアメールの出し方など分かりようもない、単なるポエムだったのです。
そこで、さらに、そのことについて触れた記事を書いたのですが、その中でも、「ゆうびんホームページで調べてはいかがでしょうか」とか書いただけで、やはり、私の記事を読んだからといって、エアメールの出し方が分かるわけでもありません。
本当に、エアメールの出し方を知りたかったのに私のブログに辿り着いてしまった方々には、何とも申し訳ない気持ちです。
今のところ、「エアメールの出し方」という検索ワードは、不動の一位を保ち続けています。
そのことについて、またもやブログで書きたい気持ちもあるのですが、それをやると、ますます、無駄にその検索ワードで私のブログに辿り着いてしまう人が増えてしまう!と思い、抑えています。
あまり関係のないコメントで失礼致しました。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
Posted by ちょいハピ at 2006年03月05日 21:03
 ちょいハピさん、コメントどうもありがとう。

 関係ないどころかぴったりの内容ですね。いかにググるという行為が無駄な検索の繰り返しの中から落ち穂拾い・砂金堀りをすることであるかがわかりますよね。

 逆に、タイムリーな話題にそったキーワードを記事のタイトルに入れるだけでアクセス数は増えるという知恵がつくわけです。そんなことしてアクセス数増えてもうれしくもなんともないですけどね。
Posted by アスラン at 2006年03月07日 01:25
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Tracked: 2005-08-25 23:04
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