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    2025年11月22日

    英文解釈教室の訳文を書き直す(15.1.8)

    Chapter15 挿入の諸形式「@語句の挿入――andとif」より。
    15.1.8 Purely physical fatigue tends if anything to be a cause o happiness.
    (訳) 純粋に肉体的な疲労は、どちらかと言えば幸福の原因になることが多い。
     前回のif anyは副詞節でif there are any …を意味していたように、今回のif anythingはif there are anything …を意味する。つまり、
    (A)Purely physical fatigue tends to be a cause o happiness,
    (B)if there are anything which purely physical fatigue tends to be.
     という構文になる。ここから「主節(A)+譲歩節(B)」の訳文を考えると訳文(a)のようになる。
    訳文(a) 純粋に肉体的な疲労は何かの原因になる事が多いとすれば、幸福の原因になることが多い。
     さらに、述部は「〜の原因になることが多い」の繰り返しになるので、譲歩節(B)を簡潔に表現して、そのままの位置に挿入すると訳文(b)になる。
    訳文(b) 純粋に肉体的な疲労は、どちらかと言えば幸福の原因になることが多い。
     これがまさに伊藤先生の訳文だ。

     これくらい短い文ならばこのままでも問題ないが、今回もいつものように主節を言い切ってから補足する書き方を優先する。
    訳文(c) 純粋に肉体的な疲労は幸福の原因になることが多い、どちらかと言えば、だが。

     訳文(c)を基本にして日本語を推敲する。主語や目的語に使われている名詞句「純粋に肉体的な疲労」「幸福の原因」を述部表現に言いかえる。特に主語は《従属節+主節》を内包している。
    (推敲訳) ただ単に体を動かすだけなら、疲れても満足感が得られる事が多い。どちらかと言えば、だが。
    posted by アスラン at 07:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 英文解釈教室を書き直す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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