2005年05月17日

「マトリックス」「シンプル・プラン」(1999年9月20日(月))

 有楽町マリオンの映画館で「マトリックス」(no.101)を観る。

 これは久々のキアヌ・リーブスのヒット作になる。監督は「バウンド」のウォシャウスキー兄弟だ。「バウンド」もかなりスタイリッシュな演出で独特な感覚をもった映画だったが、今回はそれが花開いた感じがする。

 現実の世界が、実はコンピュータが作り上げた仮想現実「マトリックス」であるという。そして現実では人間がコンピュータの動かすエネルギーの供給源として牢獄のように囚われの身となって仮想現実の夢をみている。 それに気づいた一部の人々とコンピュータを管理するプログラムとが熾烈な戦いをくりひろげる。

 着想のおもしろさだけでなく、様々な隠喩やレトリックを駆使したストーリづくりが物語に厚みを出していて、さらにワイヤーとカンフーを組み合わせたアクションを、スローモーションやストップモーションによる編集で巧みに演出していく。

 キアヌのカンフーはお世辞にも決まっているとは言えないが、とにかく最後まで一気に見せてしまう映画だ。

 「シンプル・プラン」(no.100)を観る(映画館は不明)。

 雪におおわれた田舎町で、偶然墜落した小型飛行機を見つけたハンクとジェイコブの兄弟。
 積んであった440万ドルをネコババしようと兄ジェイコブが持ちかけた事から、事実を隠すために人殺しを繰り返し、次第に深みにはまっていくハンク。

 ちょっとしたきっかけから大きく人生が変わってしまった人間たちを描いて、それが一見静かな町で起こっていくところが怖い。
posted by アスラン at 04:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。