2007年07月23日

「アルマゲドン」「グッドナイト・ムーン」(1999年4月11日(日))

  有楽町マリオンの日劇東宝で「アルマゲドン」(no.29)を観る。

 お正月映画がここまでロングランしている。行きそびれていたがようやく観る事ができた。

 一つには内容が似ていることもあり比較されつづけた「ディープ・インパクト」の人間ドラマを越える事はできないだろうという前評判と先入観があったからだ。ロングランを続ければ続けるほど行きたくなくなってしまった。

 今回観て、なるほど面白いと思った。

 というのは「ディープ…」と視点が全然違うことに気づいたからだ。一言で言って「アルマゲドン」は劇画であってドラマではない。石油採掘のプロフェッショナルに人類の明日を託すというふざけた設定は、劇画だという一点を呑み込めばすべて許せる気がした。

 そうみると配役もなかなか味がある。隕石上で馬鹿騒ぎする笑顔が不気味なスティーブ・ブシェーミやNASA指揮官役のビリー・ボブ・ソーントン、ロシア人宇宙飛行士のピーター・ストーメアなどなど脇がくせものぞろいだ。

 ベン・アフレックとリブ・タイラーのカップルはお約束みたいなものでそれなりに感動的だ。ブルース・ウィルスはいつもと同じキャラクターだが父親役でもありちょっぴり渋め。安心して見られる「寅さん」的演技といったところだ。

 丸の内ピカデリーで「グッドナイト・ムーン」(no.28)を観る。

 ジュリア・ロバーツが継母、スザーン・サランドンが実の母親。

 何でもしっかりとこなしていたスーザンに対して、ジュリアは現役の一流カメラマンではあるが家事はまるで駄目。二人の子供はスーザンを慕って中々なつかない。

 子供の事に関しては実の母親に遠慮して控え目で耐える女性を演じているのでジュリア・ロバーツらしくないと思ったが、あくまで自然体で子供とも接していこうとするジュリアの演技のナチュラルさが次第に際立ってきて素敵に見えてきた。

 これまでは女性的な魅力に欠けると思ってきたが、ブリっ子でもなくセクシーを売り物にもしていないナチュラルな美しさが女性に人気の理由の一つに思えた。

 スーザンの方は逆にオーバーアクト気味。ジュリアの夫役のエド・ハリスが落ち着いた演技をしているからバランス的にはちょうどいいのかもしれないが。

 監督は「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス。演出の手際は見事。ジュリアのカメラマンの仕事ぶりの見せ方や、長女の失恋の解決方法などは軽快な演出で見ていて楽しい。

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posted by アスラン at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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