2005年05月09日

「I loveペッカー」「セレブリティ」(1999年11月3日(水))

 恵比寿ガーデンシネマに初回から出かけていったが、何故か混んでいる。祝日にしては混みすぎだなと思ったら、なんと今日は映画サービスデーでもあった。1000円で観られるので観客が多い。安いのはうれしいが予想外の混雑に戸惑う。

 まず「I loveペッカー」(no.112)(ジョン・ウォーターズ監督)を観る。

 かつてはインディペンデントの中でもかなりアングラな映画作りをして「ピンク・フラミンゴ」などカルト映画監督としてもてはやされた頃を思えば、ずいぶんと商業映画寄りの作品をつくるようになったものだと驚いた。

 もちろんインディペンデントのテイストは健在で、自分の生まれ故郷ボルチモアを舞台に奇妙で個性的で愛すべき登場人物を、コミカルでシニカルに描き出していく。エドワード・ファーロング扮する青年ペッカーが街なかをとり続けたスナップフォトがニューヨークで評価されて一躍有名人となるが、被写体にされた人々から総スカンを喰うはめになり大騒動になっていく。
非常に軽快なカメラワークちょっと癖のあるストーリー運びで、ウォーターズ独特の楽しい映画となった。

 昼食はカフェ・コナファームでクラブハウスサンドイッチとアイスティーを取る。

 引き続いて「セレブリティ」(no.111)(ウッディ・アレン監督)を観る。

 セレブリティとは有名人の意味。主人公のケネス・ブラナー扮する売れない芸能記者は何をやってもうまくいかず、小説家をめざすといいながら書き上げてもいない。セレブリティになることだけを夢見て、芸能人を取材しながら自分を売り込もうとしている。ここらへんのドタバタを実際の有名人をいろいろと配置させて描いていく。

 ディカプリオ演じる乱交好きの若手スターというのも自身を演じているようでおかしいし、売れっ子の女優、モデルが多数でてくるだけでも楽しい。ただ知らない人も結構いるので本国人ほどは楽しめないだろう。心からげらげら笑えるというストーリーでもないのもやや不満だが、別れた妻のジュディ・デイヴィスが、主人公とは対照的に次第に売れっ子のレポーターになっていくのは面白い。

カチンコ
公開当時はまだ「セレブリティ」は耳慣れない言葉だった。当然ながらセレブという言葉は存在していない。
posted by アスラン at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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