2005年07月06日

1998年12月7日(月) 「宗家の三姉妹」

 年休。1:00にようやく用を済ませて、神保町に出て昼食。

 3:00から岩波ホールで「宗家の三姉妹」(no.171)を観る。

 平日でも結構入っている。どうもこの手の映画は中高年に受けるようだ。おばさん方の姿が目立つ。

 実在の宗家の三姉妹の激動の人生を描いている。

 長女は財界の実力者と結婚、
 次女は孫文の妻、
 三女は蒋介石の妻となる。

 これだけでも驚かされるが、現実にあの激動の時代の表舞台にも登場して波乱な人生を3人3様で過ごしている。

 全体的には中国の近代の歴史を下敷きにした人間ドラマとも言えるが、女性監督メイベル・チャンの演出は歴史上の人物の再現よりも確かな人間としての手触りを重視している。そのため孫文も蒋介石でさえも時に人間臭く、一人の夫として描かれている。

 メロドラマらしい歴史の脚色もあるが、女性らしいきめの細かい演出が目に付く。孫文が日本に亡命して次女・慶齢と結婚するシーンも外国映画にありがちな日本文化への誤解がなく丁寧に描いていて好感がもてる。
posted by アスラン at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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