2007年07月16日

「シン・レッド・ライン」(1999年4月25日(日))

 有楽町マリオン別館の丸の内ルーブルで「シン・レッド・ライン」(no.30)を観る。

 テレンス・マリックの20年ぶりの新作だ。

 「天国の日々」でネストール・アルメンドロスのカメラの美しさばかりが印象に残っている。今回も映像が素晴らしい。

 太平洋戦争最大の激戦地となったガダルカナル島での戦いが舞台だが、史実はともかく戦争の恐怖を自然の美しさとの対比の中で描き出している。

 部隊が奪取しようとする丘には見えない敵・日本軍の陣地がある。丘には鬱蒼とした草が生えている。日が燦々と照る斜面を一瞬雲が通り過ぎてさーと影が出来る。

 その静けさ。

 そろそろとにじり上がる兵士たち。上官の身振りで数人の兵士が頭をあげてすばやく駆け上がったとたんにターン、ターンと銃声がして頭を打ち抜かれて倒れる兵士。それでも一斉に兵士たちは突撃し次々と倒れていく。

 過酷な現実が見事な緊張感の中で描かれる。

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posted by アスラン at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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