2005年07月01日

1998年12月27日(日) 「恋の秋」

 シャンテ・シネで「恋の秋」(no.177)を観る。

 エリック・ロメール監督の”四季シリーズ”の完結作だ。

 今回は珍しく若い男女の話ではなく、中年にさしかかった二人の女性の友情と恋物語を描いている。

 最初はストーリがもたつき、ちょっと失敗かとも思ったが、さすがはロメール。田舎で老けこんでいくベアトリス・ロマンのために、友人マリー・リヴィエールが新聞に彼女の恋人募集の広告を勝手に出してしまうところから俄然面白くなってきた。

 しかも応募してきた相手の男と勝手に会ってしまう。あわよくば横取りというのではなくて(いやそういうところもあるのがロメールの女性たちの怖いところだが)、友人のための品定めというわけだ。

 それからいたずらで浮気なストーリが展開し、やはり信じがたいほどのハッピーエンドで終るのもこのシリーズらしい。

カチンコ
それにしてもベアトリス・ロマン。「クレールの膝」に出てた彼女もさすがに老け込んだのにはビックリ。それに比べて「緑の光線」のわがまま女マリー・リヴィエールの若い事。まるで自分はもうこれ以上歳をとらないわよと決め込んだかのようだ。
posted by アスラン at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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