2005年06月12日

ブログをもっと楽しく活用する本 板垣朝子(秀和システム)

 「ブログとは、Webブラウザを使ってHTMLをほとんど意識することなく簡単に更新できるWebサイトであり、コメントとトラックバックの機能で読者や他のブログ制作者との双方向コミュニケーションが可能なメディアである」


 この定義を読んで「なるほど」と言える方。あなたはもうブログ有段者だ。
 この定義を読んで「アフィリエイト」の機能や「CSS」によるカスタマイズができるなども付け加えた方がいいのではとしたり顔になった方。あなたはブログ上級者だ。
 そして、この定義を読んで「トラックバックって何?」って思った方。あなたは立派なブログ初心者だ。
 かく言う僕がブログ初心者だった…。
とにかく一ヶ月前そういえばブログって楽しいのかなぁって思ったのが始まり。

seesaaの門をたたいたのは、携帯からだった。(モブログという言葉はまだ知らない。)
携帯からは、ずらずらと思い思いのブログ所有者の言葉が並ぶ(記事という意味がわからない。)
日記があり、映画評、ドラマ評、書評があり、アダルトものがあり、子育てがあり、ダイエットがあり、つまりなんでもあり。(登録すると新着順に載るのか?僕の戯れ言もか?!)
ミーハーな僕はサインインした。(たのもぉぉう〜!)
とにかく記事を書いてみた。(ドキドキ、ドキドキ。何故か新着記事に現れない。何故?)
自分のサイトに記事が載った。嬉しかった。もうひとつ書いた。また載った。嬉しかった。

さて、これってPCからもアクセスできるの?(PCの方がブログだってまだ知らない)
PCから自分のサイトを見てみるといつの間にかレイアウトができてる。(誰がこの若葉の画像を設定したの?)
とにかくブログ・ガイド・ツアーを読んでみよう。(駄目だ。わからん用語が多すぎる。寝よう)

アフィリエイトって何だ?(う〜ん、商売するってわけ?別にいらないかなぁ。)
ポッド・キャスティングって何だ?(音楽?どこから?どうやって。いいや。パス)
コメントの意味はわかる。でもトラックバックって何だ?(使い方がいまいちピンとこない。保留)

とにかく見切り発車。記事を投稿。しかし何故新着記事に現れないの?(時間差があることをまだ知らない。ジャンルの設定を見逃してる。)
ジャンルって選ぶとそこに出るんだ。ひょっとして映画にしてみたら。(自分の記事発見!そうかぁ〜)

ところでこのレイアウト変えられるの?なんか気にくわないんだけど。(ここからあてのない迷走が始まるとは…。)
テンプレートで変えるのかぁ。こっちがいいなぁ。こっちもいいなぁ。(何故か気に入ったテンプレートが少ない。)
でもこっちは背景がいいけど、右と中央の2つだけ。右と中央と左もあるやつがいいなぁ。(デザインで変えられるぞ〜)
無理矢理コンテンツで右側にあったものを左にもってきた。(アレレ?中央の下に縦に並んじゃった。何故?)
とりあえずあきらめて、フォントが小さいなぁ。大きくしたい。どうしたら?(????)
テキストにHTML形式でタグをつけたらどうかな。(大きくなったぞ。でも一々書くのかぁ)
コンテンツにHTML編集があるじゃん。ここにフォントサイズを大きくする記述を挿入。(よしよし、これでよし)

もっといろいろ変えたいなぁ。久々にHTML再学習しようかな(ウェブでHTML入門ページをあさる。CSSってなんだろう?)
あれっ?デザインにスタイルシートって項目がある!!(ひょっとして今までの変更は本当はこっちを編集するのかぁ?)
CSSの書式が全然わからん。どこがどのコンテンツなんだぁ(またまたウェブをあさる。)
seesaaのブログカスタマイズの入門ページ発見!(bodyにcontainerにbannerにside-barに…)

フォントサイズ変更成功!
レイアウト変更!
画像挿入!(猫の画像をズバーっっと)
カレンダーってその月のしか表示できないんだぁ。前月表示だめ?(あさったけど難しすぎて泣く泣く断念)

レイアウトばかりやってられない。記事を出さねば。
なんか変なトラックバックが来たぞ。この記事とどんな関係があるの?
たんなる広告みたいなんだけど、どこか僕の記事と関係あるの?(SPAMがあるってまだ知らない。SPAMは消していいってまだわからない)
でもおかげでトラックバックってわかってきた。そういう意味かぁ?

なんか記事の本文中に特定の単語にリンクが張られるでしょ。あれって何?
あれってマウスでポイントするとポップアップが表示されるんだけ、記事読みにくいなぁ。
どこで消せばいいのかぁ!(なかなかわからなかったぞ。)
さて、今も不満だらけ。やりたい事だらけ
じゃ、やっぱり本格的にブログカスタマイズ勉強しよう!

って、ここまでたどり着いてから借りたのが、この本。
そうすると実はほとんど役に立たない事がわかる

なぜなら僕のやりたいカスタマイズは上級編でないとやれない事だから。
ここに書かれているのは初級編。

タイトルの背景色を変えたり、画像を取り込んだり。
記事の背景を変えたり、フォントサイズ、色を変えたり。
サイドバーの背景を変えたり、フォントサイズ、色を変えたり。
カレンダーの背景を変えたり、フォントサイズ、色などを変えたり。

何故繰り返すかというとホントに繰り返しが書かれているから。
つまりブログ初心者がHTMLとCSSを編集できるように、間違えのないようにすべて該当部分と変更方法について逐一書かれているのだ。

ここが中盤から終盤にかけてのメインの内容だが、もう僕にはあまり役に立たない。
しかもこの本はseesaaのカスタマイズについては記載がない。ブログ紹介ページにあるだけだ。

ならまったくつまらなかったかと言えば、先にあげたブログの定義。ブログが普及した経緯。日本ではブログと日記とはどのような関係にあったのか。MEMORIZE騒動が何をもたらしたのか?
などなどちょっとしたミニ知識を仕入れる事ができたのは面白かった。

では、次はどこをいじろうかな?
posted by アスラン at 00:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トラックバックについて,以前書いたことがあるので,ホームページアドレス(有効なら?)からごらんください。
自分の日記から「トラックバック」してしまえば,簡単なのですが,「先にリンクあり」という立場をとっていて,内容がだらだら長く,ほかの方へのリンクをうまい形で貼れない現状(近々変更する予定)なので,とりあえずコメントにしてみました。
Posted by donmabo at 2005年06月13日 01:56
 こんばんは。
Blogの本、私も1冊いただきました(違うのですけど)。
まだ読んではいませんが、アスランさんのこの記事を読んで、とりあえずは読んでみようとは思っていますが、多分私にもそれ程役に立たないかも?っていう気がしてきました。
それ程詳しく何でもわかっているわけではないけれど、だけど初心者でもないんですよね、私って。
この微妙な立場におかれている私に役立つBlogの本は、果たしてあるのかないのか・・・?
Posted by とも子 at 2005年06月13日 23:23
donmaboさん、すごく参考になります。

自分なりにトラックバックの特性を理解してたつもりですが、ここまで明快にしかも詳しく書かれてると自分の理解は中途半端だったかなという気になります。
特に運用の姿勢が大切だと思うのですが、

「OKと思ったら,相手の日記記事にトラックバックをするか,コメントに書き込みをする」

というところが、実は初心者(だけじゃないかもしれませんが)には徹底されるべきところだと思いますね。

で、教えていただいた記事にTBさせていただきました。それとコメントを添えました。
Posted by アスラン at 2005年06月14日 00:27
とも子さん、どうもありそうでなさそうな気がします。
というのもやはり万人向けに書かないと本としては成立しないから。
一方で自分が知りたい事って偏っていて、ここまでは初心者なのに何故か知っているとか、こんな事知ってるくせにこれを知らなかったとは恥ずかしいとか、アンバランスなんですよね。

でも何から何まで知っている必要があるかと言えば、ウェブデザイナでもならない限りは、ことブログに関する限りは必要ないんです。

だから僕は「超初心者向けもしくは自分向けのカスタマイズ」みたいな記事を始めようかと思います。
つまりこのページで実現したささやかなカスタマイズの紹介です。
誰も読まないかもしれませんが、少なくとも僕以外にひとり読んでくれそうな人がいるので。

これでメールの返事になってますか?
Posted by アスラン at 2005年06月14日 00:35
トラックバックは「本来の機能」と「使い方」が混乱していて,けっこう複雑です。自分のコメントほうにも書きましたが,「スパム(宣伝)トラックバック」というのは手段としてはある意味で「まとも」だと思います(キライだけど)。

で,「OKと思ったら,相手の日記記事にトラックバックをするか,コメントに書き込みをする」
は,やや微妙です。

いまだに,トラックバックに対して「トラックバックありがとう」のメッセージをたくさんもらう現状ですが,「検索率UP」を考えない人にとって,トラックバックをしてもらっても何の意味もありません。
ということで,上の「OKと思ったら……,」になったのですが,現実話として「タイガー&ドラゴン」の記事を書き,トラックバック先を見ると,リンクしないでトラックバックをして,やたらありがとうのコメントとトラックバック返しが多く,「充実」しているのですよ。

そういう所の場合,上から5件以下(例)だったら,コメントも書かないしトラックバックもしていません(笑)。

なんか,やたら長くなったので,自分のほうも含めて,日記記事にまとめなおしたいと思います。
Posted by donmabo at 2005年06月14日 04:52
ここまで丁寧に書いていただいて大変参考になったのですが、ひとつ別の視点がある事に気づきました。

というのも自分自身の立場に照らし合わせると、
特にトラックバックに深入りする前は、「検索率up」のための機能というよりは、やはり自分の記事を読んでもらうための通知(ある種の広告)としか考えていませんでした。ここに「双方向コミュニケーション」が成立するきっかけがあるわけです。

これを裏返すと、トラックバックをしてもらうだけで、自分の記事を読んでもらえて嬉しい、イコールお礼とTB返しというフローになるんでしょう。

これって実は等価交換じゃないですか?

まあぼさんはしきりに検索率upのためにしてる後ろめたさを言いますが、元々価値の基準が違う。価値の格差があるところに交通が生まれ利潤が発生するとはマルクスが言うところです。(とは大げさですがね)

Posted by アスラン at 2005年06月15日 01:33
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