会長だけあって、本作にはトンデモない超常現象がオンパレードする。
何しろ映画「マグノリア」のクライマックスでおなじみ(おなじみでもないか)の蛙の雨は当たり前。その他いろんなものが空から降ってきて終いには驚くべきものまで降ってくる
!
UFOは出るわスプーン曲げは起こるわMIB(man in black)は出てくるわ。
それで支離滅裂かというとそうではなくて、様々な科学的根拠を駆使して至極妥当な、とは言い過ぎだが、もっともらしい展開で「神が存在する」という異常な事態を描いていく。
もちろん神が姿を現したりしたら荒唐無稽を免れないが、この世界が「神のシミュレーション」であると疑いだしたら、痕跡が次々にエスカレートして出てくるあたりが、この作品にのめり込めるか否かの分かれめだ。
僕は楽しめたのだが、どうだろうか。
(2004年12月1日読了)



