2007年05月11日

セブンイレブンのバリスターズ・カフェ

2007年5月10日(木)

 ゆうべは我が子を、預かってくれているお宅に迎えに行った。うちでは保育園の延長保育を利用しているが、それでも午後6時から1時間だけ延長してくれるだけだ。諸事情でいまは相方の強力(ごうりき)を当てにできないので週に2〜3日、保育園への迎えと一時預かりを立川市サポートセンターで斡旋してくれた方にお願いしている。延長保育からさらに一時間預かってもらえるので午後8時に引き取りにいく。

 2歳4ヶ月の我が子は、最近とみに自我のめばえが著しい。要するに言うことを聞かないときはどうしようもなく聞いてくれない。サポートのお宅のまえでテコでも動かないのでかけひきが必要だ。先に歩いて物陰に隠れて追ってくるのをひたすら待つ。ちょこちょこ歩いてくるが僕の姿を見るとあわてて引っ込む。さらに先に行って再び隠れる。また追ってくる。この繰り返しだ。この甘えん坊め。

 天気のときはまだいいが、雨のときなどは濡れて風邪でもひかれでもしたらと気が気でない。こういうときは自転車で迎えに行っても乗ってくれないので、近頃では歩いて迎えに行くことにしている。たぶん甘えているだけでなく親の手を借りずに自分で歩きたいのだ。ただし僕が見えなくなると心細くなるらしいので、甘えと自立心の天秤をうまく釣り合うようにするのが、まさにかけひきだ。

 ところで子供の迎えに行く前に立川駅南口前のセブンイレブンに寄った際に、気になった事がある。カウンター脇に備え付けられたバリスターズ・カフェのコーヒードリップマシンだ。このマシン自体はずいぶん前からあって別に目新しくもない。ただし一度も利用したことはないし、利用している人を見かけた事もない。

 一杯ごとにその場でコーヒー豆を挽いてドリップするところがカップで出てくる自動販売機を思わせるが、マシンそのものを見ると、ドトールやスタバなどのカフェで使っているエスプレッソマシンの簡易版のようで、エスプレッソやカフェラテも作れるところが〈売り〉だ。

 前から試してみたいとは思っていたのだが、二の足を踏んでいる理由は、周囲にドトールやカフェ・ベローチェなどの選択肢が多いからだ。1杯150円でカフェラテが飲めるのはある意味お手頃だが、美味しさの点でお値打ちかどうか。何しろカフェ・ベローチェなら200円でカフェラテが飲めるのだ。それにいちいち値札タグをレジまで持っていて会計してからマシンを操作するというのもちょっと面倒だ。慣れればなんということもないのかもしれないが、その一歩がなかなか踏み出せない。

 気になった事があると書いたが、それはアイスのメニューがあったからだ。当初からメニューが存在したようには思えないのだが、いつの間に増えたのだろう。しげしげと手順を読むと、アイス用のカップを冷凍庫から取り出してマシンに据え付けろと書いてある。ドリップマシンの周囲には冷凍庫は見あたらないので、ひょっとしてと店の奥のアイスなどの入った冷凍コーナーを扉越しに見ると、あった、あった。氷が詰めたプラスチックのカップが並んでいる。

 これを持ってレジに行き、会計してからマシンを操作するのか。ホットのときよりさらに手順がひとつ増えて面倒になったぞ。値段もやや上がって189円だ。さらに無料トッピングができると書いてある。周囲を探すとマシンの影に隠れた棚にシナモンパウダー、ココアパウダー、キャラメルソースなどの容器が置かれていた。なんかちょっと面倒だけど面白いかもしれない。

 一夜明けて試してみようかとセブンイレブンへ。でも朝になってみると出社前の一分一秒が惜しくて断念した。代わりにチルドコーヒーのコーナーからドトールのカフェオレ197円を購入。そうか、この選択肢もあるんだ。激戦の中、バリスターズ・カフェのドリップマシンに明日はあるんだろうか?無くなる前に(?)ぜひ試しておかねば。

 読書は行きも帰りも、最相葉月「星新一 一〇〇一話をつくった人」の続き。

 帰りに〈ブックストアいとう〉に寄る。100円コーナーに

 「深代惇郎エッセイ集」(朝日新聞社)

を見つけて購入。

 坪内祐三「考える人」には、朝日新聞の天声人語が深代が書いていた時とそれ以後ではすっかり変わってしまったということが書かれていた。天声人語の名文が広く知られて大学の入試にもよく出題された時期があったが、それは深代の文章の魅力によるものだったらしい。彼の名を冠した「深代惇郎の天声人語」「深代惇郎の天声人語 続」は今や絶版だそうだ。

 となると一度は読んでみたくなった。天声人語を入試用に勉強した世代よりも僕はあとの世代だろう。あまり天声人語を読んだ記憶がない。朝日新聞をありがたがって読む世代でもなかったが、坪内によると深代亡きあとの天声人語はどうしようもなくダメになったらしいから、勉強のために新聞を読まなくて正解だった。

 100円コーナーではないが、

 星新一「ボッコちゃん」(新潮文庫)

もついでに購入。220円。

 これは今読んでいる星新一の評伝の影響だ。僕のことだ。きっと読み終わった後に星新一が生涯に作った1001のショートショートを読破しようなどと無謀なことを思いつきそうなので、予防措置として代表作1冊だけ読むことに決めた。これ以上の代表作はないだろう。おそらく中学以来の読書だ。中学にあがって初めて文庫を買って読んだのが星新一だと思う。あのころの僕らは文庫を読むのがオシャレで、それも星新一を読むのが一番の流行だった。もっとも新潮文庫ではなくて講談社文庫の方を僕は買っていた。今の講談社文庫とは違った白一色を基調とした装幀がきわめてモダンだった。

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posted by アスラン at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(電車でカフェ気分) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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