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    2007年04月15日

    「レッド・バイオリン」「もういちど逢いたくて 星月童話」(1999年5月30日(日))

      日比谷シャンテ・シネで「レッド・バイオリン」(no.52)を観る。

     17世紀後半に作られたバイオリンが4世紀に渡って5つの国で人々の心を魅了して現代にいたる。その数奇な運命に操られた人々の姿を描いた作品。

     なぜ「赤いバイオリン」と呼ばれるのか。
     なぜそのバイオリンは弾く者の運命を悲劇へと導くのか。

     物語は生まれてくる子供のためにバイオリン職人が作ったバイオリンが、死産のために妻子ともに失って手放すところから始まる。そしてバイオリンの運命は、死ぬ前に妻がみてもらったタロット占いが導く未来をひとつひとつ描き出す形で進行する。そして次々にかかわった人々に死が訪れ、彼らの子孫たちが現代のオークションに出品されるレッド・バイオリンを手に入れようと争う。

     オークションシーンが何度も繰り返され、一つのエピソードごとにレッドバイオリンを手に入れようとする人々の姿がまた一つ追加されていくところがサスペンスに満ちている。

     とにかく見事な脚本だ。久々に完成度の高い見応えのある映画を見た気がする。

     有楽町スバル座で「もういちど逢いたくて 星月童話」(no.51)を観る。

     レスリー・チャンと常磐貴子の共演。

     常磐の恋人レスリーは結婚直前に交通事故死する。心を癒すため香港を訪れると彼にそっくりの男がホテルで彼女を抱きしめる。レスリーが二役で潜入中の麻薬捜査官を演じている。麻薬捜査のストーリーは一時代前の「Gメン75」「キーハンター」のような展開で半分シリアスで半分荒唐無稽。それに常磐とのラブストーリーがからむ。

     なかなかかなわない恋はトレンディドラマのような雰囲気で常磐貴子の演じてきたドラマそのもの。常磐の下手な演技とレスリーのオーバーアクトで妙に日本と香港のドラマの特徴がミックスされた映画になった。


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    posted by アスラン at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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