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    2005年05月23日

    狂骨の夢 京極夏彦

     京極堂シリーズの三作目。前作「魍魎の匣」の後味の悪さに比べて格段に楽しめた。くしくも京極堂が間抜けな事件と喝破するように、おどろおどろした描写の合間にお馴染達の右往左往する姿を散りばめる事で、荒唐無稽なストーリーがミステリーとして一つに集約する場面を見事に描ききっている。面白い!

     面白いというだけじゃ簡単過ぎるのでもう一言付け加えると、当初このシリーズはミステリーじゃないと半畳を入れ続けたが、本作からミステリー色が強くなっている。これならばケチをつけようがない。
    (2004年10月25日読了)
    posted by アスラン at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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