2006年12月18日

くしこすのゆうびんばしゃ(クシコスの郵便馬車)(あ!クマの辞典)

【くしこすのゆうびんばしゃ(クシコスの郵便馬車)】

1.「『クシコス』ってなあに?」

 「あのワゴンで売りに来る、ドデンっと肉の塊が棒刺しになっていて、回しながら薄切りにそぎおとしたのをパン(ナン?)にはさんだやつ?」

 「そりゃシュラスコだって。クシコスって馬のことだってさ。」

 「じゃあ、『馬の郵便馬車』ってこと?誰だ、そんな間抜けなタイトルに翻訳したやつは。」

 「いやいや、案外正しいのかも知れないよ。馬が馬車使ってるのかもしれない。シュールと言おうか馬種差別的(人種ではない)と言おうか。」

 「…」

2.小中学生の運動会で必ず使われる、永遠不滅の競走用楽曲。

 驚いた!この歳になるまで、あの曲のタイトルも作曲家の名前も知らないで生きてきた。まったく穴があったら入りたいとはこのことだ。しかも聞いてみれば誰もが「ああ、あの曲だ」と納得するくせに、なんとタイトルの意表を突いた事か。クシコスだって。

 クシコスの語感の奇妙さにまず撃たれたあとに、毎度どん尻だった徒競走の忘れがたい記憶とともに、メロディとリズムが頭のなかを駆け巡る。しかも何度も何度もリフレインする。

 おまけにちょっと気を許すと、「天国と地獄」になったり「ウィリアム・テル序曲」になったりビゼーの「カルメン」になったりして、もう一度「クシコス」を別の引き出しから取りだそうと躍起になっている自分がいる。とりださなくていいてっば…。

 それにしても、当時のクシコス地方(だから地名じゃないって)の郵便馬車は、そんなにも先を争うように駆け回っていたのだろうか。競馬の用意スタートをイメージしやすい「タタター、タタター、タタタタタン」のドラマチックな導入部。一転して中盤から心なしかうきたつような「タッタッタッタッ、タッタッタッタッ、タッタタッタ、タッタタッタ〜」という軽快なメロディ。クシコス州の(だからちがうってば)馬車の操縦者(運転者?あぁ、郵便屋さんか)は、そんなにも仕事が楽しかったのでしょうか?

3.ドイツの作曲家ネッケの作品。原題は「クシコス・ポスト」で郵便馬車の意味。クシコス自体は「馬」を表す。邦題としては「クシコスの郵便馬車」と訳される。

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posted by アスラン at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | あ!クマの辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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