2006年10月26日

はむはまぜもの(ハムはまぜもの)(あ!クマの辞典)

[はむはまぜもの(ハムはまぜもの)]

 1.NHK教育テレビ「日本語であそぼ」の中で唄われる『にたものことば』に出てくるフレーズ。

 『にたものことば』は、紫式部の「枕草子」の有名な出だし「はるはあけぼの」を主調音にして、次々と似ているフレーズをラップにのせてレギュラー4人の子供達が歌い継いでいく。「にたものことば 似てるんだけど ちょとちがう」の歌詞のとおり、語感だけは似ているが意味は全然違っていて、しかもナンセンスな変わり方をするところが面白い。

 (例)「ナスはたべごろ」「カツはあげもの」「ジャムはなめとこ」「ビールは飲みごろ」「ギャグはだめもと」「サルはばけもの」

 2.『にたものことば』の歌詞からいつのまにか抹殺されたフレーズ。

 「カツはあげもの」と同じように所属するグループが何かを唄っていて絶妙である。しかも「カツはあげもの」の方はなるほど確かにそうだよなと思うくらいの心地よさなのだが、「ハムはまぜもの」の方はそういうグループなのかよという意外性に不意打ちされる。

 「ギャグはだめもと」と並んで一番心に引っかかるフレーズと言えたのだが、最近「ハムは食べとこ」に差し替えられている事に気づいた。たぶんハム業界からクレームがついたのだろう。本当の事であってももっと言いようがあるだろうという主張だったのかもしれないが、大人げない気がする。差し替えられたフレーズは一気になんの引っかかりもない面白みのないものになってしまった。

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posted by アスラン at 03:34| Comment(2) | TrackBack(0) | あ!クマの辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんばんは。
微妙な言い回しですが、だからといって「まぜもの」がダメで「食べとこ」なら良いのか?という感じもしますけれどね。
「ハムは日ハム」とか「ハムは丸大」なんて。
これじゃ似たもの言葉にはならないか・・。

 予約中の『そこに句読点を打て!』って、ちょっと読んでみたいなぁと思って、検索してみましたが、近所の情報図書館にも道立図書館にもありませんでした。
がっかり・・・。
Posted by とも子 at 2006年11月04日 20:58
とも子さん、こんばんは。

「食べとこ」は元々違うフレーズに使われてるんですよ。確か「ナスは食べとこ」だったかな?だから明らかに「まぜもの」をやめる穴埋めに、他の表現を使い回したんです。

「そこに句読点を…」はまだ手元にないのでなんとも言えませんが、もし句読点の打ち方に関心があるのでしたら、なんと言っても本田勝一の「日本語の作文技術」が一番です。ただし少々、理系向けのくどさがあるようなので(ようなのでというのは僕自身理系なので、くどさが感じられない)、オススメしていいものか自信がありません。

ところが最近、本田さんが中学生向けに、内容を絞り込んで分かりやすく書いたのが「中学生からの作文技術」なんです。これはずいぶん読みやすくなっているし、本田流句読点の打ち方のエッセンスはそのままなので、ぜひオススメしますよ。

 
Posted by アスラン at 2006年11月05日 01:51
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