2006年08月26日

「素襖落(すおうおとし)」「バタフライ・キス」(1998年5月3日(日))

 「ビヨンド・サイレント」を観ようと思ったが、30分前で既に立ち見。連休中なのでやむを得ない。代わりの映画が見当たらないので歌舞伎を観る事にした。

 幕見席(4階)で、「素襖落(すおうおとし)」を観る。今月は團十郎菊五郎との特別公演で、この一幕にも両人が登場する。話は落語のようなユーモラスな内容で大変に分かりやすく、観ていて全く飽きない。小一時間があっと言う間だった。

 昼食後、シネ・ラ・セットで「バタフライ・キス」(no.66)を観る。

 この映画館も初めて。有楽町ミラノだった頃はよく来たが、やはりきれいになった。ロビーが狭いのは相変わらずだが、席はまずまず。空調は以前と同様、ゴォーと音をたててものすごく冷している

 映画はイギリス映画。自ら神に見放されたと言い切る女が次々とヒッチハイクをしては人を簡単に殺してしまう。一方、年老いた母と暮しているおとなしい女が彼女を慕ってついていく。彼女を救えるのは私だけだと言って。

 悪魔と天使。そして最後に彼女たちは一つに融合するのだ。悪魔も天使もない。互いにないものを求めあってひとつになるのだ。映像はかなり強烈でちょっと抵抗があるが、ラストに持っていくにはやはりあれだけやらないと意味がないんだろう

 しかし、ちょっと久々に胸焼けがする映画だった。

カチンコ
 本作がマイケル・ウィンターボトム監督の初長編映画だった。とにかく鮮烈な映画でこういうモラルを破壊するような映画を作りたい監督なのかと思ったら、その後のフィルモグラフィーを見ると非常に器用な映画職人というイメージもある。とにかく本作以降目の離せない監督の一人になった。

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posted by アスラン at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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