2012年07月03日

「新潮文庫の100冊(2011年)」VS.「新潮文庫の100冊(2010年)」(再掲載)

 台風が2つも日本に同時に居座って、まだまだ残暑が厳しい9月も半ばを過ぎた。店頭から、「夏の文庫フェア」の展示も消えたというのに、いまだ恒例の「夏の文庫フェア」比較が終わらないというていたらくをどうしよう。どうたって、やるしかないじゃないか。来年も続けたければ。イチローの11年目の200本安打は残念ながら厳しくなってしまったが、イチローとて「だからあきらめます」などと言うはずもない。僕も淡々とゴールに向かうだけだ。さて、今年の「新潮文庫の100冊」は?

[表紙]
 マスコットのパンダ(Yonda?くん)は、微笑むこともあるんだな。例年の印象だと、読者に媚びることなく飄々として、時にほうけたような表情をうかべて、読書に没頭するイラストが多かった。今年の表紙の彼(彼女?)は確かに笑っている。笑うだけではない。「名作」のジャンルに挿入されたイラストでは、涙まで浮かべている。一瞬、これまでの作者(100%ORANGE)から新たな作家にバトンタッチしたのかと思ったのだが、それにしては作風があまり変わっていない。果たしていかに?
新潮文庫表紙2011年.jpg 表紙2010(新潮).jpg


[スペシャルカバー]

(2011年)8冊
吾輩は猫である 夏目漱石
人間失格 太宰治
注文の多い料理店 宮沢賢治
未来いそっぷ 星新一
夜のミッキー・マウス 谷川俊太郎
きらきらひかる 江國香織
ティファニーで朝食を カポーティ
赤毛のアン モンゴメリ

(2010年)10冊
こころ 夏目漱石
雪国 川端康成
羅生門・鼻 芥川龍之介
人間失格 太宰治
金閣寺 三島由紀夫
橋ものがたり 藤沢周平
江戸川乱歩傑作選
夏の庭 湯本香樹実
キッチン 吉本ばなな
老人と海 ヘミングウェイ


 昨年の10冊から今年は2冊減って8冊になった。相変わらず「新潮100冊」のスペシャルは、角川のように〈がっつく〉ところを感じさせない。あるいはナツイチのように「ひきつづきスペシャル継続します」みたいな〈安易さ〉の微塵も感じさせない。隙がないのだ。

 昨年から引き続いてスペシャルカバーを採用したのは、たったの一冊。それは「人間失格」のみだ。「こころ」「金閣寺」「江戸川乱歩傑作選」「夏の庭」「老人と海」の5冊は今年もラインナップされているが、あっさりといつもの表紙に戻している。「期間限定」は掛け値なしに今夏限定なのだ。

[ラインナップ]
新しく入った本56冊(2010年は44冊)
今年消えた本53冊(2010年は**冊)
全体109冊(2010年は106冊)

33->44->56

これは、この3年間で「新しく入った本」の冊数の推移を表している。これは「新潮100冊」史上驚くべき異変なのだ。僕がこの企画を初めてから早いもので10年になるが、「新潮100冊」は愚鈍と言われてもいたしかたないほどぶれなかった。かたくなに老舗としての自信を崩すことなく、毎回判で押したように100冊中入れ替えるのは30冊前後だった。コピーには手を入れてきたが、解説は変わらない。レイアウトもまったくと言っていいほど変えない(レイアウトは、今年も変わっていない)。

 これほど動きのない文庫フェアもないなぁ、よっぽどの自信があるんだなぁと思ったのだが、昨年ついに動き出した。今年もその流れは止まらない。ついに半分が入れ替わるという大変動が起きているのだ。

[躍進した作家]

神永学(0->2)
宮沢賢治(1->2)
宮部みゆき(1->2)
米澤穂信(1->2)


 神永学。僕にとっては無名に等しい作家が、今年の新潮文庫のイチオシのようだ。「天命探偵 真理省吾」シリーズから2冊が一気にライクイン。この破格な待遇も、これまでの「新潮100冊」にはなかったことだ。そもそもイチオシなどという姿勢はかつてなかった。なにしろ先年の「太宰治生誕100年」だったかに、太宰の作品を増やすことなく、徹底的に記念年を無視してきたのが、この出版社だったのだ。

 もちろん、ようやく他社並みに読者に媚びを売るようになったのかと言うつもりはさらさらない。もし、そう言いたい人がいるとするならば、あのお堅いNHKの最近の変わりようを見ればいい。時代に迎合することも、また大衆向けのメディアの宿命なのだ。

[後退した作家]
三島由紀夫(2->1)


 そもそも、これまでの新潮の方針では2冊入る作家は文豪か、多作の超売れっ子作家しかいない。今年、宮沢賢治が2冊入ったので、帳尻をあわせたとも考えられるが、三島由紀夫の後退は、神永や米澤といった「今が旬」の作家の躍進の割を食ったと考えた方がよさそうだ。

 新しく入った作家27人(2010年は28人)
 今年消えた作家31人(2010年は28人)

[キャッチコピー・解説]

 今年の特徴的な点は「コピーは短めに。太字でくっきりと」「解説はぐっと削って、分かりやすく」の2点だろう。なんというか、文字通りキャッチコピーでひきつけておいて、必ず解説まで読んでもらおうという戦略だ。せっかくコピーに立ち止まってもらっても、長々とした解説の文字の多さに挫折してしまう中高生が多いという心遣いではないだろうか。


こころ 夏目漱石
(2011年コピー)恋か。それとも友情か。あなたはどちらを選びますか?
(2010年コピー)友情と恋の、どちらかを選ばなくてはならなくなったら、どうしますか……。

コピー・解説ともに、昨年のを引継ぎながら、よりコンパクトにまとめてきた。解説の冒頭で「鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会い、”先生”と呼んで慕っていた。」というまとめ方は簡潔だ。昨年は「…出会った。不思議な魅力を持つその人は、”先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず…」と長々と説明が続く後半をばっさりとまとめてしまった。

吾輩は猫である 夏目漱石
(2011年コピー)日本一有名なネコの可笑しな人間観察日記

 今年から入った作品。「可笑い(おかしい)」とは言うが「可笑しな(おかしな)」って書くだろうか。ちょっと違和感がある表記だ。いやいや、それはまだ許そう。解説の「吾が輩の飼い主の書斎には、今日も一癖ありそうな友人たちや、近所の奥さん、ついでに泥棒までもが次々と襲撃中。」って、そんな騒がしい小説でしたっけ?なんか若い世代をひきつけたいあまりに、ずいぶん格調を下げた感じがする。

砂の女 安部公房
(2011年コピー)来る日も来る日も砂。私たちの日常も……。
(2010年コピー)来る日も来る日も砂、砂、砂。

 なんというか、作品を読んだことがある人は、昨年までのコピーのシュールさ、不条理さが納得できるだろう。だが、残念ながら今の世代には、書かれた社会状況も含めて意味不明になってしまう。現実との接点を確保しないと、新しい読者は獲得できないということか。

塩狩峠 三浦綾子
(2011年コピー)誰だって、他人のために死にたくない。…そうだろうか本当に?
(2010年コピー)他人の犠牲になんてなりたかない、誰だってそうさ−そうだろうか、本当に?

 ああそうか。今年のコピーになって初めて、昨年までのコピーがおかしいことに気づいた。「他人の犠牲」になったわけではない。そもそも事故の犠牲になっただけだ。「他人のために」自らを犠牲にする。それが今年のコピーだ。ところで解説の導入部が大きく書き改められた。「たまたま自分の乗った列車が、事故で暴走し始めたら…。さらに自分が犠牲を払えば、大勢が助かるかもしれなかったら…。」なんとなく何かににてないだろうか?そう、きっとこの解説を書き直した担当者は、あのサンデル教授の「白熱教室」のファンだったにちがいない。

さがしもの 角田光代
(2011年コピー)本の魔法はページを閉じてから始まる。
(2010年コピー)ページを閉じてから始まる本の魔法。

 昨年までは「偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生を変えるかも。」という解説の一文があったが、今年はそこから「かも。」がとれた。この本を読んだことがある人ならわかるだろうが、「ことばの魔法」は確かに存在するのだ。昨年までの解説者は控えめすぎたか、あるいはわかってなかったの「かも」。

砂漠 伊坂幸太郎

 今年の解説は「センセイの鞄」といい、この「砂漠」といい、字数を減らした上に、とてもよくまとまっている。今年の解説を読んだあとでは、昨年のくだくだしい文章は読む気がしない。とくに最期の決め言葉。「二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く爽快感100%の長編小説」(2011年)は、「洒落た会話を交えて軽やかに描く」(2010年)とくらべると、伊坂の文体の特徴をよく捉えている。

風が強く吹いている 三浦しをん
(2011年コピー)過去や評判が走るんじゃない いまのきみ自身が走るんだ。
(2010年コピー)「俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか」

 解説が全然違うんだなぁ、昨年と。「箱根駅伝を走りたい−そんな灰二の想いが、天才ランナー走(かける)と出会って動き出す」(2010年)が、「走ることに見放されかけていた天才ランナーの灰二と走。」(2011年)に変わった。あれ?灰二も天才ランナーだったのかい!昨年までの解説は、ただ「駅伝って何?」という点に焦点を当てていたけれど、今年はもっと具体的なおもしろさを読者に伝えようとしていて、グッドだ。

老人と海 ヘミングウェイ
(2011年コピー)男は死ぬまで闘いだ。人生は闘いそのものだ。
(2010年コピー)男は死ぬまで闘いだ。こんな薄い本でそれを悟れる君は幸福とだけ言っておく。

 後半の文をごそっとけずった。2010年のコピーはそれなりによかったと思うが、中高生相手には少し気取りすぎだろう。もう少し、直接的に訴えるコピーが好ましいということか。

罪と罰 ドストエフスキー
(2011年コピー)なぜ殺してはいけないのか?人生で一度は読みたい世界的巨編
(2010年コピー)世のため人のために殺ったはずだった。これほどの恐怖のオマケつきとは…。

 昨年とはセールスポイントがまったく違ってしまった。昨年までは「モーソー満載の饒舌体。推理小説と恋愛小説、青春小説の要素がすべて楽しめる!」などと熱く売り込んでいたが、今年の解説では「人間の業とは何か、強く深く考えさせる歴史的大作」と書かれた。うーむ。言いたいことはわかるが「大作」に「巨編」は積み上げすぎなんではないか。

ゲーテ格言集 ゲーテ
(2011年コピー)なんて贅沢な人生相談!悩みの答えがきっとある。
(2010年コピー)「地上のあらゆる所有の中で、自分のハートが最も貴重なものである」。ゲーテは、あたたかい人だったんだ。

 今年変わったコピーの中で、もっともいいと思った。昨年までのも決して悪くはない。けれど解説を読むと、格言すべてが「あたたかい人」のそれだとは思えない。もっと冷静に物事をながめ、隠された真理を突いてくるゲーテの明晰さに読者は引かれるのではないだろうか。

十五少年漂流記 ヴェルヌ
(2011年コピー)必要なものは、勇気と知恵、そして仲間
(2010年コピー)しなやかさとしたたかさ、そして仲間。子どもだけの力で、どこまでやれるか。

 なるほど、後半をけずった方がコピーとしては切れ味がいい。

シャーロック・ホームズの冒険 コナン・ドイル
(2011年コピー)赤髪組合?まだらの紐?イギリスを名探偵と駆け巡れ!
(2010年コピー)赤髪組合?まだらの紐?謎だらけのイギリスを名探偵と駆けめぐろう!
 これは改悪のパターンだ。たんに「イギリス」ではなく、ホームズがいるからこそ「謎だらけの」という形容詞が活きてくる。とってしまったら面白くない。でも、よくよく考えたら「イギリス」ではなく「謎だらけのロンドン」にすべきではないか。

フェルマーの最終定理 サイモン・シン
(2011年コピー)数学者たちが生涯を賭けて求めた恐ろしくも美しい一行の真理。
(2010年コピー)恐ろしくも美しい数学の魅力。数学者たちが生涯を賭けて求めた一行の真理。
 うまい!昨年までのコピーをきりっとしまった一文にまとめた。

赤毛のアン モンゴメリ
(2011年コピー)美人じゃないけど最高にカワイイ!アンは女の子の永遠の憧れです。
(2010年コピー)美人じゃなくても こんなに元気、こんなに幸せ。アンは女の子の永遠の憧れです。

 「元気で幸せな人」。これこそ「カワイイ」の定義です。「カワイイ!」一語の破壊力が抜群だ。グッドです。

[今年新たに入った本(56冊)]

きみの友だち 重松清
コールドゲーム 荻原浩
ティファニーで朝食を カポーティ
伊豆の踊子 川端康成
黄色い目の魚 佐藤多佳子
火車 宮部みゆき
山椒大夫・高瀬舟 森鴎外
走れメロス 太宰治
太陽の塔 森見登美彦
痴人の愛 谷崎潤一郎
蜘蛛の糸・杜子春 芥川龍之介
鳥人計画 東野圭吾
沈黙 遠藤周作
白州正子自伝 白州正子
不思議の国のアリス ルイス・キャロル
片眼の猿 道雄秀介
魔性の子 小野不由美
恋せども、愛せども 唯川恵
悪人正機 吉本隆明・糸井重里
暗渠の宿 西村賢太
うそうそ 畠中惠
うらおもて人生録 色川武大
エンキョリレンアイ 小手鞠るい
風の男 白州次郎 青柳恵介
きらきらひかる 江國香織
甲子園が割れた日 中村計
孤高の人 新田次郎
心に龍をちりばめて 白石一文
狐笛のかなた 上橋菜穂子
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎
さよなら渓谷 吉田修一
シズコさん 佐野洋子
忍びの国 和田竜
しゃぼん玉 乃南アサ
女子中学生の小さな大発見 清邦彦
Story Seller 新潮社ストーリーセラー編集部・編
スナイパーズ・アイ 神永学
青年のための読書クラブ 桜庭一樹
せんせい。 重松清
タイム・ラッシュ 神永学
旅のラゴス 筒井康隆
注文の多い料理店 宮沢賢治
東京島 桐野夏生
トリツカレ男 いしいしんじ
なんくるない よしもとばなな
人間の建設 岡潔、小林秀雄
儚い羊たちの祝宴 米澤穂信
花宵道中 宮木あや子
パーマネント野ばら 西原理恵子
僕はいかにして指揮者になったのか 佐渡裕
無言歌 赤川次郎
夕映え天使 浅田次郎
夜のミッキー・マウス 谷川俊太郎
龍は眠る 宮部みゆき
吾輩は猫である 夏目漱石
ワーキングガール・ウォーズ 柴田よしき


[今年消えた本(53冊)]
「さよなら」が知ってるたくさんのこと 唯川恵
5万4千円でアジア大横断 下川裕治
ヴィヨンの妻 太宰治
エイジ 重松清
ガンに生かされて 飯島夏樹
キッチン 吉本ばなな
きつねのはなし 森見登美彦
こころの処方箋 河合隼雄
サマータイム 佐藤多佳子
しゃばけ 畠中恵
つめたいよるに 江國香織
ナイン・ストーリーズ サリンジャー
一億円もらったら 赤川次郎
一夢庵風流記 隆慶一郎
押入れのちよ 荻原浩
仮面の告白 三島由紀夫
海と毒薬 遠藤周作
海馬 池谷裕二・糸井重里
絵のない絵本 アンデルセン
蟹工船・党生活者 小林多喜二
散るぞ悲しき 梯久美子
屍鬼 小野不由美
思い出トランプ 向田邦子
七つの怖い扉 阿刀田高、小池真理子、鈴木光司、高橋克彦、乃南アサ、宮部みゆき、夢枕獏
重力ピエロ 伊坂幸太郎
春琴抄 谷崎潤一郎
深夜特急1 沢木耕太郎
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 村上春樹
精霊の守り人 上橋菜穂子
青い鳥 重松清
点と線 松本清張
凍える牙 乃南アサ
東京湾景 吉田修一
白川静さんに学ぶ漢字は楽しい 小山鉄郎
にごりえ・たけくらべ 樋口一葉
橋ものがたり 藤沢周平
二十四の瞳 壺井栄
八甲田山死の彷徨 新田次郎
キッドナップ・ツアー 角田光代
ひとがた流し 北村薫
ビルマの竪琴 竹山道雄
マイマイ新子 高樹のぶ子
レベル7 宮部みゆき
向日葵の咲かない夏 道尾秀介
放浪記 林芙美子
坊っちゃん 夏目漱石
僕僕先生 仁木英之
友情 武者小路実篤
羅生門・鼻 芥川龍之介
流転の海 宮本輝
恋愛脳 黒川伊保子
朗読者 ベルンハルト・シュリンク
老子と少年 南直哉

(2011/9/17初出)
posted by アスラン at 06:20| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 夏の文庫フェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても面白い記事ですね!!

今更な話題かもしれませんが、新潮文庫が2008年・2009年・2010年・2012年に出した限定specialカバーに、それぞれ違いはあるのでしょうか?
帯だけでしょうか?それとも文字の色も……?あまり覚えていません。
ブログ主様はおわかりになりますか?
ご存知でしたらお教えいただきたいです。
Posted by あいみち at 2012年07月20日 18:14
あいみちさん、コメントありがとう。

スペシャルカバーについては、毎年の比較記事でそれなりに変化をトレースしてきました。記事を読んでいただければわかりますが、基本的にはモノカラーに銀押しのようなタイトル・作者名が入り、タイトル名と作者名のローマ字が併記されているところが、「とってもスタイリッシュで大人向け」という印象でした。

その後2009年ではスペシャルカバー仕様の本が4冊から10冊に増えます。色見本のような印象的なモノカラーの取り合わせが増えました。このスペシャルカバー仕様の本の冊数は、先行する角川やナツイチを追い抜く大英断だったのですが、翌2010年には角川・ナツイチともに冊数を増やして新潮文庫を追い抜きます。

そして昨年2011年の夏。新潮は冊数をさらに倍近くの18冊に増やします。ただ増やすだけではなく、スペシャルカバー仕様の本をローテーションしていきます。つまり、色遣い以外は統一されたスタイルのカバーゆえに、どの本でもスペシャルカバーにしやすく、どの本でも元のカバーに戻すのは簡単。だから、どの本をスペシャルカバーにするかという取り合わせは、なんとなく担当者のセンスにかかってくるという感じがします。

角川の手拭いデザインのカバーも新潮文庫のコンセプトをいただいた形になり、あらためて新潮のスペシャルカバーの自在さを証明する事になりました。ナツイチも今年から同種のカバーを増やしました。昨年までの作品に特化したスペシャルカバーでは太刀打ちできないと気づいたのではないでしょうか。
Posted by アスラン at 2012年07月23日 19:52
このコメントのあと、さらにじっくり読んで書いてあることに気づき、失礼だったと反省しました。すみません。

でも深い考察つきでお返事いただけて嬉しかったです。
ありがとうございました!
また見に来ます。
Posted by あいみち at 2012年09月09日 20:57
あいみちさん、ご丁寧な再コメントありがとうございます。

「失礼だった」などという事はありませんので、ご安心ください。1年間の差分を書いていく趣向の記事なので、同じテーマ(スペシャルカバー)がどのような経緯で始まって、どのように推移したかがすぐに分かるようには書かれてないんですよね。

あいみちさんに指摘されて調べてみて、改めてスペシャルカバーの変遷を思い出す事ができました。

これからもよろしく。
Posted by アスラン at 2012年09月12日 12:54
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