2006年07月12日

「四月物語」「シーズ・ソー・ラヴリー」(1998年4月4日(土))

 渋谷のシネ・アミューズで「四月物語」(no.46)を観る。

 岩井俊二監督のプライベート・フィルムと言える映画。

 特にストーリがあるわけではなく、東京の大学に通うために上京して一人暮らしを始める女の子(松たか子)が、初めての環境に慣れないでいる心の緊張とときめきをサスペンスとコメディを交えて描いている。

 「ラブレター」と同様、綺麗々々した映像作りがやや紋切り型であるが、松たか子という旬の素材を生かして自由に思い付くままに撮り切っているので好感がもてる。

 シネマライズで「シーズ・ソー・ラヴリー」(no.45)を観る。

 信じがたい程互いを愛し合うモーリーンとエディ二人の純愛ドラマ。

 アパートの隣人にレイプされても、エディが隣人を殺しかねないからといって黙っているモーリーン。エディは彼女の嘘を見破って精神のタガが外れて暴れ回り精神病院に入れられてしまう。10年後に退院した時にはすでにモーリーンは再婚し子供が3人できている。それでもモーリーンは家族を捨ててでもエディと暮すことを選択する。

 エディを演ずるショーン・ペンの狂おしく切ない表情が素晴らしいし、今は亡きジョン・カサテベスの最高の脚本を見事に映像化した息子ニック・カサテベスの手腕も光っている。

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posted by アスラン at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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