2006年04月03日

「十二夜」(1998年5月24日(日))

 恵比寿ガーデンシネマで「十二夜」(no.73)を観る。

 シェークスピアの同名の喜劇の映画化。

 監督は数々のシェークスピア作品を手掛けてきた舞台演出家トレバー・ナンだ。

 双子の兄妹が海で遭難し離れ離れになる。妹ヴァイオラは兄の行方を求めて他国の公爵に仕えるため男装して小姓となる。男装ゆえ公爵からは愛されず、公爵が愛する令嬢(ヘレム・ボナム・カーター)からは愛を打ち明けられるという設定の可笑しさ。戯曲としての面白さを余さず映像化している。

 ヴァイオラを演じるのは「いつか晴れた日に」で主人公のカップルの恋路を阻むあざとい令嬢役に扮したイモジェン・スタッブス。今回は男装の女性をうまく演じていて似合っている。かえって女性に戻った時の印象の方が嫌味かもしれない。

カチンコ
 例のアカデミー賞受賞作「恋に落ちたシェークスピア」でグゥイネス・パウトロウが男装するアイディアは、本戯曲のヴァイオラのエピソードから取られている。あの作品は様々なシェークスピア作品からのアイディアの引用がある。そうだ。アッテンボローの「ガンジー」で主役を演じたベン・キングスレーが狂言回しの役を怪演している。ヘレム・ボナム・カーターのヴァイオラに女のサガをさらけ出して追い求める姿も喜劇らしくて楽しい。

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posted by アスラン at 03:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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