2006年03月26日

「ウワサの真相ワグ・ザ・ドッグ」「山猫(イタリア語版)」(1998年6月7日(日))

 日比谷のシャンテ・シネで「ウワサの真相ワグ・ザ・ドッグ」(no.78)を観る。

 大統領のセクハラをもみ消すために、腕利きのもみ消し屋とハリウッドの有名プロデューサーが組んで戦争をでっち上げてしまう

 全編シャレで作られた映画だ。そのせいかデ・ニーロダスティン・ホフマンも肩の力の抜いて演じている。先に観た「スフィア」と同じ監督が作ったとは思えないほどバリー・レビンソンもコメディを楽しんで撮っている。

 ただこういう時事ネタを織り込んだ映画はすぐに風化する。今なら「We Are the World」のパロディにニヤっとできるが、10年後、20年後は何の事かも分からなくなってしまうだろう。

カチンコ
 ほら風化したでしょ。まだ分かるって?マイケルが女装したりしてくれるうちは風化しないか。ってこのネタはすぐに風化するね、きっと。分からない若い人はお父さんお母さんのレコード棚を探そう。きっと一枚ぐらいあるはずだよ、「ウイ・アー・ザ・ワールド〜」

 三百人劇場で「山猫(イタリア語版)」(no.77)を観る。

 言わずと知れたヴィスコンティ監督の代表作だ。

 この劇場の席は座りごこちが最悪なので3時間6分は正直言ってきつかった。しかし映画はとびきりの一級品だ。何どもテレビでやっているので観ている気になっていたが、ちゃんと観るのは今回が初めてだ。

 時代が移り行き、貴族は没落し新興の地主にとって変られる。「山猫」と呼ばれたサリーナ公爵も、時代の波と自らの老いに逆らえずに静かに人生の黄昏を向かえようとしている。その寂しさと貴族の生活の絢爛豪華さとが、対照的に見事に描かれている。

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posted by アスラン at 01:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『山猫』を観た
Excerpt: BS-2で放送されたヴィスコンティの『山猫』(イタリア語完全復元版)を観ました。非常に面白かったです。 簡単な感想はCineKen2-FORUMに書き込みました。ご興味のある方はそちらへどうぞ。(記..
Weblog: orfeo.blog
Tracked: 2006-03-27 14:38
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