2006年03月05日

「アサシンズ」「孤独の絆」(1998年6月21日(日))

 渋谷のシネ・アミューズで「アサシンズ」(no.85)を観る。

 盗みに入った部屋の持ち主が、実は長年暗殺を生業としてきた老人で、主人公の青年は彼から後継者として見込まれ暗殺の手解きを受ける事になる。しかし青年は自分一人では精神的に勤まらないと考えて、老人の目を盗んで友人の弟である少年に老人から教わった事を手解きしてしまう。

 殺す相手を目の前にして老人が殺しの方法を伝授するシーンが非常に残酷で怖い。人のよさそうな老人が一変して青年に「相手の口に向かって撃て」と怒鳴る。すでに相手は血まみれで命乞いをしている。これらのシーンはあまりに直接すぎてショッキングだ。

 逆に精神的に追い詰められた青年が夜眠れずにひたすらテレビをザッピングするシーンは現代的ではあるが、これまた観ていて楽しいシーンではない。全編緊張を強いられる映画だ。

  スペイン坂のいきつけのイタリア料理屋で昼食。その後新宿に移動してシネマ・ミラノで「孤独の絆」(no.84)を観る。

 高校の時、よく来た小振りの映画館だ。その当時は名画座だったが。

 兄の罪をかぶって刑務所に入った弟ジョーイが6年ぶりに出所して兄の家にもどる。刑務所でひどい仕打ちをうけて感情表現がなかなか出来ないが、次第に人間性を取り戻して過去を清算して人生をやり直そうとする。

 二度と刑務所に戻りたくないというジョーイの周辺は、あまりにも絶望的に貧困や暴力や麻薬に満ち溢れているが、クライマックスの惨劇とは打って変わって、明るいラストがうれしい

 ジョーイ役のティム・ロスが実にすばらしい演技をしている。また、あの「ゲーム」に出て来た謎の女役のデボラ・カラ・アンガーも兄の妻を好演している。彼女はヤクザな生活に疲れ切った顔がよく似合う。

↓クリックの応援よろしく!
banner_04.gif
人気ブログランキング
posted by アスラン at 04:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/14186586
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。