2006年02月11日

「ジューンブライド 6月19日の花嫁」「Uターン」(1998年7月5日(日))

 丸の内松竹で「ジューンブライド 6月19日の花嫁」(no.96)を観る。

 原作は乃南アサの推理小説。

 記憶喪失で過去を失った池野千尋の過去を繋ぎ留めるものは6月19日という日付だけ。過去を手繰りよせると、さらにその先に別の過去があり別の千尋がいる。一体本当の彼女はどれか?彼女が本当に愛した相手は誰なのか?

 描くは、あの大森一樹だが、大した事のない映画だ。富田靖子の演じる千尋に恐怖感がないので観ていて少しも怖くない。サスペンスのないサスペンス映画。登場人物すべてに緊張感がない。つまらない。退屈な映画。

 大森さん、どうしちゃったの?

 松竹セントラル3で「Uターン」(no.95)を観る。

 僕にとっては最低の監督オリバー・ストーンにしては見せる映画を作った。

 よそ者をうけつけないアリゾナの砂漠の街で「Uターン可」の標識を無視したばかりにショーン・ペン演じるやくざなギャンブラーは、抜け出す事の出来ないアリ地獄のような現実をさまようことになる。

 ストーリーも強烈。出てくるキャラクターも欲望に満ちて悪魔的でこれまた強烈。惨めで情けない目に会いっ放しのギャンブラーをショーン・ペンが見事に演じている。最近の彼は最高だ

 これでメディアが「ストーン・スタイル」などと持ち上げるつまらないイメージカットの挿入がなければ文句はないのだが…。
(ブログ「大いなる遡行」より転載)


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posted by アスラン at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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