2008年07月05日

川崎市立図書館の新予約システム、ついに起動!

 半月の準備期間を経て7月1日から、ついに川崎市立図書館のサイトがリニューアルした。まずびっくりしたのがトップページだ。どこかの公共機関のホームページのようにいろんな文字情報にあふれている。おまけに右脇には広告枠がいくつも縦に並んでいて募集中だそうだ。
すごいな、思い切ったことをするもんだ。それより、いったい図書検索システムはどこに行ったんだ。

 よく見ると「蔵書検索」のタイトルで、本のタイトルや作家名をいれる枠があった。これが今度の図書検索かぁ。ずいぶん簡略化されちゃったなぁ、大丈夫か。まあ、その下に詳細検索へのリンクがあるのでたどってみる。あった、あった。でも以前のレンガ色の背景とドシッとした入力枠のデザインは一掃された。背景は白一色で入力枠もシンプルで、色気がなく頼りない。これで新図書館予約システム、本当にパワーアップしたのかなぁ。

 しかし見た目の脆弱さとは違って、使ってみるとじわじわとその実力は見えてきた。まず詳細検索の項目に待望の「所蔵館」ができた。以前から立川にあって川崎になくて不便きわまりないものとして、この「所蔵館」検索を挙げてきた。どういう効果があるかは言うまでもない。最寄りの図書館でいますぐ借りたい場合に便利な機能なのだ。たとえば志賀直哉の本をなんでもいいからすぐに手に入れて読みたいとする。ならば作家名で検索して、会社帰りに週末に最寄りの図書館で書架から受付に持っていけばいいのだが、所蔵館の項目がなかった以前のシステムだと、作家名で検索されたたくさんの書名一覧を1冊1冊選択しては所蔵館を確かめる、という途方もない労力を必要とした。僕としては、この機能追加だけでも今回のバージョンアップを評価したい気分だ。

 細かいことだが、検索ボタンを押さずにリターンキーを押すだけで検索が開始する。使い勝手がずいぶん違う。

 さて「利用者メニュー」タブを選ぶと、「予約状況照会/貸出状況照会/メールアドレス登録」のメニューがでる。どれかを選ぶと「ログイン」画面が出てくるので、カード番号とパスワードを入力する。ここまでは以前と同じだ。変わったのはここからだ。以前だと「予約状況」と「貸出状況」を行ったり来たりする場合は、その都度番号とパスワードの入力を求められたが、新システムでは一度ログインすれば、あとは自由に利用者情報にアクセスできる。どうせならば、立川のように予約状況と貸出状況を1画面にまとめてくれれば言うことない。

 「予約状況照会」画面では予約順位が表示された。6月に予約した「別冊・図書館戦争1」の予約待ちがはじめて3番だと判明した。記念すべき瞬間だ。そうこうするうちに、予約順位が2に減った。オ〜、何てこったい。リアルタイムで状況が更新しているではないか。えっ、それって当たり前でしょ、ですって。そうでもないんですよ、川崎では。以前のシステムの更新時期は明け方の1回きり。だから「回送中」という表示が出ても、果たして帰りがけに指定図書館で受け取れるかどうかなんてはわからなかった。リアルタイム更新はいいね〜。

 さらに今度は「貸出状況照会」画面へ移動。こちらも売り物の「貸出延長ボタン」がひっそりと画面下にあった。なんとまあ地味なこと。試してみようかなぁ。実は3冊借りてるんだけど、まだ返却日は来週末。でも試したい。やっちゃおうとばかり押してみる。押した日から2週間後の返却期限に延長します、というメッセージが出て、確認ボタンが表示された。押してみる。瞬時に「延長されました」。なんとアッサリとした手ごたえ。あまりの手ごたえのなさに、ほかの2冊もついつい延長しちゃいました。

 さらに知りたいのは、延長の延長はできるのかどうか。たしか窓口に持っていって再延長をお願いするとダメだったはず。新しい機能のお知らせ画面には書いてない。できるのかなできないのかな。実は今日判明したのだが、携帯から利用者メニューにアクセスして、貸出状況照会画面を見ると、さりげなく「延長ずみ書籍」は延長対象外だと書かれていた。やっぱりそうだったか。調子にのって延長ボタンをむやみに試さなければよかったな。

 最後に敢えて苦言を言えば、いい機能が追加されたのに、「使い方の説明」がまったく整備されていない。再延長ができないことは、おそらくシステムの制限ではなく図書館としてのポリシーなんだろう。今に始まったことではないが、ならば何故サイトのどこにも書かれてないのだろう。図書館システムの使い方および図書館の使い方の充実も、この機会にお願いします、川崎図書館様。

 そうそう、最後に一番重要なことを付け加えておこう。検索応答がかなりよくなった。スルスルと検索できます。これがなにより大事なことですよね。

↓クリックの応援よろしく!
banner_04.gif
人気ブログランキング
posted by アスラン at 17:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館のすべて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。